一刀入魂 勇往邁進

2012年4月デビュー
2015年5月初勝利&再起不能
2019年、人生本番開始(笑)

大会!!そして・・・

2013-05-11 20:33:09 | 日記

行って参りました、LDA兵庫県大会IN姫路相生CC。

昨年悔し涙を飲み込んでから今日まで、
自分の出来る限り、根限りの肉体強化と練習、スイング改造、
そして新しい武器を振れるようにする為の試行錯誤を繰り返してきました。

事実上、今回を当面に於ける最後の戦いにする決意で。

今日は早朝から練習場へ行き、最後の戦いに向けた最終調整を行い、
痛めた両手首のリミッターを外して、万一壊れてしまった事も考えずに臨んだ。

僕の全てだから。
そして何より、僕一人の戦いじゃないから。

結果としては、前年よりも手応えを得ながらも敗退。

敗因については後で勝手に綴りますが、
撮って貰った動画を分析する限りでは完全に下半身を使えていなかった。
パワーの使い方が全然未熟。

そんな力量では、あの日々進化し続けている猛者たちに
敵うどころか追いつく事さえ困難だと痛感しました。

己の本気度や努力の日々が決してチャラついたものではなかった事に偽りはない。
寝食を忘れて、血が滲んでも構わず研鑽を重ねた。
それでも出場者の方々の全体的なレベルが格段に上がってる事に、
頭を垂れて敬礼したい気持ちになった。


ただ、今回は全ての出場選手をじっくり拝見させて貰った。
昨年のように悔しさに感けて帰路に就いたりせずに。


改めて、「学ぶ」事の多さに目から鱗が落ちた気分です。
練習場では決してお目に掛かれない、飛ばしの専門家たちの一挙一動。

そこから学べる事こそが、この大会に参加する大きな意義の一つだと知りました。

悔しくて、情けなくて、歯軋りする思いを噛み殺して
ただ一人の抜け漏れもないように、全ての選手の動きを脳裏に焼き付けた。


技量の差ではなく、強い選手の飛ばす球はとてつもなく強く、そして見るからに重い。

雄叫びを挙げる選手の背中に宿る、覚悟や決意。
それを見守る家族や仲間の眼差し。

様々な背景や思いを、皆それぞれ一球一球に込めて
乾坤一擲の一打を放つ。

その姿。

僕は、これまでただ己の力量と、置かれた環境に囚われて練習に打ち込んだ。
でも彼らの姿をしかと見るうちに、そんな自分の甘さに気付いた。
とんでもなく、自分は弱いと思った。
ドラコンへの思いではなく、「生きようとする目線」が。


今後の去就に関しては暫く壊れた身体を治しながら考えますが、
間違いなく言える事は、人は自分が考えているよりももっとずっと
強く、たくましく、熱く戦いの中を生きているという事です。

それを今回の悔しさと合わせて、しっかり己を見つめ直し、
出直す以外に道はないと痛感しています。


強豪選手が放つ、あの強く重い球を僕が身に纏う為には、
もっと修業が必要です。


ドラコン選手として以前に、一人の人間として。













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