熊本マリ

グールドの言葉

各地に雪が降る寒さ。
こんな時思い出すのは、私が15歳のとき、カナダ トロントで、グレン グールドを雪の中訪ねに行った事です。
あの時も「20世紀で一番寒い冬」と報道していました。

トロントで会ったグレン グールドは、本の写真で見たままでした!

帽子、マフラー、に手袋。オカッパで眼鏡をかけた日本の女の子の、私に丁寧に話してくれたのです。

彼は自己と個性の大切さを改めて教えてくれました。
寒い雪の日、私のメガネも曇って前が見えなかった。
でも目標に向って燃えている自分は今も変わらないと思っています。
あの時、グレン グールドが私にくれたメッセージ。
「私は誰の演奏も聴かない。何故なら人の才能を評論する資格は私にはないから。自分の才能を作るのは貴女の仕事。自分を信じて頑張ってください。」
グールドの目は優しかった。
この言葉はいつも私に勇気をくれます。

コメント一覧

グールドマニア
こんばんは
僕はグールドがとても好きでいろいろ調べていたらここに行き着きました!

グールドに実際お会いされたなんて素晴らしい!
すごく羨ましいです。

これからもグールドのお話聞かせてください。

cornelius
出会いはいつも永遠
マリさん
グールドとの出会いと彼のメッセージ、かけがえのない、いつまでもマリさんと共にある宝物!

様々な見えない(用意された)ファクターが作用して、偶然、必然的な出会いに結びつく、不思議!

本当に素晴らしい…「カイロスの時」の出来事なのでしょう!
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