国際結婚斡旋にまつわるブログ。

これは、国際結婚、またそれを斡旋する業者などについて考えるブログです。

新聞記事より。2

2006-07-26 17:57:14 | Weblog
日本語の先生足りません 伏見・小栗栖の教室 ボランティア求める


講師不足が深刻な日本語教室(京都市伏見区小栗栖)
 
 日本に帰国した中国残留孤児・婦人や家族を対象に、京都市伏見区小栗栖地域で開かれている日本語教室が講師の確保に苦労している。受講生には2世、3世もおり習熟度もまちまちで、個別学習が必要だが、きめ細かい指導ができず「もっとボランティアの講師がほしい」と頭を悩ませている。
 小栗栖・醍醐地域には約600人の帰国者が住んでいる。孤児や婦人の1世のほか、呼びよせられた2世や3世もいる。しかし日本語が不自由なため、就職差別を受けたり、近所でトラブルになったりするケースも少なくない。
 そうしたことから、自らも帰国者で苦労した経験のある奥山イク子さん(73)ら市内のボランティアが1998年8月に小栗栖日本語教室を発足させた。一世を対象にした「壮年クラス」と2世の「社会人クラス」、3世の「小・中学生クラス」を毎週土曜夜に開設。ボランティアの講師が日常会話や仕事で必要な言葉を教えている。
 壮年クラスは10人余りで、ほとんどが日本語を話せない。社会人クラスは20人程度だったが、ここ1カ月で8人が相次いで来日し、一気に増加。日常生活に早く適応できるよう、これまでも習熟度別や職業別に教えていたが、ますます多くの講師が必要になった。小・中学生クラスも小学1年から高校受験を控えた中学3年まで15人余りが通っている。
 教室代表の奥山さんは「日本語をできるだけ早く身につけることで、生活の不便も減り、進学や職業選択の可能性も広がる。もっと勉強しやすい環境を整えたい」と話している。
 ボランティア講師の問い合わせは日本語教室事務局TEL075(594)5870。
(京都新聞) - 7月25日15時9分更新