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アテネ五輪組6人、パラグアイに雪辱期す

2010年06月26日 | 日記
 【ジョージ(南アフリカ)=込山駿】2大会ぶりのW杯決勝トーナメント進出を決めた日本代表は29日、パラグアイと顔を合わせる。

 今回の代表には、2004年アテネ五輪のU―23(23歳以下)代表だった選手が6人含まれており、彼らにとってパラグアイは、五輪初戦で痛恨の黒星を喫した相手でもある。

 26日のチーム練習後。闘莉王(名古屋)が、6年前に3―4で敗れた一戦を振り返り、「ああいう展開は良くない。ミスで先に失点してバタバタした」。差を詰めるたびに突き放された苦戦の記憶は、今なお残っている。

 アテネ五輪で対戦した時は、闘莉王、阿部(浦和)、今野(F東京)、松井(グルノーブル)、大久保(神戸)の5人がピッチに立ち、ベンチには駒野(磐田)もいた。

 パラグアイにはE・バレト(アタランタ)らW杯に出場している3選手がおり、指揮官も同じマルティノ監督だった。日本を破ったチームは勢いに乗り、銀メダルを獲得。速く、激しく、勝負強いチームカラーは、五輪当時から今に通じる。

 初のW杯8強入りを遂げれば、国際大会の厳しさを教えてくれた相手に対する、最高の恩返しにもなるだろう。



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