ずいぶん遠ざかってるドラコンについて。
あれからも色々あって、ほとほとモチベーションが下がってしまった。
つまらぬ人間関係を持ち込まれ、関係ない僕をまるでゴミ箱のように利用し、
愚痴や誰かの陰口、根も葉もないうわさ話を放り投げられ続け、どうにも疲れてしまった。
ドラコンっていう競技なんだから、競技に専念するのが普通だと思ってる僕にとっては、
そういう「誰がどうした」とか「誰が嫌いだ」とか、本当にどうでもイイことだ。
往々にして、そういうゴチャゴチャつまらんことしてるヤツに限って、飛ばない。
見事に飛ばない。一般ゴルファーと大差ないくらいの飛距離しか出せない。
ドラコン選手だなんて名乗らないでもらいたい。
マジで。
まずはそのたるんだ精神と、井戸端会議癖と、ビール腹をなんとかして出直せよ、と呆れる。
腕を競い合う訳でもなく、LINEなんぞでいちいち密に連絡を取って、慣れ合う必要性がどこにある?
心得違いも甚だしい。
そんな状態ではあるものの、ただ一つ。
まだ僕が完全にこの世界から離れない理由がある。
面白くない選手モドキが本当に多い世界だと思うし、きっとそれは今も昔も、そしてこれからも変わらない事なんだろう。
だけど、一部の面白い選手が僕の選手生命を繋ぎとめてくれる。
その中でも、3年前にある試合で出会った一人の若き荒武者は、その最たる存在だ。
何の縁か、彼はほぼ毎日のように未だに僕に連絡をくれる。暇なのかも知れない(笑)
だが彼の話の内容はいつだって、他の烏合の衆とは別次元に「ポジティブ」である事が何より僕にとっては嬉しい。
彼は、その歯に衣着せぬ物言いのせいで、多くの人間から誤解を招く性質だ。
思ったことはハッキリ言ってしまう豪胆さと、競技に懸ける人一倍熱い想いが、大衆には受け入れがたいのだろう。
正直僕は、そういった大衆心理などはオーディエンスのそれだと切り捨てる。
我の強い選手たちが、それぞれの我を持ち寄り、修行の成果を示すのが試合の場。
熱くて何が悪い? 思ったことをハッキリ言う事がいつから悪になった?
そういうものが目に鬱陶しく映ったり、耳に痛く感じてしまうのは、己が弱いからに他ならない。
僕みたいなヤツは、逆に彼のような男がライバルでないと燃えない。
女々しく、ジメジメと、ショボい記録の言い訳と情けない傷の舐め合いに興じてるような弱卒などに用はない。
試合のあとに残念会と称して酒を飲みに行くようなヤツは、どうしても理解する気になれない。
むしろ、彼のように勝っても負けても練習場へ直行し、自分と向き合う選手が本当に強い選手だと思っている。
そんな荒武者が、毎日トレーニング談義を持ち寄ってくる。
夢はジョー・ミラーのような選手に勝つ事だ!と毎日熱く語る。
若くしてゴルフのトレーナーも副業にしている奴だから、スイング理論やギアの話も尽きる事がない。
僕と実力的にも伯仲しているため、互いの欠点や弱点なども忌憚なく指摘し合える。
非常に生産的で、とてもありがたいライバルだ。
僕より10歳ほども若いため、時折見せる若者らしい懐っこさも、憎めない一つの要因だろうか。
「来季は出場するんでしょ?思いっ切りやりましょうや!」と、まだ僕との再戦を諦めない。
僕のケガや病気の事にも触れないし、気遣うような事も一切しない。
むしろ「アスリートなんざ、大きなケガの一つや二つを抱えてやっと一人前っすよ!」と、豪放磊落だ。
生まれ育った環境からかなりの苦労を強いられているにも関わらず、いつだって野望と夢に燃えている。
そんな彼のことを何も知ろうともせず、ただ表面的に彼の豪快さを快く思わずにいる連中など、実に矮小だ。
願わくば、この荒武者と今一度戦いたい。
どうしてもトレーニングを辞めさせてくれそうもないし、遠方にも関わらずヒョイっと練習に誘ってもくる。
どうやら、僕がクラブを手放すのはまだ少し先の話になりそうだ。
せっかく戦う人生なんだから、アツけりゃアツイだけ面白い。
互いに煽り合い、闘志をぶつけ合える、この好敵手との奇縁に感謝。
あれからも色々あって、ほとほとモチベーションが下がってしまった。
つまらぬ人間関係を持ち込まれ、関係ない僕をまるでゴミ箱のように利用し、
愚痴や誰かの陰口、根も葉もないうわさ話を放り投げられ続け、どうにも疲れてしまった。
ドラコンっていう競技なんだから、競技に専念するのが普通だと思ってる僕にとっては、
そういう「誰がどうした」とか「誰が嫌いだ」とか、本当にどうでもイイことだ。
往々にして、そういうゴチャゴチャつまらんことしてるヤツに限って、飛ばない。
見事に飛ばない。一般ゴルファーと大差ないくらいの飛距離しか出せない。
ドラコン選手だなんて名乗らないでもらいたい。
マジで。
まずはそのたるんだ精神と、井戸端会議癖と、ビール腹をなんとかして出直せよ、と呆れる。
腕を競い合う訳でもなく、LINEなんぞでいちいち密に連絡を取って、慣れ合う必要性がどこにある?
