Mamononoプロジェクト OFFICIAL

コロナも戦争も続く

コロナ禍3年目の夏、行動制限のないお盆、夏休み。
とはいっても、やはり感染は怖い。
ウクライナ戦争も始まりから6か月、映像で目の前に飛び込んでくるニュースがとんでもなく、人ごとと思えない。
 
休日を楽しみになど出かける気にもならず……
ここ最近、Mamonono公演前にはどうしても時間を割けなくて、録りためてしまっていた録画を見ることに費やしている。
 
皮切りはアイスショー、そして宝塚歌劇、映画、コロナ前~渦中の舞台などなど。
 
その中から幾つか、少し感想めいたことをメモ代わりに――
 
 
千葉県ユニセフ協会により、先日放映された映画『ひまわり』(1970年イタリア)
ソフィア・ローレン主演、戦争で引き裂かれた夫婦の物語。
多分過去に見ているはずなのだけれど、ほぼ記憶の外。
そして昔見た感覚とは大分違った見方をしてしまう今の自分がいる。
いろいろ細かいことが気になって物語に没入できない、邪念が?……年を重ねるとはこういうこともあるのか…と感じ入る。
 
宝塚歌劇花組公演『元禄バロックロック』(2021年12月/宝塚大劇場)
柚香光さんトップお披露目。
ともかく衣裳がすごく素敵!脚本もよくできていておもしろかった~!皆さんの芝居もすごくよかったーーやはり花組の伝統か??
 
野田秀樹作/シルヴィウ・プルカレーテ演出『真夏の夜の夢』(2020年10月/芸劇プレイハウス)
久しぶりに野田秀樹ワールドに触れる。うれしかった。
28年前に大竹しのぶさん(そぼろ)と毬谷友子さん(ときたまご)で初演、今回は鈴木杏さんと北乃きいさん。
初演の配役を知らず、どちらがどちらの役だったろう?と思って見進めていた。(実は途中まで逆かと想像してた^^;)
すべてリモートで稽古されていたとは思えない仕上がりっぷりですばらしかった。
 
映画『わたしは、ダニエル・ブレイク』(2017年イギリス)
たまたま何かと間違って録画していて、あらすじも何の知識もなく見てしまった。けれどすごく胸を突かれた。今の日本にも通じるものがないだろうか…と。
カンヌ国際映画祭パルムドール、納得。
 
映画フェデリコ・フェリーニ監督『道』(1954年イタリア)
言わずとしれた名作だが、恥ずかしながら主題曲がフィギュアスケートでよく使われることでしか知らなかった私。ちょっと違ったイメージを抱いていたかも。
全編暗い印象が漂い、やりきれなさが残る。でも「孤独」と「存在価値」あたりは共感。
大道芸人のおはなしだから「道」(La Strada)…?
 
 
――つづく。

 




名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「nonoのつぶやき」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事