日記☆はじめてます

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【tacica】3人で最後のライブ(その2)

2014年01月30日 02時04分27秒 | ◆ tacica ◆


((つづき))


●tacica
TOUR 2014 「三大博物館~HELLO HALO~」

●2014年1月25日(土)

●Zepp Tokyo



めちゃくちゃ長いです。
しかもこの次もあります…。

良かったらお付き合い下さいませ。



●歌声。


猪狩くん、絶好調!

最近は不調で声が裏返ったりするライブもあったんだけど。

『ジャッカローブ』の高音もキレイ。


この日の歌い方は全体的に優しい。

こぶしを使うみたいに、激しく歌うライブや、
叫ぶ様に歌声が強いライブもあるんだけどね。


1曲1曲を丁寧に歌う感じでした。


歌も最後の長い伸びで、猪狩くんの肩が震えてる事に気づく。
そのくらい振り絞って声を出してくれてたって事。

それに気づいた私も震えたわ…。




ピックもあまり使わない。
予備のピック2本しか差してないんだもん。

使う人は、6枚くらいマイクスタンドに刺さって並べてるのに。

前方、いろいろ見れます。

汗っかきだから、水すごく飲んでるのかと思いきや、あまり飲まない!
ライブ終わりでペットボトル1/4くらいしか飲んでないのも驚いた。


MCの沈黙は仕方がないと思う。
あんだけ歌ってるのに、MCも全部担当してんだもん。

小西くん、MC手伝おうよー。とも思う。

コーラスは小西くんもやるし、6年前は喋ってたのに。

あっ、今後に期待していいのか!?




●頑張れない。


猪狩 「あー、MCが1番緊張する。」


女性客 「頑張ってー!!」


猪狩 「(5秒くらいして)……ふっ。
頑張って、って言われてもさ、
頑張って出来る事だったら、もう喋れてるよ(苦笑)

それ出来てたら、こんな苦労してない(苦笑)」



MC、喋れてると思うけどな。
上手だと思う。

準備する独特の“間”があるから、そう思われがちだけど。

こんなに文字に起こすの大変なMCもない気がする。

すんごい喋ってるよー、いがりん。




●ステージの後ろには…。

黒ベースに白い文字で【TMM】の垂れ幕。
three major museum

三大博物館のロゴが、どどん!と掲げられている。



猪狩くん、後ろを少し向いて。


猪狩 「普段(ステージに)何もしないんだけどね。
悪あがきしてみました(笑)」


客 「カッコイイ!!」

女性客 「欲しい!」


まさかの、おねだり(笑)



猪狩 「………えっ!?

…………あげないよっ!!」



ビックリしたみたいです。
珍しく声をあらげてました(笑)



●トシくんのグッズ紹介


猪狩 「そろそろ始めましょうか…。」


会場 「???」


猪狩 「トシくんの……グッズ紹介。」


会場 「きゃー!!!!!」


トシくん大人気。
しかも人気コーナーですからね♪


トシ 「…みなさん、こんばんは…
グッズの紹介をさせて頂きます…」


座ったままで、お決まりのセリフをいつも通りの弱々しい声で言うトシくん。
最後だろうと、変わらずで良いね。

Tシャツの紹介時も「立って!見えなーい」の声で恥ずかしそうに立ち上がる。

これもお決まり。
うん、うん良いね。


だけどこの日は少しテンパってた様子だったな。

商品名がポンポン出てこない。


トシ 「えっと、えっと…」って。


すかさずドラムに貼ってあったカンペを慌てて手に取り、機械的に読み上げる(笑)

カンペあったのね。

私がツボだったのは、読み上げて用無しとなったカンペを、
右手で持ち、腕をさげて、パッとその手を開いたの。
ドラム横にヒラリと悲しく捨てられるカンペ。

そこに捨てなくても良いのに。
ゆっくりの動作ながら、むごい事するトシくん(笑)

一人で噴いてしまったじゃないか。


この間もチラチラとトシくんを見ては、ニヤっとしてた猪狩くん。



●トシくんから挨拶。


グッズ紹介の流れで…


トシ 「あの…僕はもう抜けちゃうんですけど…
これからもtacicaを応援して下さい!」


小さい声ながらも、力強く言ってくれた。


鳴り止まない拍手。
温かいファンのみんな。


トシくん本人からの言葉は正直きつかった。
本当なんだなって。

もちろん今後のtacicaも応援するよ。
トシくんだって応援する!


(僕の仕事終わりましたけど)という不安な顔したトシくん。
チラチラっと、猪狩くんを見つめる。

それに気づいて、トシくんを見る猪狩くん。

すぐ視線を戻し、ふいっとシカト(笑)


