●へ?
数日前、大変なことに気づきました。
ずっと楽しみにしてた、山田ユギさんの新刊、まだ買ってなかったようです・・・あらら(笑)。わたしとしたことが、なんて失態。
これ、「最後のドアを閉めろ!」のコミックス2巻に収録されてた渋い?(でもめちゃおいしい)お話の続きなんですよね♪ 同時収録というより、2本立てと言っていい量があって、実に雰囲気のある作品で。とにかく、気に入ってたので、また読めるなんて素晴らしい!、とほくほくしてたんです(笑)。
年末年始にかけて、アマゾンやコミコミでいろいろ注文したときに、ついでに頼んだつもりだったのに。買い物かごに、どこかで入れたと思ってたのに・・・どうやら、思い違いみたい。どこのサイトを探しても、購入した履歴がありません(笑)。
う~、ボケたのか、わたし(爆)。
というわけで、思い出したのを幸い、そそくさとアマゾンを覗いたんですが・・・あらあ? すでに在庫がなくて、マーケットプレイスの出品のみ? 今月出版されたばっかりなのに、中古で1800円?! ・・・はあ?
わたしはしばし呆然と、PCのスクリーンを見てました。でもどう見ても、ないものはない。・・・う~ん。わかんないよ~(笑)。
そりゃあ、まあ、このお話の設定は微妙に通好みですが(古本屋を経営するチェコ語翻訳家と、マイナー出版社の編集さん)、でも、天下の山田ユギちゃんだよ? ほんの数冊しか入荷しなかったとか(ありえないだろ~)、あるいは、ものすごい人気であっという間に完売したとか・・・?
と、まあ、そんなわけで。在庫が入ってくるまで、しばらくガマンのようです。がっくり。
ポイントその1>> 山田ユギ先生の本はたぶん、みんな持ってます(笑)。迷わず、作家買いします(笑)。日本中でいちばん、面白いBL漫画を描く人じゃないかと思ってます(BLじゃないのも描けちゃいます)。でも新刊買い忘れとか、平気でできちゃうんだよね~(笑)。予約忘れとか、買い忘れとか、「春抱き」ではありえませんから。その辺の位置づけの違いって、我ながら面白いです(笑)。
ポイントその2>> 「誰にも愛されない」の主役(受けちゃん♪)は、ワケアリの黒髪。えろい身体と暗い性格(笑)と、思いがけないウブさが身上です。・・・なんか、誰かさんみたいじゃない?(笑)
●もうひとつ!
関連性といえば、「モリのアサガオ」なんですが(笑)。
えっと・・・大阪の某さまから、聞いたんですが。この「モリアサ」ってのは、知る人ぞ知るって社会派の作品で、マニアの間では大変人気のあるマンガだそうです。山田ユギさんも、絶賛してるんだって。(わたし自身は読んでないので、違うところがあったらご容赦!)
そのマンガのテーマが、死刑囚と刑務官の友情、だと聞いて。まず思い出したのが、これです(笑)。
そう、「戦場のメリークリスマス」です。
アヤシイ美貌のイギリス兵士(デイヴィッド・ボウイ)が捕虜。第二次世界大戦中のジャワ。彼の存在にいやおうなく反応し、翻弄され、幻惑されたあげくに身を滅ぼす捕虜収容所の所長に、坂本龍一。・・・う~。とんでもないキャスティングだよなあ、ホント(今さらながらしみじみ)。
小学生だか中学生だかのとき、これを初めて見たときの衝撃は、忘れられません(笑)。何しろわたし、「埃っぽい」映画はキライなんです。血も汗もイヤ。戦争映画も、西部劇も、アクションものも、全然ダメ・・・のはずなのに。
でも、「戦メリ」の禁断のお耽美には、埃も血も汗も出てくるのに、反応しちゃったんだなあ(笑)。今でも、主役ふたりの演技が上手いのか下手なのか、わからないくせに。(脇役のトム・コンティとビートたけしは、断然うまいです。)
とまあ、そんなわけで・・・つらく、痛く、苦しく、せつないですが。某さま、よかったら「戦メリ」も試してみてね(笑)。