中国・天津だより

中国の天津市でのんびり暮らす主婦の日々のこと。

2012年目標「いつも笑顔♪&もっとローカライズ!」

名古屋⇔天津

2010年07月26日 | 天津の街
天津へ行ってきました!

相変わらずパワフルな街でした。
中国の成長ぶりが連日新聞紙面を騒がせていますが、
それをまざまざと実感できる街です。

でも熱いのは経済だけではありません。

気温もすごい。
どうやら中国でも今年は異常気象のようで、
まだ7月なのにもかかわらず、
天津の7月5日午後の天津駅前は
なんと41.5度もあったそうです!
しかも地面の温度は48度!

そんな一番暑い日に訪れてしまった私。
暑いのは得意と自負しているのですが、
さすがにほんの数分歩いただけでグッタリ。
来月はもっと暑くなるそうなので恐ろしい。
(でも真冬の氷点下15度よりも、真夏の40度の方が断然いい!)
 

さてその天津。名古屋⇔天津線がまだ辛うじて飛んでいます。
廃止検討中の(もう決まった?!)不採算路線なので、
皆さんどんどん乗りましょう^^

ガラスキの機内で窓際にすわり、天津と名古屋の写真を撮ってみました。
(デジカメが電子機器で離着陸時NGとは知らずに撮ってしまいました^^;)

こちらは天津
「郊外」なので一面畑が広がっています。

そしてこちらは名古屋。セントレアへ向かって南下している所です。

同じく郊外なので天津付近と雰囲気はそっくりですが、
違うのはやはり水が豊富そう!というところでしょうか。
(たまたま水田と河を撮ったから??でも華北地方は水量が少ないようです。)
名古屋はちょうど初夏の「青々とした」印象がキレイでした。


飛行機でたったの2時間半~3時間の名古屋⇔天津!
朝家を出発すると、もうお昼ご飯には中華料理をおなかいっぱい食べられます!
ぜひ一度遊びにきてください~
  
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中国語って?

2010年07月26日 | 中国
「中国語習い始めました」と言うと、
「北京語?それとも上海語?」とよく質問されました。
私もよくわからなかったので
「北京語です」
なんてテキトウに(^^;)答えていましたが、
答えはそうではなかったです。

正解は「普通話(プートンフア)」と呼ばれる「中国共通語」。
普通とは「普(あまね)く通じる」という意味です。
外国人学習者は基本的には、「普通話」を学びます。

多民族国家の中国は、約9割を漢民族が占め、
他55の少数民族がそれぞれの言葉を持ちつつ暮らしています。
やはり国として効率よく成り立つためには普く通じる言葉が必要!
ということで、中華人民共和国建国時に「普通話」という共通語を作りました。
そのときに、約9割を占める漢民族の、方言の一つである北方方言を”ベースに”
したそうです。(完全にイコール北京語ではないようです。)
なので中国では、日本人がイメージするいわゆる「中国語」のことを
「汉语(汉=漢民族の語)」と呼びます。 

今日では「普通話」は中国全土で学校教育に取り入れられていて、
多くの方は「普通話」がわかるそうですが、
上の世代になるとまだ必ずしもそうではないようですね。
(日本と状況が似ていますね!)



さて、北京語や上海語、広東語、福建語等といわれるものは、実は
漢民族が話す「漢語の方言」の種類だったようです。

同じ漢字を使っているとはいえ、
方言によって読み方や選ぶ単語が違うようで、
例えば北京人が広東語を聞いても、サッパリわからないそう!
その違いといったら、
栃木弁、大阪弁、名古屋弁、福岡弁・・・ほどの違いではなく、
フランス語、イタリア語、ドイツ語、英語・・・ほどの違いがあるとか。
思えば、中国は約960万平方キロ(日本の約25倍)という広大な国土。
日本国内の比較イメージより、欧州の比較イメージの方が、確かにしっくりきます。    


「漢字」についていえば、
台湾や香港では昔からの難しい「繁体字」を使うのに対し、
中国本土では識字率アップのために簡略化した「簡体字」を使います。
日本でも戦後に簡略化されていますが、
それよりももっと画数が少なくなった漢字も多くあります。
例:日本の漢字「間」⇔ 中国簡体字「间」



国連公用語にも入っている中国語。中国語話者の人口は14億人以上。
今後ますます増えるかもしれませんね。
でも漢字が難しすぎて、英語のように誰でも話す共通語のような存在には
なりにくいかもしれませんが~。

私も早く話せるようになって、たくさんの方とおしゃべりしたいです。
それだけではなく、北京や上海の街中で大音量でワイワイガヤガヤと
しゃべっている方たちが、一体何を話してそんなに盛り上がっているのか?
それに興味は尽きません。
早く解明したい! 楽しみだぁ~
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天津ってどこ?

