Mamononoプロジェクト OFFICIAL

ゲキ×シネ『けむりの軍団』頭の中を巡ること

実に4ヶ月以上ぶり!の映画館。

新しい生活様式ですっかり3密への恐怖が脳内環境にすり込まれてしまった私。

コロナ前の舞台を見ても、「あ~もうこんな芝居、つくられるのは1年以上先なんだろうな」とむなしーい気持ちになって楽しめないんじゃないかと危惧していましたが……
やっぱり劇団新感線はすごい!
コロナのことなんてすっかり脳の外に出てしまって、以前と同じよーに楽しめました。いやーほんと観に行ってよかった。。出かけるまでかなり迷ったけど。。(涙)

ゲキシネはやっぱりゲキシネ(笑)
生の舞台を大きいスクリーンで楽しめるように徹底した演出で映像化したものです。
舞台を劇場で見るのとも違うし、舞台中継を映像で見るのともまったく違います。

コロナ禍でのリモート芝居とも全然違うと思う。
ゲキシネはゲキシネとしてスタイルが確立している。なかなかほかでは真似できないことなんでしょう。
でもこれ、原資はやっぱりコロナ禍前の舞台なんですよね。。。

じゃ今、私たち芝居関係者はどうやって舞台をつくったらいいのでしょう。


先日、劇団四季が『マンマ・ミーア!』の舞台公演を再開するという密着番組を目にしました。
舞台づくりに対するコロナ対策を徹底する中、元俳優のスタッフさんからの一言が心に刺さりました。
――スタッフやお客さま方に対するコロナ対策は万全を期しているが、俳優に対しては十分とは言えない。感染リスクを冒してもとにかく覚悟を持ってやってくださいということでいいんですよね――という内容の言葉でした。

確かに3密を避ける演出などを特に施しているわけではないようで、コロナ前とほぼ変わらない形で、俳優たちは顔を突き合わせて台詞を吐き、抱き合ったり歌ったり、3密状態で踊って……。
 
私、見ていて怖くて怖くて気持ち悪くなってしまう。
舞台を劇場に観に行って以前のように素直に楽しめるとはとても思えないのです。
(舞台に限らず、今、3密状態の所や映像を目にするとめまいがする思い…)

劇団であれば、団員である役者に「覚悟して演れ」と言えるかもしれない。けれど、プロデュース公演をやる立場では、そこまで役者に危険を冒してもらう覚悟を求めることはできない…です。

稽古の段階から3密を避け、現場のみんなを守りながら本番を迎えるには――台本、演出、稽古場、稽古方法、本番会場――頭の中を占めるのはおおよそそのことばかり……な日々が続いています。きっとみなさん同じだと思うのですが^^;




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