
GW前半に、2泊3日の九州旅行に行ってきた(見出しの写真は博多から由布院までの道中のどこかの景色)。
同居人の誕生日祝いも兼ねて。
1日目に新千歳空港からANAの飛行機に乗って福岡空港へ飛んだ。
ANAの機内誌を楽しみにしていたが、自席と同居人の席にはなく、少し残念だった。
機内誌には各地のお勧めの食べ物・美味しい店の記事や、いろんな人の旅のコラムやエッセイが載っていて面白いので、飛行機に乗る必要がある旅での楽しみの一つとなっている。
機内誌が無いと気付いた時はこの便は機内誌が無い便なのかなと思っていたが、もしかしたら直前にその席に座っていた人が持って行っていただけで、CAさんに言えば渡してもらえたのかもしれない。今、CAさんに一言聞いておけば良かったかなと少し後悔している。だがこのような後悔も、旅はたまた人生の醍醐味(大袈裟)。
飛行機に乗る際、読み物はあって損はないなと思う。自分は飛行機慣れしていないので、高いところにいる怖さを紛らわせるためにも……。
私は友達から借りている、くどうれいんさんの『うたうおばけ』というエッセイ集を機内で読む用に持って来ていた。
軽快で面白くて文がやさしくて好きな作家さんだと思った。
「雪はおいしい」は私も子供の頃実家近辺の雪や物置の屋根に出来たつらら食べてたな、わかる……と思い出し、「抜けないボクシンググローブ」は夜のゲーセン、海、工場の光景が印象的で胸に来る。「冬の夜のタクシー」のタクシー運転手さん格好良すぎる。
機内で読みつつ、エピソードの一つ一つが好きだなあと思い、同時にこの作家さんは良い人生送ってるなあと羨ましくも思った。
好きな本だ。貸してくれた友達に感謝。長田弘の『死者の贈り物』を教えてくれたのも彼女だった。
博多に着いて、夕飯にはとりあえず九州らしいものを食べたい!と考え、同居人とおいしそうな鶏のある店に行った。入った店で鶏の水炊きとゴマサバを食べた。水炊きのだしの染みたキャベツがとっても美味しかった。
2日目は、福岡城の近くの堀と福岡市美術館と大濠公園の大きな池を見て、その後特急ゆふに乗り由布院へ向かった。
福岡城の近くの堀に大きな鳥が居てテンションが上がった。調べてみると、福岡城周辺にはアオサギが多いとのことなので、おそらくアオサギ。
鴨も何羽か居て、かわいかった。
美術館では、テレンス・コンラン展と常設展を見た。コンランをこの展示で始めて知った。ポケモンの技で「こんらん」があるので覚えやすい名前だなあと思った。
「ミシュランマンのことが大好きなお洒落葉巻おじさん」というイメージで、コンランのことを覚えた。
オニクリップというでっかい青いクリップをショップで手に入れた。用途はこれから考えたい。同居人は私のより一回り大きな赤いオニクリップを買っていた。
常設展のボリュームもすごかった!
入り口近くに展示していたラファエル・コランの「海辺にて」の、絵の中の空気の淡さ透明さが美しかった。フォンタナの「空間概念 期待」は学生時代に美術の教科書で見た気がするので(フォンタナの別の作品かも)、本物を見ることができて嬉しくなった。
特急ゆふに乗る時刻まで時間がなかったので、展示の最後のあたりは駆け抜けて見ることになったが満足できた。


大濠公園の風景。

草間彌生のカボチャ。
特急ゆふに乗る。


ホームの、旅の中継地やターミナル的な雰囲気が好きだ。
電車に揺られて2時間と少し。

道中、車内から見えた何らかの遺構がちょっと気になる。
由布院に到着。
山に囲まれ、田園が広がる穏やかな場所だった。
静かに流れる川の光景が印象に残った。


荷物を宿に置き、同居人とさあ金鱗湖へ行ってみようとなった。
その道中、墓地に迷い込みそうになったときは少し焦った……。

お寺の横の石垣。大分むぎ焼酎二階堂CM的雰囲気があって良かった。
金鱗湖の神社にお参りし、本殿後ろから見える金鱗湖の光景を眺めた。水面に太陽光が反射してきらきらして綺麗だった。
観光お土産エリアで、おとうふソフトという豆乳でできたソフトクリームを食べた。砂糖系の甘さはほぼなく豆乳のほどよい甘さがあって、とても美味しかった。

ジブリ系の物が置かれた店が乱立しているエリアがあり、「海外からの旅行者向けのお土産屋横丁」感があって面白かった。なぜか、本物のフクロウやリスもいた。海外からのお客さんにはウケるのか……?
ガラスの小物が置いてあるお土産屋さんでかわいいガラスの犬の根付を買い、ノスタルジーのある穏やかな住宅エリアを歩き、宿に帰った。
宿で食べた夕飯、美味しかった~! 鯛のお刺身のプリプリ弾力加減がすごい!

