紹介された自身の本『子どもたちの遺言』(佼成出版社)の詩の一節が画面に映し出されたとき、何気なく目をやったそこに並ぶ言葉に、思いも寄らず涙があふれ出てしまいました。
それは「生まれたよ ぼく」という詩の全文。
この世がすばらしいことを生まれたてのぼくは既に知っているよ──
そんな内容だったと思うけど(あとで本買ってきて読む!)
そこにある写真とともに溢れる生命力をめいっぱい感じてしまった……心揺さぶられる詩です。
やっぱり谷川俊太郎さんはすごい人なんだな。。
「人間は年輪のように年をとっていくと思っているから──
中心に生まれたての自分が常にいる。子供の自分もいる」
「言葉は好きじゃない。
言葉を超えたいと思って詩を書き始めた。
今、言葉に疑いを持ちながら詩を書いている」
「日本語という豊かな土壌に自分が根を張って、そこから吸い上げて──
詩は足もとから湧き上がってくる感じ」
思わず引き込まれてしまう話しぶりに“宇宙人”たる所以を感じました。
思わぬすてきなひとときをありがとうでした!
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