それでも前向きに

これでもかという挫折を味わったけど、日々の幸せを感じていきたいな

離婚が子供に与える影響

2016-10-31 13:11:24 | 日記
離婚が子供に与える影響。


離婚といってもその原因や経緯は様々で、決して一括りには出来ません。



何かの本で読みましたが、離婚自体が子供に影響を及ぼすのではなく、離婚前後での両親の葛藤や不安に巻き込まれることが影響するとのこと



自分の場合、やはり離婚前後にかなり子供を不安定にさせてしまいました。目の前で殆ど喧嘩もしなかったと思いますが、私自身の精神状態がかなり悪化していたので、必死に取り繕っても、私が少しでもいつもと違うと「声が違う」と怖がりました。


そして、別居をしてからは、先生から学校でも様子がおかしいと言われました。積極性や落ち着きがなくなったと。

そして「皆一緒がいい」とよく言っていました。
私もその時は離婚など考えられず「そうだよね、そうなるように頑張るね」などと出来ない約束をしてしまっていました。


しかし、その後元夫からの暴言や脅迫的な電話やメールが続き私は正常な精神ではいられずに子供の前でも携帯電話がなる度に、「どうしよう、どうしよう、、」と部屋の中をウロウロしている状態に。

その時に明らかに様子がおかしい私からはなれて子供は声を出して本を読み続けていました。今でも思い出すと心が痛みます。とても心細かったと、怖かっただろうと思います。


そしてその後の最悪の事態も子供の目の前で起きました。このことを思うと今でも元夫への許せない気持ちが湧きます。それ以上の恐怖心も未だに消えませんが。子供もこの時のことは覚えていますが、半分違うことを言っているので記憶も書き換えられているのかもしれません。


その後、断絶して離婚に至り、現在は平穏な日々を送っています。子供も私も毎日笑顔で暮らします。


しかし、子供は一年以上たった今でも、私の顔色をすごく伺います。すこしでも表情が曇ると過剰な反応をします。友達や他人にも過剰に気を遣っているように見えます。


離婚自体よりもその前後に強烈な不安と恐怖を与えてしまったこと。本当にどういう言い訳もできません。情けない母親です。



何度謝っても済む問題ではありません。


ただ、今出来るのは、これから母親としての愛情を注ぎ、安心感を与え、笑顔を守ることだけです。
子供の感じる不安を消せるくらいの安心を与えてあげられるように、太陽のような母親になれるように強くありたい。























離別と死別

2016-10-17 03:29:07 | 日記
学校で時々挨拶をする程度の子供のクラスメイトの母親とお子さんがいるのですが、数年前にご主人を交通事故で亡くされているということを最近知りました。

いつも元気で明るい印象だったので、そのような過去があったことに驚きました。

その話はたまたま、友人から耳にしたのですが、驚いた後に私はなんて反応すればいいか、戸惑いました。

友人は「とても可哀想で、、」と言っていました。

同じ母子家庭でも死別と離別では事情が異なります。



私は離婚で夫という存在を亡くしましたが、元夫は生きています。子供の父親も生きています。会うことは出来ていなくても。。

死別では何よりも亡くなったご本人にとってとても無念なことだったに違いありません。
残された家族にとっても、突然愛する家族を失うことになります。そして、2度と会えない喪失感や悲しみがあり、それは計り知れません。


離別では結局は自分で選んだ道なので、その意味では納得がいっています。

子供にとっては離別の場合、面会が出来ていれば、父親との関係を繋ぐことができます。でも離別でかつ会えなくなった場合は、死別よりも、もしかしたら父親の喪失は大きいものかもしれません。死別では亡くなってしまっても、家族の中では父親として存在し続けます。でも、離別で会えなければ、家族としての存在でもなくなるので、子供にとっては理不尽なことです。

死の別れは本当に無念で深い悲しみや苦しみがあると思います。離別とは比べられませんし計り知れません。ただ、そこに家族としての愛や優しさが存在します。

離別は争いや憎しみ、否定という醜い感情が根底にあります。そして、子供には重い重いものを背負わせました。

だから、なんと反応すればいいか分からない自分がいました。自分からそのような道を進んだ自業自得で夫と失った私に、「死別が可哀想、、」とか言う資格がない気がしました。