また、女将さんがピアノで同居人の為にHappyBirthdayを弾いてくださり、とても良い一日だった(もてなしていただきつつ、自分は客人としてへんなふるまいしてまいか…とだいぶ緊張していた)。
宿に用意して頂いた、いちごの乗った12cmホールケーキを夜中に2人で食べきった。生クリームがあっさりしていて、いちごもみずみずしく甘すぎず、ペロリと平らげることができた。
泊まった部屋に付いていたお風呂は湯加減がちょうどよく、ゆったり入れて最高だった。夜に2回入り、早く床に就き早朝にもう一度入った。
最終日、朝ご飯も美味しかった!

由布院は曇り。

特急ゆふに乗り、由布院から博多へ戻った。飛行機まで時間が少しあるので、住吉神社へ。
GoogleMapの導きにより、裏口の鳥居に到着した。
裏口から入ると池があり、鴨が元気にパシャと着水したりガアガア水面を滑ったりしていた。黒い猫もいて、男性が撫でていた。
恵比寿様の神社があり、鳥居を潜るといきなり通り雨が降った。「神社で雨が降った時は良いっていうよね」と同居人と話をし、お参りした。
その後本殿の方に行き、お参りした。御朱印ももらえて嬉しい!
飛行機の時間が近づいたので、お昼ご飯用にOIOIの食品売り場でおにぎりとだし巻き卵を買い、福岡空港へ!
お昼ご飯は空港の待合エリアで食べた。だし巻き卵はそれぞれねぎ・牛しぐれ煮・明太子入りで、おにぎりによく合い、美味しかった。
JALの飛行機で北海道に帰還(機内誌があって、ルンルンで読んだ)。

福岡上空から見えた、生き物みたいな形の湖。調べたら三日月湖というらしい、良い名前。
新千歳空港で、同僚から話を聞いていて興味があったわかさいものあんぽてとソフトを食べた。ほどよい甘みでいものクリームが美味しい~! あんこもおいしい!

空港から札幌へエアポートに乗り移動、札幌駅で夕食に豚丼を食べ、心残りなく家に帰った。
楽しい旅だった。
同居人の誕生日祝いも兼ねて。
1日目に新千歳空港からANAの飛行機に乗って福岡空港へ飛んだ。
ANAの機内誌を楽しみにしていたが、自席と同居人の席にはなく、少し残念だった。
機内誌には各地のお勧めの食べ物・美味しい店の記事や、いろんな人の旅のコラムやエッセイが載っていて面白いので、飛行機に乗る必要がある旅での楽しみの一つとなっている。
機内誌が無いと気付いた時はこの便は機内誌が無い便なのかなと思っていたが、もしかしたら直前にその席に座っていた人が持って行っていただけで、CAさんに言えば渡してもらえたのかもしれない。今、CAさんに一言聞いておけば良かったかなと少し後悔している。だがこのような後悔も、旅はたまた人生の醍醐味(大袈裟)。
飛行機に乗る際、読み物はあって損はないなと思う。自分は飛行機慣れしていないので、高いところにいる怖さを紛らわせるためにも……。
私は友達から借りている、くどうれいんさんの『うたうおばけ』というエッセイ集を機内で読む用に持って来ていた。
軽快で面白くて文がやさしくて好きな作家さんだと思った。
「雪はおいしい」は私も子供の頃実家近辺の雪や物置の屋根に出来たつらら食べてたな、わかる……と思い出し、「抜けないボクシンググローブ」は夜のゲーセン、海、工場の光景が印象的で胸に来る。「冬の夜のタクシー」のタクシー運転手さん格好良すぎる。
機内で読みつつ、エピソードの一つ一つが好きだなあと思い、同時にこの作家さんは良い人生送ってるなあと羨ましくも思った。
好きな本だ。貸してくれた友達に感謝。長田弘の『死者の贈り物』を教えてくれたのも彼女だった。
博多に着いて、夕飯にはとりあえず九州らしいものを食べたい!と考え、同居人とおいしそうな鶏のある店に行った。入った店で鶏の水炊きとゴマサバを食べた。水炊きのだしの染みたキャベツがとっても美味しかった。
2日目は、福岡城の近くの堀と福岡市美術館と大濠公園の大きな池を見て、その後特急ゆふに乗り由布院へ向かった。
福岡城の近くの堀に大きな鳥が居てテンションが上がった。調べてみると、福岡城周辺にはアオサギが多いとのことなので、おそらくアオサギ。
鴨も何羽か居て、かわいかった。
美術館では、テレンス・コンラン展と常設展を見た。コンランをこの展示で始めて知った。ポケモンの技で「こんらん」があるので覚えやすい名前だなあと思った。
「ミシュランマンのことが大好きなお洒落葉巻おじさん」というイメージで、コンランのことを覚えた。
オニクリップというでっかい青いクリップをショップで手に入れた。用途はこれから考えたい。同居人は私のより一回り大きな赤いオニクリップを買っていた。
常設展のボリュームもすごかった!
入り口近くに展示していたラファエル・コランの「海辺にて」の、絵の中の空気の淡さ透明さが美しかった。フォンタナの「空間概念 期待」は学生時代に美術の教科書で見た気がするので(フォンタナの別の作品かも)、本物を見ることができて嬉しくなった。
特急ゆふに乗る時刻まで時間がなかったので、展示の最後のあたりは駆け抜けて見ることになったが満足できた。


