本日「3月2日」は西宮市の市民運動の大きなステップとなりました。みぞれ降りしきる中、約70名の参加で「宮っこ活動家」の心意気を見せることができました。
実行委員は午後3時に市役所に集合し、日本航空の「整理解雇撤回を求める要請」署名を、市役所に訪れる市民に呼びかけました。JALキャビンクルーユニオンで不当解雇撤回裁判の原告団のKさん、Nさん、そして翌3日から東京地裁で裁判が開始される、乗員の原告団でパイロットのKさんも参加しました。
4時から集会がはじまり、あちこちから参加者が集いました。司会は岩上宏JCP西宮業者後援会会長)、中村允彦実行委員会代表があいさつでTPP参加の問題を中心に話しました。ついで、田中玲子さん(消費税をなくす会や年金者組合)が消費税の増税問題で、藤井隆幸さん(08年西宮市長選挙候補者)が国税通法「改正」問題で訴えました。
次に、日本航空を49歳で解雇されたパイロットのKさんがマイクを握りました。日本中で話題となっている、また、国会でも取り上げられた、大量・不当解雇の問題を訴えました。
また、キャビンアテンダントのKさんとNさんの、これまでの解雇を促されてきた辛い実態と、もうかっているのに大量に解雇された実態を切々と話し、参加者は身につまされながら聞き入りました。
山田平西宮民商会長が、菅首相や各省庁大臣と西宮税務署長宛ての請願書を読み上げ、税務署までデモ行進。キャビンアテンダントのステキな声の先導でシュピレヒコール。皆が気持ちよく大きな声で応えました。
シュピレヒコール!
オー!
消費税の増税反対!
市民生活を守れ!
中小業者を守れ!
国税通則法の改悪反対!
納税者の権利を守れ!
人権を守れ!
TPPの参加反対!
農業を守れ!
主食を守れ!
日本航空の不当解雇を撤回せよ!
不当労働行為をやめよ!
空の安全を守れ!
響き渡る、シュピレヒコール。振り向く市民。びっくして下りてきた税務署の総務課長。涙を流して、日本航空の方々の話を聞いていた参加者、仲間たち!