見出し画像

And This Is Not Elf Land

Nathan Gunn

既にご存知の方も多いかと思いますが、6月にNHK衛星放送3つのチャンネル合同で「ニューヨーク、まるごと72時間」なんてやるそうじゃありませんか!?…ちょっと、私にどうしろというの!!(?)

まぁ、MLBは連日大盛り上がりですし、トニー賞の時期ですし、あちらには鬱陶しい梅雨もないし…しかし、もう72時間まるごと「New Yorkに行きたいか~っ?!」って企画じゃありませんか!!

それで、いろいろな番組が放送されるようですが(もちろん、トニー賞授賞式も)注目はメトロポリタン・オペラの舞台ですよ。これはハイビジョン放送でなのですが(家じゃ入らない~)一発目は「魔笛」。

これは昨年末に上演され、アメリカではNPRが中継。日本でも、何らかの形で、その映像が中継されていたと思います。(TVではなくて…東京のどこかで観ることが出来たはず。ま、どっちにしても私には関係のない話だった…)

これは、全一幕2時間と言う縮小バージョンであり、英語で歌われているようです。(英語の魔笛か…)注目は、パパゲーノのNathan Gunn(ネイサン・ガン)。(こちらで本物にお目にかかっています。)ネイサン・ガンはアメリカの若手バリトンの第一人者として活躍しているばかりでなく、「オペラ歌手はぽっちゃり体型(?)」という一般的イメージを完全に覆した、その引き締まった(奇跡に近い)ナイスなボディでも有名。

出演する舞台では、惜しげもなくボディを披露していらっしゃいます。「魔笛」でも、体にピッタリフィットのコスチュームで、なかなか見栄えのいいパパゲーノになっていらっしゃいますよ。(こういう話ばかりでスイマセン)

最近のニュースをチェックしてみたら(こちら)、ピッツバーグ公演のBILLY BUDDをウィルス性咽頭炎で降板したようですね~。ファンの人たちの落胆はいかばかりかと思いますよ。

このオペラはメルビル(「白鯨」で有名)の晩年の傑作が原作になっている英語のオペラです。主人公の船乗りBilly Budd役はネイサン・ガンの当たり役のひとつ。(写真もご覧くださいね~…「ゲイ向けの演出」なんて評されることもある舞台ですよ…)ちなみにネイサンには妻子がいます…

METの舞台はBS2で放送される日を待つことにします。それまでは91年の舞台を収録しDVDでガマン…。ここでのパミーノはキャスリーン・バトルですが、私的にはパパゲーノと夜の女王がいい。パパゲーノ役はオーストリア出身のマンフレート・ヘム、パパゲーノの愛すべき世俗性を非常に上手く演じています。特に、フレンドリーな目がいい。

ネイサン・ガンのパパゲーノはどんな感じになるんでしょう…
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「Music」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2021年
2020年
人気記事