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学びスタジオ®︎ブログ

塾での出来事や教育について書きたいと思います。

子どもの集中力を育てる

2021-12-15 12:12:00 | 日記

こんにちは、東大阪市瓢箪山にある学習塾 学びスタジオの塾長の奧川えつひろです。

 
今回は、子どものコンセントレーション-集中力について書きます。
 
よく、保護者の方から、
「うちの子は、集中力がない」と聞くことがありますが、

子どもは本来、好奇心が大きいはずです。
本当でしょうか?
 
❤︎天才の集中力は何時間も続く

ニュートンはすごい集中力の持ち主でした。
 
何かに興味を引かれたら、
2時間も3時間もぴくりとも動かずに考え続けることができました。

天才たちはみんな、
情熱的です。
自分が気になったことに集中できる素質を持っています。

❤︎ドーパミンのサイクル

”天才”と呼ばれる人たちが、
長時間集中できるのは、
脳の中でドーパミンが出やすい回路ができあがっているからです。

ドーパミンとは脳内の神経伝達物質で、
うれしいことや楽しいことがあると分泌されるます。
 
ドーパミンが分泌されるとわれわれ人間は気持ちがよくなります。
その体験を何度か重ねると、
脳は快感を覚えます。
 
そして脳は
「あの気持ちいいことをもう一度やろう、また挑戦しよう」
という指示を出します。
すると、
もう一度チャレンジする、
またドーパミンが出る、
すごく気持ちいい、
またやりたくなる。
 
そのサイクルが完成されると、
何か楽しそうなことを見つけて集中して取り組む人間になれます。

❤︎”ドーパミンのサイクル”は5歳ごろまでに完成する

このドーパミンのサイクルは、
子どものうちに発達させておくべきということもわかってきました。
 
そもそも脳の80%は、
0歳から3歳〜5歳ごろまでには基礎が完成してしまいます。
 
残りの人生は、
5歳ごろまでに培ったものをベースに生きていくのです。
 
ですから、
5歳ごろまでに脳のポテンシャルを
どれだけ開花させられるかが、
その人の”かしこさ”をある程度決めます。

これが、
もっとも大切な
”脳を活かすための土台づくり”です。

❤︎「うれしい!」「楽しい!」を増やしてあげる

脳にとってうれしいことや楽しいことを増やしてあげると
ドーパミンが分泌され、
その繰り返しで
”ドーパミンのサイクル”ができあがります。

子どもの脳の”ドーパミンのサイクル”をつくるために、
親がしてあげられることは、
「うれしい!」「楽しい!」
と思う体験をどんどんさせてあげることです。
 
脳がうれしい、楽しいと思うことは、
好奇心や探究心が刺激されることです。
 
はじめて体験することや
ワクワクドキドキすること、
「何かな?」
「どうしてこうなっているのかな?」と
興味が持てるようなことがたくさんあると、
脳でドーパミンがどんどん分泌されていきます。

❤︎まとめ。親は子どもの邪魔をしないで笑顔で

親のぬくもりの中、
笑顔で見守られていると感じることは、
子どもにとって何よりも幸せで安心なことです。
 
安心で安全でなければ、
脳は楽しさやうれしさを感じることはできません。

ですから、
お母さん・お父さんは笑顔で、
危険ではない限り、
子どもが好きなことに集中している時は、
そっと見守りましょう。

「一緒にしょう」と割り込んでもいけません。
そこで、子どもの集中が途切れてしまいます。

後で、
集中できたことを褒めてあげましょう。

そうすることで、
集中力を高まり、
お子さんの集中力が育っていきます!

世界幸福度ランキング〜客観的幸福の主観的幸福

2021-12-13 16:42:00 | 日記

こんにちは、学びスタジオの奧川えつひろです。


国連で、毎年3月20日の“国際幸福デー”に合わせて発表している世界幸福度ランキングというものがあります。
今回は、この世界幸福度ランキングと子どもの幸福について書きます。

♥幸福ランキングの3つの調査方法

❶主観的な幸福度
「0」~「10」までの11段階のはしごをイメージし、
自分自身の生活への満足度が、
いまどこにあるのかを判断します。

❷6つの客観的項目
①    一人当たり国内総生産(GDP)
②社会保障制度などの社会的支援
③健康寿命
④人生の自由度
⑤他者への寛容さ
⑥国への信頼度

❸“各項目が最低値を取ると仮定されるディストピア(架空の国)”
との差を数値化してランキングが決定しまう。

♥経済指標だけで本当の幸福は測れない

もともと国連機関は、
国内総生産(GDP)をはじめとする経済指標を重視していました。

しかし
世界的な金融危機や環境破壊など、
これから先の社会を生きる上で、無視できない問題が多発し、
“経済指標だけでは本当の幸福度は測れない”と考えるようになりました。

