ニュースでも、よく耳にするけれども。
今年の冬は雨も少なくて、とても乾燥している。
故に、インフルエンザが猛威をふるい。症状も長引くとか。
今回の夫の症状も、熱は比較的早くに治まったものの。
咳や喉の痛みなどの症状は、長く続いた。
まぁ、毎晩湯たんぽを用意したり、消化に良い食べ物を用意したり、温かい飲み物は次々用意して・・・と。結構お世話したつもりではあるが・・・・。
具合が悪い時は、「ありがとう」と大人しいが。
症状が良くなると、少し我儘が出てくるようで。
「あれ、どこやった?取り扱説明書!」
年末に購入した空気清浄機付き加湿器の、フイルターお取り換えランプなるものが点滅しだしたらしい。
最新電化製品が大好きな夫は、電化製品を購入後。一旦は取り扱説明書を抱え込む癖がある。
新車の購入時もそうだが、大抵は自分の机に置いて。まずは、取り説を隅から隅まで熟読するようだ。
「なるほど、ふんふん・・・・。○○機能が付いてるらしいで~」と得意になって話す割には。
「○○機能って、どうやんの?」と尋ねると。
「・・・・・どやったかな・・・説明書にあったと思うけど
」と、さっぱり頭に入ってない事が多い。
つまり、夫にとっての電化製品の取り説は、「新しいおもちゃの手引き」で。飽きたら、捨てる(忘れる)ものなのだ。
説明書は、大抵夫が飽きるまで取り込むので、どのタイミングで何処に移動したのかは知るすべもない。
で、夫がブチ切れながら夜中に探す事になる。
「こんなとこに、こんなんあるどー。こんなんいらんやろ!もう、捨てたらええんちゃうんかっ!」
書棚やら、収納棚などを掻きまわし。余計なものを見つけてはイライラ。
一言でも返そうもんなら。
「なぁにぃ?」と、大魔神のように、目を剥いて怒りだす。
あ~ぁ、元気になったと思ったら、またこれや。
結局、どこからか取り説か出てきたらしく。ひとしきり、「フィルターのお手入れ」の章を読んでいたようだが。
毎度の事ながら、頭の中で立方体を組み立てられない夫は。
「こんなん読んでもわからへん!!夜中にこんなん読んでも○×□▼△※~っ!!」
と、怒りまくって二階へ上がって行った。
今夜は、湯たんぽ抜きやぞ!とも思ったが、子供たちが「パパ、具合大丈夫やろか?
」と心配するので。
湯たんぽを用意して、二階へ運ぶ。
「今夜は要らん!」とふてくされながらも。御仁は湯たんぽを、布団におさめて満足げ。
納得できない気持ちが抑えられず、悪いなと思いながら娘にメールしてしまった。
「パパって、探し物の時にイライラすんな。看病してもらった恩を忘れて。制御不可能」
夜中で迷惑だったろうが、娘から返信が。
「ターミネータやからな」
こういう時は、息子にメールしても返事はこない。やっぱり、娘やね~。
そういえば息子に「ママって、ターミネーターみたいやな。制御不能やな」って良く言われてたっけ・・・。
って事は、私ら似たもん夫婦ちゅうことかいな!
嫌やわ~。