
マカオグランプリ博物館を訪れました。
フォーミュラーカーをはじめ多くのレースカーが展示されていました。
オートバイのコーナーもございまして、私が最も感激したのが画像のマシン。
SUZUKI RGV500γ(ガンマ)です。これは1988年と89年のシーズン
スポンサーをしていたペプシコーラのカラーリングを纏っています。
今となってはこの旧PEPSIのデザインが懐かしい・・・。
全く興味がなかったのに、友人に頼まれ、ビデオ録画した
当時テレビ大阪で放映されていた二輪の最高峰レース
世界グランプリの89年シーズン開幕戦 日本GP。
後日、友人とビデオを拝見。私の目に飛び込んだのがこのペプシカラーの
ガンマに乗ったアメリカ人 ケビン・シュワンツ。
アグレッシブな走りに魅了されました。
当時、2大勢力でしたHONDA・YAMAHAを抑え優勝。
そしてこの優勝を記念して500台限定で販売された
RGV250γのPEPSIカラー。
その春、二輪の中型免許を取った私の大学への通学車となりました。
当時のオートバイはレーサーレプリカの全盛期。
250ガンマも市販車ノーマルカラーは沢山見かけたが、
このPEPSIカラーは限定車の為そんなに見かけない。
お陰で大学の駐輪場では目立ち、友人が増えました。
「おぉあのペプシカラーのか?」とか「自分、ペプシガンマ乗ってるやんなぁ?」とか・・
輪は広がり、大学のツーリングクラブに入部。
このバイクで北海道も九州も回りました。
オレ当時19歳。
メットまでシュワンツレプリカ被ってます
しかし夏前に購入したにも関わらず、その秋には
「ペプシがSUZUKIのスポンサー撤退。来シーズンはラッキーストライクSUZUKI。」
っと言うニュースが入ってきた。ショックであった・・・
その後、数年シュワンツはラッキーストライクカラーのガンマを駆る。
でもやはり今でもシュワンツと言えばペプシ時代の印象が強い。
っという訳で博物館の中でラッキーにもこのマシンに遭遇!
バンジーをしたご褒美か・・・?
友人は「ムチャクチャ興奮したはりますねぇ。」と言っていたが
そりゃそうである。20年前の自分に還った気がしたのであった。
おしまい