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MUSIC


Michel Petruccianiの1989年のアルバムです。大理石病の彼は99年に36歳で急性肺炎のため亡くなっています。わたくしこの人は亡くなるちょっと前くらいに音楽雑誌で名前を知りまして、複数の周りのミュージシャンから勧められたこともあって聴くようになりました。一聴しただけでは、この人はかなり音数が多いピアニストという印象しか受けないかもしれませんが、何回も聴けばその旋律の力強さや明るさ、楽しさがわかってくると思います。何がイイって、全然辛気臭くなくて明るいんです。これからも生きていくんだっていう強い感情がピアノの音によく現れています。編成もシンセサイザーが入っていたり、16ビートの曲があったりでバラエティに富んでいます。そう言えば、この人の亡くなる少し前のトリオでのLIVEのDVDも持っているのですが、いやーもう感動しまくりです。ピアノのサスティンペダルに足が全然届かないくらい身体が小さく、手も多分88鍵の両端には届かないと思います。そんな彼から出てくる素晴らしいピアノの音。Steve Gadd(ds)とAnthony Jackson(b)との相性も凄くいいです。 ところで、先日どこかに書いたと思いますが今年の5月にありました「高槻ジャズストリート」で、このアルバムの中の曲を何曲か演奏しました。かなり難易度は高かったですが(ピアノの方が数段難しかったと思います)、いざLIVEでやってみればすごく楽しかったです。まだこの人のアルバムを全部持っているわけではないのですが、少しずつ買っていこうと思っています。もっと早くこの人を知っていれば・・・、って残念に思っています。
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