いつも気丈に明るく元気なそのお母さんと子供達は、辛い悲しみがありながらもご主人の愛や絆を大切にしながら強く生きていらっしやるんだと思います。





最悪の別れ方

2016-10-09 22:06:54 | 日記
離婚して一年以上経過し、落ち着きを取り戻してはいますが、浮き沈みのある日々です。

世の中には離婚する夫婦は沢山います。性格の不一致、不倫、DV、借金、モラハラ、、など。
離婚原因は各々あると思いますし、それぞれの結婚生活が違うので、離婚で一括りには出来ません。

他の方のブログを拝見すると、父親と面会しているケースがかなりあります。もちろんDVや虐待の場合は別でしょうが、不倫やモラハラでも行っているところは多いみたいです。お互いの夫婦の歩み寄りの賜物だと思います。

自分の場合は交際期間も長く、元々の夫婦関係や結婚生活はそれほど最悪のものではなかったと思っています。しかし、お互いの依存具合が強すぎて、離婚にあたり冷静さの欠く状況に陥りました。

不倫した挙句、逆ギレした相手も、自分から突きつけた離婚がいざ目の前に来ると、子供への執着や、私を服従させようとするような執着、他にもいろいろなことが重なり半狂乱となり、脅迫暴力、、まともではありませんでした。子供だけへの執着なら、調停で話し合えば済むことでした。

私も相手への依存心や情が抜けきれず、中途半端な対応をし、最悪の事態になったと思います。未熟な人間です。

毅然とした対応をとれば、あのような悲惨なことにはならなかったのではと、、もっとマシな離婚が出来たのでは、、と思います。

相手のことを血も涙もない最低最悪な人間だったとは思えません。うまく別れることができればそれなりの関係でやっていけたかもしれません。

本当の最悪は、ニュースで取り上げられるような事件になってしまうことかもしれません。しかし、本当寸前だったと自分では思っています。断絶しなければ、もっと大変なことになっていたと思います。相手の恐ろしい言葉や行為は忘れられません。今でも脳裏では今後への不安や恐怖は拭えていません。


たらればはないので、言っても仕方ないですが。ここまで最悪の事態に陥った状態で面会を、なんて恐ろしくて現時点で考えることは出来ません。

ただ、子供には本当に申し訳ない、最悪の別れ方をしたということです。
これ以上この未熟な親の関係に巻き込まないことが最低限の責任と思います。




気づけば1年

2016-10-03 04:59:11 | 日記
離婚してからいつの間にか1年以上が経過していた。
子供との楽しい日々を送りながらも、常に心の奥底はドロドロとした感情が頭をかすめる日々。
全く考えない瞬間もあるけど、ものすごく支配される日もあった。
この日々は終わるのか、、など考えていたけれど、間違いだった。

先日子供と会話していて、突然子供が
「お父さん◯歳になったよね」
と。誕生日はとっくに過ぎているけど突然言うので
「思い出したの?」
と聞くと
「えー。いつも思い出してるよー」
と無邪気な表情で言った。

子供にとっても、終わりなんてないんだ。当たり前のことかもしれないけど、忘れることなんてない。
楽しいことや日々に心が移ることはあっても、子供の中では父親の存在はありつづける。
心の中では何でいなくなったんだろうと日々問うているのかもしれない。罪のない子供に背負わせてしまったもの。終わりなどない。

子供には以前「結婚したんだけど、今はさよならしなければいけなくなったんだよ。貴方のことは大好きなんだけど遠くにいるから会えないんだよ」と伝えた。

もっとちゃんと話をしなければいけないのかもしれない。私では父親の代わりをすることはできない。子供の気持ちを受け止めるくらいしか出来ないけれど、それをしていくしかない。それをしなければ、小さな心で抱えきれないものになってしまうかもしれない。

離婚したら終わりではない。それから、始まっていくものがある。それを子供も抱えていることを忘れず、それでも、明るい方向に歩いていけるように私が照らしていかなければ。私が止まっていたら進めない。
終わりはない。けれど、進むことは出来る。