昨日は同居人と行ったのですが、どうも合わなかったらしく、この映画を気分がノッてない人の隣で観なければならなかったという…これって、まったくの「想定外」
おかげで、昨日以来「冷戦!」
ああ、エドナとウィルバーみたいに「ミュージカルで仲直り」できたら、どんなにいいでしょう♪
で、次回は、ちゃんと「付き合ってくれる人を選んで」いくことにしました(笑)
さて、このHAIRSPRAY
数年前に初めてブロードウェーで観たとき、心地よい高揚感に浸りながらも
「あり得ないでしょ~、こんな夢のような話。すべて、こんな風に理想的に事が運ぶ訳がないのに…こんな夢想をするなんて…あなたたちは馬鹿だよ!」と半ばあきれながら、でも、心の中では感動の涙を流していました。
でもね、やはり「とりあえず」「夢や理想を形にしてみせる」ということって、とても大切なんですよね…うん。
それで、ネット上を散策して、ちょっと映画の感想などを読んでいると、かなり評判がいいんですね。「感動した!」と大絶賛しているものが多いですよ。
わぉ~、
最近では、こういう「アメリカ式マインド・コントロール」を「快」と感じる人が多くなったってことでしょうか(?){自分のことは棚に上げています}
なんとまぁ~「感性のグローバル化」ですかね…
うちの同居人は結構「反米」なんで、拒絶反応を起こしたようです(笑)
さて、映画の話ですが、今回の映画は舞台ミュージカルとストリーが違う部分がかなりありました。以下、ネタばれしております~
まず、リトル・アイネスがトレイシーと一緒にオーディションから追い出されるシーンはありませんでしたね。あそこがあった方が、よりラストがドラマテックになるんじゃないだろうかと思うのですが…
でも、舞台で観ていても、10歳にもならないような幼い女の子が人種差別主義者に追い返されるシーンはかなり過激に映ります。(来日公演では、{おそらく}小柄な成人の女優さんが演じていて、かなり微妙でした。日本の場合は児童の就業規定などが厳しいらしいので仕方がないのかもしれませんが)
で、ここを映画でやってしまうと、やはり本国でも、かなりショッキングなシーンとして受け止められてしまうんでしょうね。先日のルイジアナの事件のニュースなどを耳にするにつけても、まだまだこのあたりは「取扱注意」な素材なんだろうなと感じます。
実際(これだけでさえ)ミシェル・ファイファーの子どもたちは、この映画を見てかなりショックを受けたと伝えられています。
(ママがレイシストになった!…と驚いたようですよ。それほど真に迫った演技だったのですよね。)
また、舞台では、トレイシーがオーディションで選ばれる経緯を見せるシーンで、コーニー・コリンズが「ブラウン管の向こうにいる子どもたちの多くはトレイシーのような体形か、又は黒人なんだ。彼らには等身大のアイドルが必要だろう?!」と主張するところがあったと思うのですが、ここのシーンは映画にもあった方が良かったですね。今日にも共通する問題とも考え合わせられるし、その後の展開にも無理がなくなるんではないでしょうか。もっとも、その分、映画では、黒人と白人の境界を越えて果敢に踊るトレイシーを強調していますが…
しかし、巷ではトラボルタの女装ばかりが話題になっていますが、私としてはですね…クリストファー・ウォーケンの「あれ」の方がインパクトありました!ヤバ過ぎるでしょ!ホントに大丈夫なんでしょうか~(笑)あのままハロウィーン・パーティーに乱入できそうですよ。
あとは、ミスター・ピンキーのジェリー・スティラー!
でも、スクリーンで見ると…やはりお歳だな、と。
でも、最初の電話のシーンから、しっかり「フランク・コスタンザ参上!!」こちら
大喜びさせていただきました☆
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