こうして、
対象国・地域の数千人を対象に幸福ランキングとして発表されるようになりました。

♥2021年の世界幸福度ランキング



♥ランキングデータからわかる特徴

2021年まで連続4年間、1位がフィンランドです。
上位国の特徴は以下の通りだ。

・社会保障が手厚い
・質の高い教育を施すための制度の充実している
・ジェンダー(男女差別)平等

♥1位のフィンランド

フィンランドは決して大きな国ではない。
しかし消費税は24%と世界的にも高い。

それにもかかわらず国民の満足度が高いのは、
“納めた税金が間違いなく自分たちの生活のために使われている”と認識できるからです。
フィンランドでは透明性のある政治を実現し、
富の再分配がスムーズにおこなわれる仕組みが整っています。

また、
フィンランドでは、
“モノの消費に幸福感を抱く”意識が薄いと言われています。
モノを入手するよりも、
家族や友人たちと一緒に、
自由な時間を謳歌することに幸せを感じるのだそうです。

そのための仕組みが整っている点も、
幸福度を押し上げる要因のひとつです。

フィンランドでは、
日本ほど学歴にこだわりません。
個々が幸せのために、
より自由な道を選び、追求する環境が整っています。

子育て支援も充実しており、
子どもを育てながら、
なりたい自分を実現しやすい点も大きなポイントです。

♥日本の順位が低い?

日本は、先進諸国と比較すると、低い水準にランクされています。

1人あたりの国内総生産(GDP)の数値でみれば、
日本の順位は決して低くはない。
資源には乏しいものの経済は発達しており、
欧州諸国ほどではないが、
社会保障制度も確立されている。
寿命の長さは、世界でも上位だ。
海外と比較して“日本は治安が良く暮らしやすい”と感じる人が多いだろう。

♥ “人生の自由度”

日本人の“人生の自由度”に影響を与える“労働環境”、
欧米諸国と比較して、よく“日本人は働きすぎ”と言われます。

ヨーロッパ各国のように、
長期休暇を取る風習もなければ、
“有給休暇はあっても取りづらい”と感じる人が多いし、

“職場の中で自分に合った働き方を自由に選択できない”ことも大きく関係します。

♥“他者への寛容さ”

“他者への寛容さ”については、
寄付やボランティア活動が非常に大きな要素となります。

日本には、積極的に寄付をおこなったりボランティア活動に参加したりする風習が根付いていません。
社会全体でこうした取り組みが積極的におこなわれている国ほど、
幸福度ランキングは上昇しやすいという特徴があります。

♥主観的データが順位を低くしている

GDPや健康寿命など、
客観的な数値で示されるデータに注目すれば、
日本は間違いなく“幸せな国”です。

一方で、
国民の主観にもとづくデータを見ると、
“幸せではない国”としての要素が見えてきます。
この主観的データが、幸福度ランキングで日本の順位が低迷する原因です。。

♥まとめ。幸福度が高いは暮らしやすい社会・学びやすい社会

世界幸福度ランキングは、
人によって基準が異なる“幸福度”を、
わかりやすい数値で示すための取り組みのひとつですので、
このランキングだけで、幸福度を捉えることはできません。

しかし、
“人生の自由度”が上がれば、
日本の社会において“暮らしやすい”と感じる人は格段に増えるはずですし、
“他者への寛容さ”が上昇すれば、社会全体で優しく寄り添い合えるの仕組みができるはずであることを
このランキングは教えてくれていると思います。

客観的な幸福と主観的な幸福。

日本に子どもたちに、
好きなことを“自由に学べる”機会を与えてあげること、
一緒にいろいろなことを体験すること通じて“優しさ”を育みことで、
外からの押しつけではなく、内からの幸せが醸し出されるのだと思います。


国語辞典を読む

2021-12-11 11:05:00 | 日記

こんにちは、学びスタジオの奧川えつひろです。


今回は、言葉と感情について書きます。



❤︎言葉が豊富


言葉が豊富ならば、

もやもやとした気持ちやあやふやな考えを言語化でき、

自分の感情を整理し、

相手にもより伝わりやすく説明することができます。


❤︎感情表現


例えば、

A「楽しかった。」

B「なにもかも楽しくて、まるで夢を見ているような一日だった。」

.

A「弟がどんどん散らかすので、イヤ。」

B「小さい弟が、私が片付けるのに、すぐに散らかすからイヤになる。」


❤︎気持ちを詳しく表現でき、感情が深まる


AB、同じ状況を表しているにしても、

ずいぶん印象が違います。

言葉を知っていると、こういう差が出ます。


Bのように細かいところまで表現できると、

感情自体もより深まって、

自分の気持ちがしっかりと相手に説明できます。


❤︎感情のアウトプットは、情緒の安定に


感情のはき出しは、

感情を整理し、

情緒の安定をもたらします。


そして、

未来に向かってチャレンジする

勇気がわきでてきます。


❤︎国語辞典を読もう


わからない言葉に出会ったら、

国語辞典を引くなど、

調べる習慣をつけましょう。


そして、調べた言葉に印をしておこう。


言葉の数が増えることに比例して、

感情は深く、

感情が豊かになっていきます。


自分の感情を表現できるようになると、

情緒が安定します。

そして、

勇気が湧き出てきます。


また、

言葉をたくさん知ることは

文の内容を把握することを容易にし、

読む意欲を高めて、

読解力を高めてくれますね。


国語辞典を読みましょう!


