電動バイクeGOと改造EV「eBOBBER」

ヤマハ Virago 250ccを電動EVに改造するプロジェクトにハマッテいます。

コンバージョン 改造EV eBOBBER(LVC作動)

2013-03-13 15:11:43 | 車・バイク

2012年5月にEV改造車が完成し、日常で使い始めてから約9ヶ月経過、総走行距離251km(総消費電力132AH)となった。 ひと月前に充電して、それから23km走行(消費電力13.9AH)した時点で急にBMSが出力を制限しスピードダウン、バッテリーの過放電防止機能(LVC)が作動した。

その時点での走行データは:

電圧50V、走行距離23km、消費電力13.9AH、最高速度48kmh、平均速度23kmh、走行時間59分

リチウム電池40AH(定格48V)を搭載しているので未だ電池容量の半分も使っていない。BMSがLVC信号(1個又は数個のセルが安全範囲を超えて放電してしまったことを示す)を出して、アクセル操作に全く反応しなくなった。 已む無く、BMSのアクセル回路を切り離して強制的にモーターを動かせて数百メートル走って自宅へ帰った。 早速、充電器に接続したがBMSが充電回路を遮断しているので充電不能。

セルの電圧を計測したところ、16セルの内一個のセルの電圧が1.9Vへ低下していた。 BMSはセル電圧が2.5Vを下回ると(即ち、LVC)安全範囲を逸脱したとしてアクセル操作を遮断し、充電器を繋いでも充電できない様にバッテリーを保護する安全機能が作動する。因みに、2.5Vを下回ってリチウム電池を長く未充電の状態で放置すると電池セルが劣化する恐れがある。 殆どのセルは3.2Vの定格電圧であった。16セルの内、3.0V以下のものが3セルあるので、1.9Vのセルと合わせて4個のセルを個別にそれぞれ3.0Vを超える電圧まで充電した。 充電器は携帯電話の充電器を改造した自作の出力5.9V、600mA。 1.9Vへ電圧が低下していたセルは過去にもLVCを記録している。電池そのものが劣化してしまったか、又はもともと不良品だったのかもしれない。すべてのセル電圧が3.0Vを超えたので、充電器を接続して充電ができるようになった。


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