己にまつわる出来事は、ほとんどが自分の所為だ。
自己責任って言葉があるけど、変な言葉だな、と思う。
傷付けられた、騙された、裏切られた、利用された、弄ばれたetc…
それはそれで辛かろう。
だけどそれで足止めを食うのは己が弱いからってのもあるだろう。
勿論、傷付けたり騙したりする奴が一番悪い、僕もそういう奴は大っ嫌いだ。
だけど、そんな奴らにいいようにヤラれてしまうのもバカバカしいだろう。
他人事なら冷やかに見れても、自分がいざそういう立場に立たされた時、
ひどく狼狽するだろうし、動揺するだろうし、傷付くだろう。
だけど、それは自分がその程度の器量だと割り切るべきだ。
少なくとも、今の僕はそう考えるようになった。
実際色んな出来事に当事者として直面した事で。
恨まない、憎まない、悔いない。
そんな必要がないからだ。
心無い事をされたなら、僕はそういう事をしない人間のまま生きて行こうと思える。
傷付いたなら、傷付けた人を恨んだりせず、傷付く己の弱さを憎む。
そして今度は折れないように強くなろうと今は思える。
勿論…
僕が大切にしている人を傷付けられた時や、
これだけは、と心に秘めている尊厳を侵食された時は
敢然と、躊躇なく、思いっきりブン殴るけどね(笑)
すみなすものは 自分だ。