『小沢民主党は信用できるか』
バラマキ政策で大躍進したナチス党
以下
幸福実現党 政調会長 黒川白雲さんのブログです
10月13日 バラマキ政策で大躍進したナチス党
ヒトラーのナチス党(国家社会主義ドイツ労働党)が
バラマキ政策によって政権獲得を進めたことについて、
京都大学の中西輝政教授が、『小沢民主党は信用できるか』
(PHP研究所刊)で、痛烈な指摘をされています。
以下は、その引用です。
政府からお金をもらう話になると、その金額の多寡を
めぐる諍いや、もらえるかもらえないかの嫉妬が巻き
起こり、有権者の理性は一瞬にして吹き飛ばされて
しまう。
「私の政党に票を入れてくれれば、年金をこれだけ
差し上げますよ」というのは、有権者に賄賂を握らせ、
国民に総買収を仕掛けるような効果をもつのである。
このような浅ましい手法は、民主主義の基礎を壊すこと
にもつながりかねないのである。
実際、その手法を最大限に駆使して民主主義を崩壊させた
のは、あのヒトラーであった。
1920年代、大量の失業者を抱えるドイツでは、国民への
給付問題が大テーマであった。ここでヒトラーのナチス党は、
自分たちが政権を取れば年金支給額や失業保険額を大幅に
増やすと訴えた。
もちろん、その財源について細部まで詰められていたわけ
ではない。だが大衆はこれを熱狂的に支持した。
そうしてナチス党は勢力を拡大し、年金問題が争点となった。
1930年代の総選挙で107議席を獲得、ナチスは一躍、国家的な
大政党にのし上がったのである。
中西教授は、バラマキは国民の総買収であり、バラマキが
民主主義を崩壊させ、ナチスのような全体主義国家になる
危険性を指摘されています。
民主党は、子ども手当ての支給、公立高校の無償化、
最低保障年金の創設、農家の戸別所得補償などの大バラマキ
施策を進めています。
セーフティネットによる保障政策は政府の役割として最低限
必要ですが、所得に関わりなく支給される「子ども手当」や
「農家の戸別所得補償」などのバラマキは、セーフティネット
ではありません。行き過ぎた「所得の再配分」政策です。
バラマキは必然的に、戦時中の「配給制度」に代表される
中央集権による「統制型経済」、国家が私有財産をコント
ロールする「社会主義国家」へと繋がっていきます。
補正予算の執行停止で「財政のムダ削減」と言っても、
それは「小さな政府」を目指すものではなく、バラマキの
財源探しに過ぎません。
それは「パイをどう切り分けるか」という次元の話であり、
官僚権限の縮小とは関係ありません。
真に、官僚権限を縮小するには、「減税」と「規制緩和」
による「小さな政府」「政府からの民間パワーの解放」が
不可欠です。
アメリカでオバマ大統領が誕生して以来、世界の左傾化が
進んでいます。日本でも、蟹工船ブームもありましたが、
「格差批判」と共に、マルクスの亡霊が蘇ってきています。
自民党も、マスコミが大合唱している「格差是正」という
美名のもとに、もはや、「自由」をかなぐり捨てて、民主党と
同じようなリベラル方向に向かっています。
(「自由民主党」-「自由」=「民主党」?)
今、日本に「自由」を守る政党が無くなろうとしています。
その中で、「真正の保守」として、「自由」を守り抜く
政党が必要です。
幸福実現党は、今回の参院補選に参戦しておりますが、
訴えていることは、「民主政権によって、日本が社会主義化、
没落していくことを止めたい」という一点です。
「大きな政府」は、「社会主義国家」「全体主義国家」へ
と繋がり、必ず、国民の「自由」は抑圧されていきます。
日本という国家が、バラマキや「格差是正」という美名の下に
、自由が浸食されていく姿を見るに耐えません。
政権交代が起こり、「国のかたち」が問われる今、「自由」
を選ぶのか、「平等」を選ぶのか――その選択を政治家は
明確になすべきです。
私は、未来の子供たちのために、チャンスに満ちた
「希望あふれる未来」のために、
迷わず、「自由」を選びたいと思います。
以上、黒川白雲さんのブログから、ご紹介
かつて吉田松陰は、自らの兵学から西洋列強に対する
安保・防衛政策を考えたが、やがて「日本人の精神を
立て直す」ことしか、この国の生きる道はない。との結論に
たどり着き、松下村塾で国を立て直す新しい世代を
育成しようと努めた。すると一瞬に、それが花開き、
明治国家への端緒が開かれることになった...
吉田松陰の言う,今が、まさしく現代の今と、重なると感じます。。
民主党支持者に、読んでほしい本だそうで、
民主全てが売国、反日というわけでなく、
理想とか夢もって、己の信念でやっているのでしょうが。。。。
しかし、その精神とは?、日本人の精神の正しさの軸は
・・・何処にあわせて、熱く日本を想うのか。。それぞれが
日本の未来を何処まで見渡せているのだろう。
正しく判る方が、日本にどのくらい、いらっしゃるだろうか??
今、驕ることなく、謙虚に耳を傾けるときだと思うのだ!!
幸福実現党に。
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