大濠公園の風景。

草間彌生のカボチャ。
特急ゆふに乗る。


ホームの、旅の中継地やターミナル的な雰囲気が好きだ。
電車に揺られて2時間と少し。

道中、車内から見えた何らかの遺構がちょっと気になる。
由布院に到着。
山に囲まれ、田園が広がる穏やかな場所だった。
静かに流れる川の光景が印象に残った。


荷物を宿に置き、同居人とさあ金鱗湖へ行ってみようとなった。
その道中、墓地に迷い込みそうになったときは少し焦った……。

お寺の横の石垣。大分むぎ焼酎二階堂CM的雰囲気があって良かった。
金鱗湖の神社にお参りし、本殿後ろから見える金鱗湖の光景を眺めた。水面に太陽光が反射してきらきらして綺麗だった。
観光お土産エリアで、おとうふソフトという豆乳でできたソフトクリームを食べた。砂糖系の甘さはほぼなく豆乳のほどよい甘さがあって、とても美味しかった。

ジブリ系の物が置かれた店が乱立しているエリアがあり、「海外からの旅行者向けのお土産屋横丁」感があって面白かった。なぜか、本物のフクロウやリスもいた。海外からのお客さんにはウケるのか……?
ガラスの小物が置いてあるお土産屋さんでかわいいガラスの犬の根付を買い、ノスタルジーのある穏やかな住宅エリアを歩き、宿に帰った。
宿で食べた夕飯、美味しかった~! 鯛のお刺身のプリプリ弾力加減がすごい!

また、女将さんがピアノで同居人の為にHappyBirthdayを弾いてくださり、とても良い一日だった(もてなしていただきつつ、自分は客人としてへんなふるまいしてまいか…とだいぶ緊張していた)。
宿に用意して頂いた、いちごの乗った12cmホールケーキを夜中に2人で食べきった。生クリームがあっさりしていて、いちごもみずみずしく甘すぎず、ペロリと平らげることができた。
泊まった部屋に付いていたお風呂は湯加減がちょうどよく、ゆったり入れて最高だった。夜に2回入り、早く床に就き早朝にもう一度入った。
最終日、朝ご飯も美味しかった!

由布院は曇り。

特急ゆふに乗り、由布院から博多へ戻った。飛行機まで時間が少しあるので、住吉神社へ。
GoogleMapの導きにより、裏口の鳥居に到着した。
裏口から入ると池があり、鴨が元気にパシャと着水したりガアガア水面を滑ったりしていた。黒い猫もいて、男性が撫でていた。
恵比寿様の神社があり、鳥居を潜るといきなり通り雨が降った。「神社で雨が降った時は良いっていうよね」と同居人と話をし、お参りした。
その後本殿の方に行き、お参りした。御朱印ももらえて嬉しい!
飛行機の時間が近づいたので、お昼ご飯用にOIOIの食品売り場でおにぎりとだし巻き卵を買い、福岡空港へ!
お昼ご飯は空港の待合エリアで食べた。だし巻き卵はそれぞれねぎ・牛しぐれ煮・明太子入りで、おにぎりによく合い、美味しかった。
JALの飛行機で北海道に帰還(機内誌があって、ルンルンで読んだ)。

福岡上空から見えた、生き物みたいな形の湖。調べたら三日月湖というらしい、良い名前。
新千歳空港で、同僚から話を聞いていて興味があったわかさいものあんぽてとソフトを食べた。ほどよい甘みでいものクリームが美味しい~! あんこもおいしい!

空港から札幌へエアポートに乗り移動、札幌駅で夕食に豚丼を食べ、心残りなく家に帰った。
楽しい旅だった。
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