2010年07月26日 | 天津の街
「天津に行くことになりました」と私が言うと、
9割以上の確率で疑問がかえってきます。

「天津ってどこ?」

なので最初に天津概要について書きます!

まず位置はここ。


緯度は仙台・盛岡あたりと同じで、真冬は極寒。
今年は3月頃でもマイナス15度ぐらいの日もあったそうです。
名古屋のうだるような暑さが大好きな私は、そんな寒さに耐えられるかどうか・・・。
実はこれが私にとって一番の試練となりそうです。
こんな時ばかりは冬眠できる動物がうらやましい・・・。

「天津」という名の由来は、明朝・永楽帝(えいらくてい)が
北京からここを通って南方遠征に向かったときに、
「天子が通った津(=港)」といわれたことにあるようです。
中国語では「ティエンチン」「ティエンジン」のような発音。

「首都北京は政治の中心」、「上海は商業の中心」といわれます。
天津は、その首都北京から新幹線で約30分ほどの場所にある港町、
いまや北部最大の貿易港
です。いち早く外国のものを取り入れた
(というより、日本を含む帝国主義列強により開放させられたのですが)
天津っ子の気質は、故郷の「はまっこ」と似ているのではないかと、
ひそかに期待を膨らませています。
天津には日本の旧租界地もあるので、私たちは本来知っておくべき場所なのでしょう。
そこに住んでいた日本人女性が書いた本があるようなので、
中国に住む前に読みたいと思っています。

中国では、北京市・上海市・重慶市、そして天津市が、
中央政府直属の直轄市
とよばれます。
中国人の友達に、直轄市と他の省と何が違うの?ときいたところ、
「市長は省長と同じ権限がある」という答えでした。

天津の人口は約1000万人。
最近どこかで1200万人という数字も目にしました。
この数に農民工(農村からの出稼ぎの方)も含むのかはわかりません。
(ちなみに北京は約1200万人、上海は約1400万人で、東京都に匹敵。)
人口も多いのですが経済もかなり発展しているようです。
09年の1人あたりGDPは、天津市ですでに6万2403元(約9136ドル)だとか。
日本全国(約38000ドル)の4分の1ほどですが、これはあくまで平均値。
最近テレビでよく見る中国人観光客の「爆買い」からすると、
富裕層はかなりリッチであることが想像できます。
1人ぐらい超リッチな人と友達になってきます(笑)

中国では、「輸出の振興と外資誘致のための工業エリア
経済技術開発区」を沿海部中心に五十数箇所設けています

天津にも、「天津経済技術開発区」TEDA
(Tianjin Economic-technological Development Area)があります。
その中にある会社の一つに夫は勤める、というわけですね。


概要のわりに長くなってしまいました。
ガイドブックや数字では見えない天津を、たくさん発見してきます!
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ブログはじめました

2010年07月25日 | about this blog

暑い日が続きますが、皆さま元気にお過ごしでしょうか。

夫は昨日無事に天津に到着し、新しい生活を始めました。
私もいよいよ引っ越しです。

二人とも「海外に住む」のは初めてです。
世界が注目する成長まっただ中の中国で暮らすという貴重な体験を
させてもらえることを本当にありがたいと思っています。

夫と私のよき思い出として、また、
しばらく離れてしまう大切な家族&友だちへのサバイバル報告として、
ブログを綴っていきたいと思います。


飽き性な私なので、いつまで続くかはわかりません(笑)

2010年7月
まり

NOTE【1】
顔写真やプライベートな話も思い出として綴りたいので、
カテゴリー「日記」はパスワード設定にしてあります。

家族&友だちのみ見られるようになっていますので、ご了承ください。
(家族&友だちへ。パスワードがわからない場合は、メールか、
このブログ右バーのメッセージ送信にて、たずねてください)

NOTE【2】
ご存知の通り、中国こと中華人民共和国は、
東西南北に広がる広大な国土(日本の約25倍)と、
約13億人・56の民族から成る巨大な国。
歴史からしてはるかに多様な側面を持つ国です。

なのでこのブログで書くことは、
あくまで天津市内という局地で私の目を通して見る話となります。
よってお読みになる際には「中国ってこんなんかぁ」と過剰一般化せずに、
「まりが見た天津(の一部)はこんなんかぁ」という印象に是非とどめてくださいね!
私も表現にはなるべく気をつけます。

情報はなるべく事実に基づいて書くつもりですが
間違っていたらすみません~(無責任
コメント (2)
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