否定はしないが

朝、お気に入り店長(坊主だった髪が伸びて、微妙な感じの髪型に)がいるコンビニから出たときに、
すれ違った男性が、
元彼と同じタバコの箱を持っていた。

それだけで、複雑な気分。

最初、「あー、思い出しちゃった」って思ったのよ。
でも次の瞬間、
それじゃ、あの頃の自分全否定じゃん、って思い直したのさ。

結果的にはこうなったけど、
大好きだった頃も、当然ながらあったわけで。

でも、結局は、私とは合わなかったのよね。
基本インドアだし、
いろんなことをやりたいと言いながら、動いたためしがないし、
惰性で毎日生きてるような人だった。
私とのことを考えている割には、
そのためにしなければならないことが、全くわからなくて、
私がお膳たてをしたけど、自分の問題としての実感が全くなくて、
それで爆発して。

まぁ、結婚しなくて、本当によかったですけどね。

とはいえ、
あの時、ちゃんと悲しんだかな、といったら、
それは違う気もして。
早く次探さないと、って変にあせってたりとかしたし、
強がっていたところも、
平気ぶってたところも、ある。

でも、それを含めて、
私が歩いてきた道だから、
否定はもちろんしないし、
そんなもんだよね、位の感覚でいようかな、と。

今は幸せだから、それでいいのよ。