キース・ジャレット@神奈川県民ホール

5/6　東京公演もあったのに、あえて神奈川を選んだ理由。

「ライブ前に中華街のお気に入りのお店で、
　美味しいものでも食べてGWの〆にしよー！」
と目論んでいたから。。。。

が、しかし。
前日相方がコンタクトを紛失し、
ライブ前に新しいのを買いに行ったら
案の定、休日のコンタクト屋は激混み状態。
結局ご飯食べる時間なんぞなくなって、
それでも意地でココでダッシュで中華食べたんだけど、
これなら都内にあるし、わざわざ神奈川公演とった意味ないじゃん！
という残念な結果に。。。。ううむ。

さて、そんなことはさておき、キース・ジャレット。
例の疑問を解決すべくライブに臨む。

ライブ版CDやライブ映像で見聞きはしていたけどやっぱりすごい。
ノってくると、まるで何かに憑かれたかのように
イスから腰を浮かせ、頭を振り、ついでにお尻も振り、
例の「あー」とも「うー」とも「にゃー（と私には聞こえる）」
ともつかない声でメロディをとる。
しかも思ってたより声が響く！
一種独特の雰囲気で、完全にそっちの世界に観客を引き込む力。
耳に触れるのはスタンダードのなのに、
触れてる空気はスタンダードじゃない、なんか不思議。

終わった瞬間、大きなホールの観客がほぼ総立ちで
スタンディングオベーション！
沸き立つ会場におされてか？２度もアンコールに応えてくれた。

会場の感動が伝わって、とても気持ちよかった。
たまにはこういう大きいホールのライブもいいなぁ。
ま、これだけのホールをいっぱいにして、
これだけ感動させられるジャズミュージシャンって
それほど多くはないと思うけど。。

中華は残念だったけど、GWのいい〆になりました。