心得違いも甚だしい。
そんな状態ではあるものの、ただ一つ。
まだ僕が完全にこの世界から離れない理由がある。
面白くない選手モドキが本当に多い世界だと思うし、きっとそれは今も昔も、そしてこれからも変わらない事なんだろう。
だけど、一部の面白い選手が僕の選手生命を繋ぎとめてくれる。
その中でも、3年前にある試合で出会った一人の若き荒武者は、その最たる存在だ。
何の縁か、彼はほぼ毎日のように未だに僕に連絡をくれる。暇なのかも知れない(笑)
だが彼の話の内容はいつだって、他の烏合の衆とは別次元に「ポジティブ」である事が何より僕にとっては嬉しい。
彼は、その歯に衣着せぬ物言いのせいで、多くの人間から誤解を招く性質だ。
思ったことはハッキリ言ってしまう豪胆さと、競技に懸ける人一倍熱い想いが、大衆には受け入れがたいのだろう。
正直僕は、そういった大衆心理などはオーディエンスのそれだと切り捨てる。
我の強い選手たちが、それぞれの我を持ち寄り、修行の成果を示すのが試合の場。
熱くて何が悪い? 思ったことをハッキリ言う事がいつから悪になった?
そういうものが目に鬱陶しく映ったり、耳に痛く感じてしまうのは、己が弱いからに他ならない。
僕みたいなヤツは、逆に彼のような男がライバルでないと燃えない。
女々しく、ジメジメと、ショボい記録の言い訳と情けない傷の舐め合いに興じてるような弱卒などに用はない。
試合のあとに残念会と称して酒を飲みに行くようなヤツは、どうしても理解する気になれない。
むしろ、彼のように勝っても負けても練習場へ直行し、自分と向き合う選手が本当に強い選手だと思っている。
そんな荒武者が、毎日トレーニング談義を持ち寄ってくる。
夢はジョー・ミラーのような選手に勝つ事だ!と毎日熱く語る。
若くしてゴルフのトレーナーも副業にしている奴だから、スイング理論やギアの話も尽きる事がない。
僕と実力的にも伯仲しているため、互いの欠点や弱点なども忌憚なく指摘し合える。
非常に生産的で、とてもありがたいライバルだ。
僕より10歳ほども若いため、時折見せる若者らしい懐っこさも、憎めない一つの要因だろうか。
「来季は出場するんでしょ?思いっ切りやりましょうや!」と、まだ僕との再戦を諦めない。
僕のケガや病気の事にも触れないし、気遣うような事も一切しない。
むしろ「アスリートなんざ、大きなケガの一つや二つを抱えてやっと一人前っすよ!」と、豪放磊落だ。
生まれ育った環境からかなりの苦労を強いられているにも関わらず、いつだって野望と夢に燃えている。
そんな彼のことを何も知ろうともせず、ただ表面的に彼の豪快さを快く思わずにいる連中など、実に矮小だ。
願わくば、この荒武者と今一度戦いたい。
どうしてもトレーニングを辞めさせてくれそうもないし、遠方にも関わらずヒョイっと練習に誘ってもくる。
どうやら、僕がクラブを手放すのはまだ少し先の話になりそうだ。
せっかく戦う人生なんだから、アツけりゃアツイだけ面白い。
互いに煽り合い、闘志をぶつけ合える、この好敵手との奇縁に感謝。