スイングを改造中です。
前回の大会で、自己最高記録を出せたとはいえ決勝に残れませんでした。
更に言えば、6球ある持ち球の内でたったの1球がその記録。
こんなもんラッキーパンチと言っても過言じゃない。そう思ってます。
それと、正念場で「芯を食った」球が出せなかった。
未練になりますが、あの1球が芯を食っていればまた結果も多少は変わっていたかも知れない。
不思議な感情に見舞われています。
自分の記録を大きく更新出来たのに、悔いばかりが強く残ってしまっている。
悔しくて悔しくて、今までの人生の中でもこれほどまでに負けて悔しかった事はない。
しかしそれら全てをひっくるめて、今の僕の実力なのです。
そんな中途半端な実力は要らない。
「惜しかったね」と言われてしまうような、
「あの時、芯を食ってたら」と慰められてしまうような、
そんな脆弱な力は要らない。
心底そう思います。
どんなツアープロであっても出せやしない飛距離を叩き出し、
「ゴルフは飛距離じゃない」と言って憚らない今のゴルフの常識を
払拭して余りある、飛ばしに魅せられた人間たちが競い合う場。
僕は、ドラコンという競技を自分なりにこう心得ています。
そこでぶっちぎりの記録を出し、僕はてっぺんの景色が見たいのです。
だからその為に、過去と今の自分を徹底的に否定し続けて、
限りなく正解のない中で正解へ近付きたい。
今取り組んでいるスイング改造は、きっと今までのスイングにはなかったものを内包している。
その鳴動を、確かに今鍛え続けている身体が教えてくれている。