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村田純一氏のブログより
145年前の元治元年(1865年)12月15日、
滅亡寸前の長州藩で、
高杉晋作、起死回生の決起の日だ。
何と言っても、
長州一藩で欧米四カ国を相手に戦争に破れ、
同時に幕府率いる長州征伐を受け、
今で言えば、
山口県が日本政府と世界を同時に
敵に回して戦争をしたようなもので、
本当に滅亡寸前だった。
しかも、
藩内クーデター勃発で、
高杉晋作は筑前亡命中だった。
さて菅内閣。
党内クーデターの兆し、
内閣支持率の急落、
中国、北朝鮮の脅威。
取り巻く環境はなんとなく似てないでもないが、
自分が巻き起こした大儀なき大混乱に、
逃げの一手と思いつき発言連発で、
「逃げ菅」一点張りでは決起のしようもない。
中身が伴わず、
首相が「奇兵隊内閣」と銘うったことすら
世間の人は忘れてしまったようだ。
功山寺決起は、
力士隊、遊撃隊の84名で
長州藩正規軍と戦うことを意味した。
普通勝ち目はない。
高杉晋作が反対を押し切って挙兵した理由は、
師の吉田松陰の教えにあるといわれる。
「大きな仕事が出来ると思うなら、いつまででも生きよ。
死ぬほどの価値のある場面と思ったら、いつでも死ぬべし」と。
人の世に残る大仕事を成し遂げるのは、
その精神性にあることを物語っている。
解散総選挙が近づいているように思う。
今度こそ起死回生の決起としたい。
地球の名言 > 高杉晋作の名言
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高杉 晋作の名言
人間、窮地におちいるのはよい。
意外な方角に活路が見出せるからだ。
しかし、死地におちいれば、それでおしまいだ。
だから、おれは困ったの一言は吐かない。
おもしろき
こともなき世を
おもしろく
天賦のかんによって、
その場その場で絵をかいてゆけばよい。
略
戦いは一日早ければ一日の利益がある。
まず飛びだすことだ。
思案はそれからでいい。
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「高杉 晋作 (たかすぎしんさく)」(1839~1867)
幕末の長州藩を倒幕へと導いた武士&政治家。
大政奉還の直前に肺結核のため、この世を去る。
幕末の日本に大きな影響を与えた人物。
現在は、吉田松陰・久坂玄瑞・坂本竜馬・中岡慎太郎などと共に、
靖国神社に表彰・鎮魂され、祀られています。
http://www.earth-words.net/human/takasugi-sinsaku.html
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