10/20 この小説、実家で購読している新聞の連載小説でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/75/d6157a175067ddd6c8bf3794ea3182a3.jpg)
当時の私はこの内容に興味を持つような年齢ではなかったのですが記憶はあり。
なぜなら父がいつも、この小説や宇野千代という人を酷評していたから(笑)
奔放な恋愛遍歴や生き方は、根がお固い父には
「わけがわからん!」という感じだったのでしょう。
ま、当時40代の父が「宇野千代、いいよね~」なんて言ってたら気持悪いし。
子供の頃の記憶というのは、すごい影響を与えるもので、
「父がダメというものは、きっとダメなものなんだろう」
と深層心理で思ってたかどうかはわかりませんが、
女性陣にはファンも多く、今でも回顧展など開かれてる
彼女の小説や着物や生き方みたいなものも、
なんとなく素通りしてきてしまったのでした。
が!しかし、oliveさんのこの日記を読んで
突如思い出した宇野千代の存在。
なぜか急に気になりだし……たけど、
心のどこかでまだ疑いを持ってたので(笑)
ブックオフでやす~く文庫本を購入。
そしてさらに、後回し後回しになり、
やっと手をつけたのは数ヶ月後。
ところが、手をつけた途端、
するするするする~っと読んでしまったわけで。
いや~すごい。
想像以上に自由奔放、名だたる人たちとの恋愛遍歴、交遊歴。
私は通常、何かに秀でた人っていうのは、才能もそうだけど
「人並みはずれた集中力」と持っている人、と思ってるのですが、
多分彼女もその類いだと思います。
恋愛に、家作りに(生涯で13軒の家を建てた!)、小説に、仕事に。
思い立ったらすぐ行動し、ひたすらそのことだけに執心する。
ある意味それも、すごい集中力の結果なのではないかと。
「女」の匂いを強烈に感じる作家や作品、
特に波瀾万丈な女の一代記みたいなものって
「それって小説じゃない、自己顕示欲だ」などと分かったようなことを思い、
なんとなく避けてたんですが、
やっぱり事実に勝るものなし、って感じで、面白いんだな。と実感。
いや、こういうものが面白いと思える年齢になったのかな。
父に言ったら「あんな物読んでるのか?」って言われそうだけど。笑。
hip jointメモ/
プール歩行45分、水中筋トレ1回。筋トレ1回。
またまた膝が少し痛い。大事にしないと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/75/d6157a175067ddd6c8bf3794ea3182a3.jpg)
当時の私はこの内容に興味を持つような年齢ではなかったのですが記憶はあり。
なぜなら父がいつも、この小説や宇野千代という人を酷評していたから(笑)
奔放な恋愛遍歴や生き方は、根がお固い父には
「わけがわからん!」という感じだったのでしょう。
ま、当時40代の父が「宇野千代、いいよね~」なんて言ってたら気持悪いし。
子供の頃の記憶というのは、すごい影響を与えるもので、
「父がダメというものは、きっとダメなものなんだろう」
と深層心理で思ってたかどうかはわかりませんが、
女性陣にはファンも多く、今でも回顧展など開かれてる
彼女の小説や着物や生き方みたいなものも、
なんとなく素通りしてきてしまったのでした。
が!しかし、oliveさんのこの日記を読んで
突如思い出した宇野千代の存在。
なぜか急に気になりだし……たけど、
心のどこかでまだ疑いを持ってたので(笑)
ブックオフでやす~く文庫本を購入。
そしてさらに、後回し後回しになり、
やっと手をつけたのは数ヶ月後。
ところが、手をつけた途端、
するするするする~っと読んでしまったわけで。
いや~すごい。
想像以上に自由奔放、名だたる人たちとの恋愛遍歴、交遊歴。
私は通常、何かに秀でた人っていうのは、才能もそうだけど
「人並みはずれた集中力」と持っている人、と思ってるのですが、
多分彼女もその類いだと思います。
恋愛に、家作りに(生涯で13軒の家を建てた!)、小説に、仕事に。
思い立ったらすぐ行動し、ひたすらそのことだけに執心する。
ある意味それも、すごい集中力の結果なのではないかと。
「女」の匂いを強烈に感じる作家や作品、
特に波瀾万丈な女の一代記みたいなものって
「それって小説じゃない、自己顕示欲だ」などと分かったようなことを思い、
なんとなく避けてたんですが、
やっぱり事実に勝るものなし、って感じで、面白いんだな。と実感。
いや、こういうものが面白いと思える年齢になったのかな。
父に言ったら「あんな物読んでるのか?」って言われそうだけど。笑。
hip jointメモ/
プール歩行45分、水中筋トレ1回。筋トレ1回。
またまた膝が少し痛い。大事にしないと。
…と思いながら読むのですが、
周囲の人は迷惑だったでしょうね、なんて冷静に思ってみたり。
>自己顕示欲だ
チヨ“おばぁちゃま”が書いたものだから、なおさら
反発心なく面白く読めるのかもしれませんね。
林真理子『女文士』は、真杉静枝というチヨさんの足元に及びたくても
及べなかった悲しい作家のお話、これはこれでふむふむ、という感じでございました!
もう既にお読みでしたらスミマセン。
で、お勧めするほど記憶には残っていません(笑)
消えてますた(ノДT)アゥゥ
この本、
目にした事はありますが
私もmatildaさんと同じような理由で
なんとなああ~~~く
避けていましたが
コメントを読んで
ちょっと興味がわきました♪
私もブックオフってみようかな?・笑
名前くらいしか知らなかったのだけれど、
そんなに、「奔放」な生き方って、どんな~?!
すごく、気になる。気になる。気になる。
絶対に読んでみようと、心に決めたのだった。
oliveさんのおかげで、宇野千代の存在を思い出せました。
本当にありがとう!
あの時代にこの生き方って、ホント、すごいですよね。
瀬戸内寂聴とかも、面白いのかな?読んだことあります?
Miyauさんへ
いや~面白いです。女の一代記。
特に古い時代好きのMiyauさんだったら、
明治の頃の雰囲気や名だたる登場人物に、
きっと興味をそそられると思いますよ。
じーごんへ
彼女の奔放さを表すひとつの言葉として。
「徹子の部屋」に出た時の黒柳徹子の言葉が面白かったよ。
「宇野さんは、『あの人と寝た、この人と寝た』と、
まるで昼寝でもされたかのようにおっしゃるのね」だって。
その寝る相手がまた、すごいのよ。
そういう人に愛される宇野千代って、やっぱすごいんだ、
って思ってしまいました。
もちろん、恋愛遍歴だけじゃないけどね。奔放さは。
薄墨の桜・・が印象的でした。