小さな子どもを対等な存在とみなし、自立を促す。反抗期は激しくならない!!

2021-12-10 11:28:00 | 日記

❤︎アメリカの子どもは、

日本の子どもほど激しい反抗期はない。なぜか?


❤︎反抗期の時期と反抗する理由


❶2歳のイヤイヤ期の第一次反抗期は、

自我の芽生えにより、なんでも自分でやってみたいのにできないもどかしさから反抗的になります。


❷68歳の中間反抗期は、

自立心が芽生え、親の言うことを疎ましく感じて無視をしたり口答えしたりします。


❸思春期の第二次反抗期は、

体の成長と心の成長のバランスを取ることが困難で、不安や不満などのストレスを感じやすいことから反抗的になります。


❤︎アメリカ流子育ては子どもを対等な存在とみなし、自立を促す


❶こどもが言うことを聞かないときの対応は、


取引やウソをつかない。

日本では当たり前の「いい子にしないと○○あげないよ」と取引する。これは、アメリカではNG,

また「遅くまで起きてるとオバケがくるよ」といった一言。これもウソだからNG

アメリカでの対応は、なぜそれをしなければならないか説明する。当然、小さな子供に説明したところで、ふざけてまともには聞かない。それでもアメリカの親は子どもを対等な存在とみなし、忍耐強く理由と説き続けます。


❷アメリカでは、1歳ぐらいから子どもを別の部屋で寝かせる。


これは子どもの自立を促すために、1歳ぐらいから子どもを別の部屋で寝かせます。

実際、親と引き離された子どもは最初の数日間は大泣きを続けますが、そこを過ぎるとそれもピタッと止み、一人で寝室に行き寝るようになるといいます。


❸子どもが大きくなったときの親子関係がアメリカのほうが圧倒的に良い。


対等な扱いを受け、自立を肯定されて育つと、

彼らは思春期になっても、日本のような反抗期はないといいます。また大人になっても常にファミリーで集まり、頻繁にコミュニケーションを取るなど、ファミリーの時間を最重要事項として捻出しています。


❹「できること」ではなく「努力すること」を褒める。


"できることではなく努力することを誉められた子どもは、努力することの大切さを感じ、結果が良くなくても、やる気を無くすことなく、何事にも当たり前のようにコツコツ取り組むようになります。


❺"視野を広げ、知的好奇心を刺激する


日本では子どもが欲しがるままにオモチャを贅沢に与えることは、決して良しとされませんが、アメリカでは子どもにとにかくたくさんオモチャを買い与えます。

なぜなら、たくさんのオモチャに触れればそれだけ知識が増える、という考え方だからなのです。

子どもが視野を広げるための情報を提供することは、大人の大きな役目の一つになっています。


❤︎まとめ


’"他人に迷惑をかけないように和を持って育てる"と考える日本の子育てと正反対のアメリカの子育てが、全て良いと言うわけではありませんが、参考にする部分もたくさんあると思います❣️




"ほめる"ことは、ポジティブな感情と学ぶ喜びを与えます!!

2021-12-09 00:56:00 | 日記
こんにちは、学びスタジオの奥川えつひろです。

❤︎勉強がおもしろくなる

できるだけネガティブな感情を与えないことです。

ほめること、認めてあげることで、
ポジティブな感情を持ちを持たせ、
そして、
勉強から、喜び、面白さ、楽しさ、達成感、満足感を与えます。

❤︎親の笑顔とオーラ

親は、太陽のような笑顔でほめることです。

どんな言葉も 、
”想い“ がこもっていなければ相手を動かすことはできません。
親の言葉は、"想い"がこもっていて、
子どもにとって特別なものです。

❤︎心が近づく

子どもたちを
お母さんの笑顔で明るく包み込み、
子どもに共感することで、
自分の心を子どもの気持ちに近づきます。

親と子どもの心が近づくと、
子ども安心感を感じ、心がオープンになり、
意欲や好奇心が出てきます。

❤︎子どもをよく見る

子どもの行動を、
きちんと言葉で
タイムリーに伝えることが大切です。

そのために、
注意深く見守り観察します。
だから、スマホを見ていたらダメです。

❤︎気にかけること

「見ているよ。」
「気にしているよ。」
という想いを伝えます。

気にかけられると、
ほめられると同じ、
ポジティブな感情を持たせることができます。

❤︎勉強でほめるためには、読めるように導く

しっかり読めるよう導きます。
初めは、読み聞かせをしたり、
一緒に読んでみたりします。

読めているかを確かめ、
読めていなければ、一緒に読んであげます。
子どもがしっかりと読めるように導きます。

❤︎聞いてあげる

読めるようになれば、
感じたこと理解したことを聞いてあげます。

聞くは、最高の指導です。

子どもに話を聞き、
感じなことを認め、
内容の理解へと導きます。
そして褒めてあけます。

ほめられた子どもは、
大きな満足感や優越感を感じるでしょう。

❤︎まとめ

子どもをしっかり見て、
ほめてあげましょう。

そして、勉強でほめるためには、
子どもの読む力を育てていきましょう。

そうすれば、勉強が楽しくなるでしょう。