一刀入魂 勇往邁進

2012年4月デビュー
2015年5月初勝利&再起不能
2019年、人生本番開始(笑)

補足

2012-11-28 19:08:05 | トレーニング

こんばんはみなさん、筋肉痛ですか?


昨日の速筋・遅筋のお話を書いたあと、
今日読み直してみると随分舌足らずな説明だったと感じ、
反省しております、すいません。


なので補足させて下さい。

特に腹筋についてです。


他の部位を鍛える際には色んな器具を用いて、
負荷の増減を図る事が出来るのに対して

腹筋は、特殊な方法を除いてウエイトなどを増減させる事が出来ません。


速筋・遅筋どちらの増強に於いても、
腹筋運動そのものの方法は同じになる事が一般的です。


では、どうやって同じ運動で速筋・遅筋を鍛え分けるのか。


飽く迄も基本的なお話になり恐縮ですが
それぞれの筋肉の特性と役割を考慮してみて下さい。


昨日お話した通り
速筋では瞬発力
遅筋では持久力
といったものの醸成が不可欠であり、その逆もまた然りです。


つまり、同じ腹筋運動で且つ等負荷の場合は
運動の「速度」を変える必要があります。


速筋用の腹筋では、素早く、また捻りを加えるなどの付加動作を取り入れ行い、
遅筋用には、例えばV字バランスなどの「静止したまま、耐える」動作を主に取り入れます。


また、速筋をスポーツの中で発揮する際には、
所謂「無呼吸運動」が行われている訳ですから
トレーニング時に於いても同様に、ある程度の無呼吸状態で鍛える必要もあります。
ここではイメージする力も大きく求められます。

一瞬の爆発力が求められるスポーツ、
例えばドライバーのインパクト、格闘技の打撃、バレーボールのスパイクなどなど…
枚挙に暇がありませんがそういったものを実際にイメージしながら
トレーニングを行う事が大切だと考えます。


対して遅筋を発揮する際は対照的に、
有酸素運動になる訳ですから、自身がマラソンを行っている映像、
長距離自転車を漕いでいる、遠泳している姿をイメージする事が大切だと言えます。


参考にして頂けるかどうか分かりませんが、
同じ手法のトレーニングでも、掛ける時間・用いるスピードによって
大きく発達させる筋肉が違ってくるという事です。


蛇足ですが

僕がよくボクシング選手の鍛え方を例に挙げるのは
彼らは速筋・遅筋のどちらも高いレベルで鍛えているからであり、
またボクシングという競技自体が、速筋・遅筋のどちらも求められる
稀有な種目である事から、です。


ご参考までに、彼らは1日に1000回も2000回も腹筋を行います。
(個人差はあります)

勿論それは対戦者の打撃に耐えうる強靭な腹筋を得る為でもあるので
格闘技以外に特別そんな腹筋が必要か、と問われると僕個人は必要ではない、と答えます。


ただご参考までに。












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