熱い思いでブログを立ち上げた牧十郎。
キーボードは打てませんが
文字にしてまとめてくれました。
その姿は まさに80歳の受験生(笑)
暇があれば 鉛筆を持って机に向かっていた牧十郎の姿。
次回があれば絶対にカメラに収めておこうと思います(笑)
その手記?の中に
北海道犬に関してのことですが
「私の尊敬している方」として
千歳系の保存に一番に取り組まれた 「小山田菊次郎さん」
千歳系の元祖犬 阿久(小山田) 昭和2年
その他
伝法貫一氏・岡田昌徳氏・柿崎福太郎氏、その他にも沢山いる。
とあります。
その尊敬する その他に値する方に
「土屋良雄」先生もいます。
梅本さんからきた電話は 次のものでした。
「北海猟王って土屋先生の本の表紙になった犬なんだよ!!」
って。
つまり、北海猟王のことを サラっと書きすぎ!ってこと。
その本がこちら。
帯をとったところ。
目次
梅本さんがこの本を手にしたとき
土屋先生は 牧十郎の犬だということを知らずに掲載したとのこと。
梅本さんからそのことを聞いた土屋先生は
「いや~~それは知らないで無断で使って申しわけない!」
と、
梅本さんに先生のサイン入りのこの本をもらったとのこと。
「あ、その本、うちにもありますよ。」と
梅本さんに お返事はしましたが、
ウチの本にはサインはありませんでした(笑)
いいんですよ。
だって、梅本さんが撮った写真ですから当然です。
そして
この北海猟王は
私がアマゾンで¥200-代で買った、破格の古本にも掲載されていて、偶然見つけました。
でも、世界の犬図鑑ですよ。世界の。
こうして、梅本さんの撮ってくれた写真で
牧十郎の名前も世に知れるひとつとなったことは間違いありません。
ここ、
ホントは
“photo by梅本”ですから。
梅本さん。
北海猟王の件はまだまだ沢山あるのは重々分かっておりますが
ひとまずこのへんで。
記 牧章江
~あとがき~
冒頭に書いた牧十郎の下書きです。
80歳になっても一生懸命なその姿は 若輩者の私たちの尊敬そのものです。
そしてその80歳は
「わたしがこうやって北海道犬をやっていられるのは
残してくれた、教えてくれた先人のおかげ。」
そして
「私が北海道犬を飼い始めから幸いにして良き指導者・良き仲間に恵まれたおかげ。
そうして56年余があっという間に過ぎた。」
80歳にして先人を敬い、仲間に感謝する心を表現する牧十郎に出会い、
私は、それを見るたび感じるたびに胸が熱くなるのです。
そして
土屋先生のこの本の “はしがき” に
「雑種・ポインター・コッカースパニエル・スピッツ・土佐闘犬などいろいろな犬を飼い、
それぞれ思い入れや思い出を残してくれたが
最終的に虜にさせられたのが “北海道犬”であった。」
とあるように
北海道犬の恐るべし魅力に ますます興味がわき、牧犬舎と出会ってよかった、と思うのである。