中国の経済的「圧力」には、このように応えればよいのではないか・・・

2010年09月28日 11時41分36秒 | 政治と宗教
中国の経済的「圧力」には、このように
応えれば良いのではないか。
       
幸福実現党こぶな将人氏 のブログより転載します
 
[2010年09月28日(火)]
今回の中国漁船船長の釈放事件の大きな原因として、菅直人氏、仙石由人氏が中国の圧力に屈してしまったということがあります。
 
船長氏が、逮捕されてから中国がとってきた対抗措置としては、
 
① 日中間の閣僚の交流中止
② 千人規模の訪日団の中止
③ スマップ上海公演の中止
④ レアアースの輸出禁止
⑤ 大手ゼネコン社員の身柄拘束
その他、地方自治体などでの交流も大きな影響があった
などなどです。
 
 
今回のこうした圧力を見て、私は、感じたのですが、なぜ、こうしたことで、菅直人氏が屈してしまったのか。自分自身でいうように「もう少し冷静になって」ほしかったです。
なぜならば、今までの中国の経済成長のもっとも大きな原因となったのが、ほかならぬわたくしたち日本企業 の技術であったからです。確かに、日本企業としても、90年代から2000年代にかけての厳しい競争を生き残るために、中国へ人件費の安いところへ工場を移転し、安い商品を作っていることも分かります。
 
しかし、中国に工場を持っていることは、決して絶対的な条件であるわけではありません。本当に中国が、日本と経済的に関係を断つというならば、そうしてもよいとはっきり言えばよいのです。そうしたら、日本としては、他のアジア諸国、たとえば親日的な国家として知られるインドなどに移転してもよいのではないでしょうか。それとも、日本に戻っていただくのも良いと思います。そうした企業には、日本政府から補助金を出してあげてもよいでしょう。
 
実は、かくいう、私自身、中国に長期出張に行ったことがありました。日本の中小企業に勤めていましたが、その会社が中国国内に工場を持っており、そこで作られた製品の販売を日本人相手でありましたが、中国でおこなっていたことがありました。その時に感じたことは、はっきり言って「日本企業」というだけで大変なブランド意識を持たれていたということです。中国人の中には日本製品は憧れなのです。自動車ではトヨタ、本田、日産など、家電製品では、松下、ソニーなどこうした企業の製品は、中国人にとっては夢のせいかつをイメージさせるものであります。
だから、今回の中国の圧力に屈する必要はまったくなかったといってよいと思います。もし、
 
中国がレアアースを輸出禁止になるのであれば、黙っていることなく、日系企業を引き上げるなどの対抗措置を「検討」する、といえばよかったのです。
 
そうすれば、逆に中国当局は窮地にたったことでしょう。おそらく、中南海(中国政府)の要人たちは、日本が対抗措置にでてくるか、じっと見つめていはずです。そして残念なことに、彼らの大方の読み通り、菅直人氏、仙石由人氏は、日本を辱めるような判断を下してしまいました。
菅直人氏は、当時訪米中ということで、「勝手に検察が判断したこと」ととぼけていますが、こうし責任のがれは、決して許してはいけません。やはり一国の総理なのですから、国家の主権にかかわる大切な問題に知らん振りをすること自体、はっきり言って許すことができない事態であります
 
 
 
 
 

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