ゆらり、ゆらゆら

気ままなぶろぐ。

帆船日本丸!

2013年07月13日 | おでかけ
少し涼しげな話題を…(笑)。

平成25年6月1日。航海訓練所の練習帆船・日本丸が神戸港にてセイルドリル(操帆訓練)を実施する、ということで見に行ってきました。
やっぱり帆船は帆を張った姿が一番美しいかと。久しぶりにその姿が見られるということで、デジタル一眼レフカメラを提げて、いざ出撃!?


神戸港新港第1突堤、普段は立ち入りができませんが、今回のような行事・イベントがあるときは開放されます。
すでにたくさんの人が集まってきています。梅雨入り直後、お天気が心配でしたが、時折薄日の差すくもり

撮影スポットを探索したりしているうちに、いよいよセイルドイルが始まりました。
マストへは、風上側から登っていきます。

実習も終わりに近づいているため、実習生さんたちももうすっかり慣れてすいすいと。

神戸港…メリケンパークの象徴のひとつ、ホテルオークラをバックに。


メインマストの高さは水面から約50メートルとか…。

ここで、実況解説をしてくださっている日本丸の方から、こんな説明が。
メインマストのてっぺんから、どのように見えているか、ちょっと体験してみましょう…というお話なのですが。
「皆さん、右足でも左足でも構いません。ちょっと前へ出してみてください。それを見下ろしてください。メインマストの一番上からは、日本丸の船首がそのつま先の大きさに見えています」
・・・くらっと来た

作業は順調に進み、すべての帆を張り終え…これぞ帆船!という姿に。

帆を張り終えた実習生たちも上陸(下船)しています。


右舷後方から。日本丸は日の丸が…小さいんだね。

参考までに…平成19年、日本丸・海王丸2隻が同時にセイルドリルを行った時の海王丸です。日の丸がとても大きい。


帆を畳むまで40分ほど時間があるので、対岸のメリケンパーク東岸まで移動して、その勇姿を

同じく航海訓練所の練習船・銀河丸も


恒例?日本丸のお顔!イイお顔です♪


海上保安庁の巡視艇と日本丸。巡視艇に人がいる!とか思いながら。
巡視艇に人がいるのは当たり前だろう、そんなことが珍しいのかと突っ込まれそうですが…。
いえ私はね、停泊中の海上保安庁の船舶にも、常に人がいるもんだと思ってたのですよ。常に。24時間。365…6日。なんでかって、海上自衛艦艇は停泊中で誰もが上陸したとしても必ず当直は残って、退役・除籍になるまで無人になることがないから。海上保安庁でも、その他の船舶でも、そうなんだろうと思っていたのですよ。そしたら・・・
海上自衛隊が特別だったみたいです
まあ、ね、港めぐりの遊覧船とか、営業時間が終われば無人だろうなとは思いましたけど…。


それはさておき。
日本丸の船首像(フィギュアヘッド)「藍青(らんじょう)」その向こうには川重神戸工場が見えます。


すべての帆を畳み終わると、訓練終了となります。実習生が整列して、登舷礼。

帽振れ


登舷礼は、帆を張り終えた時にもありました。実習生に拍手が送られます。いいもんですねー
帆船と言えば、登檣礼(とうしょうれい)という、帆船最高の礼が有名でしょうかね?登檣礼は、帆船でしかできませんからねぇ。
6年ぶりのセイルドリルをたっぷり楽しんで帰路につきましたが…

あれ?この錨の記念碑…。
これはまた別の機会に譲ることにします。忘れられた神戸の、大切な歴史がここに。

お付き合いいただき、ありがとうございました!

※航海訓練所
※日本丸
※帆船(船首像・登檣礼など)について

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