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ノーモア岡崎!小倉会長 海外移籍勉強会開催へ

2011年02月20日 | 日記
 ノーモア岡崎!日本サッカー協会の小倉純二会長(72)は19日、移籍トラブルに巻き込まれ、公式戦デビュー戦が先送りされたシュツットガルトの日本代表FW岡崎慎司(24)に関する問題で、Jリーグや日本協会などに海外移籍に関する知識と認識の再確認をするように強く要請。欧州への移籍は活発化が予想されるだけに、同様のトラブル回避に向けた勉強会の必要性などを訴えた。

 小倉会長が日本サッカーの未来に警鐘を鳴らした。シュツットガルトと清水の間で発生した移籍トラブル。日本協会のトップはJ各クラブの存続を占う大問題と位置づけていた。

 「岡崎は試合に出られて良かった。でもJのクラブもきちんと(移籍金の設定や違約金を得られる)複数年契約を結ばないといけない。このままでは日本は選手を獲得しやすい国になる。(Jリーグ、日本協会で)勉強会をやってもいい。ちゃんとやんなさいと言おうと思ってるんだ」

 岡崎は17日のベンフィカ戦で欧州デビューを果たした。だが清水側は、シュツットガルトの契約開始日(1月31日)が清水の契約期間と1日だけ重なったと指摘し、違約金を要請するなど問題化させた。選手登録が遅れ、12日のニュルンベルク戦は出場できなかった。この事態が欧州との常識の差を浮き彫りにしている。小倉会長も「1日だけじゃ欧州のクラブは普通(違約金を)払わない」と言う。欧州では考えられないトラブルだった。

 最大の問題は多くの日本人が移籍金なしで欧州へ移籍している点。この冬は岡崎だけでなく細貝(アウクスブルク)、槙野(ケルン)も同様だった。移籍金が必要となれば移籍自体が実現しにくくなるが、現状はJの中心選手が安値で買い取られている。Jの空洞化を防ぐためにも、移籍に関する認識を深めるのは急務と言える。



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