(挨拶もしたし、あとどうすれば…)
少しパニックになるトシくん。


いじわるだなぁ。
だけど愛はたっぷりこもってるけどね。



●これからのtacica。


パニックなトシくんは置いといて、話し出す猪狩くん。



猪狩 「隠す事でもないから言っちゃうけど、
正直言って、これからの事はまだ何も決まってない…

5月のイベントはもう出るって決まってるし、ちゃんと出るからさ。

でも、大丈夫。
死ぬわけじゃないんだから。」



まだ次のドラムがどうとか、決まってないはずだよね。
トシくんは、いるんだもの。

このツアーを3人で作り上げなきゃいけないんだもん。

まずは、今。
tacicaらしいと思った。

私たちは今後も彼らを見守り続ける。
ただそれだけ。


5月のイベントにも出るって言ってくれたのは嬉しかった。
出演延期も覚悟してたから。



●重要な心配事…


猪狩 「…ただ心配な事が一つあるんだ。
グッズ紹介をどうするかって事。」


トシくん苦笑い。

もしかしたら抜擢されるかもしれない、小西くんも苦笑い。


うむ、大問題だ。


猪狩 「それを考えたらね、夜も眠れないほどだよ…(笑)」


えらいなー、ちゃんと場を和ませてくれる。
そんな気づかいに泣けてくる。




●『ハイライト』


これ、やりますか。
やっちゃうんですね。

そっちが泣かせようとしてるじゃないかー。

歌詞がトシくんとの事を歌ってる気がして、聴き入ってしまう。



後半の歌詞、

【同じ音色の日は、二度とは来ない】


この部分を猪狩くんは…

【同じ音色の日は、二度とは…】と。


“来ない”を歌わなかったのです。



【二度とは来ない】って言いたくなかったの?

断言したくなかったの?
3人の同じ音色は、これからも鳴り続けたかったの?

それを目の前で見てしまって、
もう胸が締めつけられた。


あああああ…




●久しぶりの曲は…。


猪狩 「今日は去年のHOMELAND 18 bluesのツアーの追加公演。
だからあのツアーでは東名阪は入ってなかったでしょ?

HOMELAND 18 bluesツアーに、三大博物館を合わせちゃったからさ。
ちょっとややこしい状態になってて。

ツアー中は基本ずっと同じセットリストでやっていて、変えたくないんだよね。
(メンバーの)この2人は変えたいと思ってるかもしれないけど(笑)

俺が嫌だから☆(笑)」



なんという王様猪狩(笑)

いつもの事だけどね。
もうある意味、微笑ましいよ。



猪狩 「だから今日のセットリスト、
名古屋と大阪行った人も分かると思うけど、
最初からナニゴトか、と思うよね(笑)

1曲目にやった『JADITE』。
この曲はトシくんがリクエストしてくれて。
あと『ウソツキズナミダ』はマネージャーのリクエスト。

トシくん、今までそんな事を言った事なかったのに。
“1曲目にJADITEやりたい!”って言ってきてさ。

でも正直、俺は嫌だなーって(笑)

この曲だけチューニング違うから、1曲やったらギター変えないといけないからさ。

だけど結果的に…凄く良かった、ね。」



トシくんやったね!
言わせたね!

トシくんのリクエストも素敵だったけど、
マネージャーからのリクエストって、貴重だと思った。

ずっと3人を見てきた存在でもあるし、
『ウソツキズナミダ』を選曲するってさー!

それを受け入れてやってくれる3人も、マネージャーと良い関係だったんだなって思う。


【tacica 猪狩】で画像検索すると間違って出てくる噂の彼ですね。
雰囲気が似てるもんな。

開演前も関係者の受付の準備してて、チラッとお見かけしました。

大好きな曲だったからナイスリクエストです!!
マネージャーさん、ありがとう。


『ウソツキズナミダ』本当に名曲。。。

まさかやると思わなかったから、聴けて嬉しい。

トシくんにはこの歌詞の最後みたく、
【嘘みたいに笑って欲しい】




●アレンジ。


『人間1/2』

ライブで聴いて好きになったんだよな。

生で聴くと、いつもは軽く聴き流す曲も大好きになってしまう曲は多い。

『アースコード』
『ウソツキズナミダ』

なんかは、過去そうでした。


『アースコード』なんて、ただ長い曲だと思ってたくらいだしね。←
ライブだと、あっと言う間。
ずっと聴いていたいと思うほど。

凄い魔力、生tacica★☆



話を戻しまして『人間1/2』の時。


あぁ、これも久々に聴く…

tacicaはライブ自体が少ないから、
1回のツアーでその曲やらないだけでも、かなり久々になってしまう。

なので嬉しい選曲。
ノリノリで楽しんでいたら間奏…

通常の間奏をアレンジして20秒くらい長いバージョン!!


えっー!!


その間奏の途中、白いスポットライトがトシくんに当たる。

ドラムソロのパートが!
堂々と叩くトシくん。


何これー!!!
カッコ良すぎる!!!

だけどなんでラストライブに、こんな粋なアレンジや演出を加えるのさー!!(泣)


聴きたくても2度ともう聴けないのに!
ズルい、ずるい!!(泣)


カッコ良さと、すぐに襲い来る切なさ。


はぁぁぁ…
演奏後に深く暗い溜め息が出てしまった。


そして次で、もう本編ラスト曲に。




●ラストは、いつも。


猪狩 「ありがとう。次で最後です。」



それだけ時間が過ぎていた事、
もう何曲も演奏してくれてた事。

この言葉を聞かなきゃ、分からなかった。



一気に会場のテンションが下がる。

現実に引き戻される。
ヤバイ、終わってしまう…って。



猪狩 「HOMELAND 18 bluesのツアーでもやって、
やっぱり最後はこの曲をやりたいのでやります。」


『DAN』


あぁ、終わってしまう。

猪狩くんは丁寧に歌ってくれた。


…演奏終了。

ギターやベースを下ろす仕草。
見ていて悲しい。


だけどアンコールは絶対やってくれると思ってしまう自分。
また出てきてくれると思う。

だめだね、ライブ慣れすると。

本当に最後かもしれなかったのに。

いつ終わりかなんて、こっちが決めてはいけない。
アンコールに出てこないアーティストだって実際いるもの。


3人もアンコールをやるつもりで居てくれるんだろうけど、
トシくんは最後の別れみたいにお辞儀をしてお礼をし、悲しそうに去っていく。




(つづく)


次はアンコールからになります!



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