中小企業診断士として独立したい元銀行員のブログ

法政大学経営大学院での資格取得・(MBAコース)
中小企業診断士として独立するまでの軌跡を
綴ります。

神田昌典・全能思考

2009-06-20 11:20:13 | フォトリーディング
「全能思考」ついに出た。神田昌典氏の最新ビジネス書。

2月のフォトリーディングセミナーの時に神田氏が全能思

考モデルといった思考プロセスの本を出しますと言ってい

たのでずっと心待ちにしていた。

アマゾンの評価で酷評されていたが分からない人はこの本は

分からないと思う。神田氏はここ数年、事業の成功やコンサ

ルティング活動以上に社会や、人間の進化、ものの考え方、

未来の行方について活動をしてきた。その中で今回の100年に

一度の経済危機で大きなパラダイム転換が起こり社会やビジ

ネスシステムは大きく変わると昨年から発信していた。した

がって、これまでの成功本やマーケティング手法の様な本に

はならないだろうと私は感じていたのが、そこを求めて読んだ人は、

いつもの様に次の日から効果が出るような即効性がないと考

え物足りないと思うかもしてない。

昨日、読み終えてみるとこれからの時代に必要な心構えや、

考え方、を中心に内容の厚いものになっている。

確かにU理論や、CPSは知っているのと知らない

のでは、心の持ち方や、仕事に対する取り組み方もまったく

変わってくるだろう。私は今、大学院でMBA取得の為に、

フレームワークや、経営理論を日々学んでいるが確かにこれ

からの時代、これまでのビジネスプランの起し方では成功する

ビジネスを構築するのは難しいのではと感じている。ある経営

者がビジネスを未来から発想したと意味のわからないことをい

っていたがこの本を読むとそのあたりが体系的に分かるように

なる。今後、未来から発想を引き出すような思考プロセスが

とても重要になるだろう。たしかに、このような考え方をし

ている方々にとっては、過去の延長線上に現状を分析したビ

ジネスは止まっているように見えるのかもしれない。そうい

う意味で私が現在考えているビジネスプランも全能思考モデ

ルにあてはめ未来志向で考えて見ようと思う。






価値観の違い

2009-06-16 12:35:18 | 子供・家族
私には一つ年下の弟がいる。

昔から私とは正反対の性格で、私が文系の典型的

な人間なのに対し応用物理学なんかを勉強してい

たから筋金入りの理系である。したがって、議論

しようものなら結論は常に物別れ、最近はお互い

家族もできたので深い話もあまりしなくなっていた。

しかし、7月に会社を辞め8月から奥さんの実家の

福井に移住すると電話で聞いていたので。なかなか

あえなくなるなとの思いから今回いろいろと話した。

仕事はインターネットセキュリティーのSEであり

おもに官公庁や、大手企業を担当していおり仕事自

体はやりがいもあり不満は無いとのこと。しかし、

奥さんがなかなか東京の生活になじめず、今後の子育

てや福井の家族のことを考えると今移住したほうが良い

との結論に達し、彼はある商社に内定をもらいそこの

システム部門で働くと、退職を決め取引先に報告

するとパナソニックなどから誘いもあったがすべて断り

福井に行くことを決めたとのこと。私は起業、独立する

覚悟を決めたのに彼は、家族と安定した暮らしをする

と福井に移住する決意を固めた本当に自分でも兄弟か

と思うほど対照的なわれわれ2人である。