マイは行くあてもなく裏路地に座る
ヒロに会いたい
呼吸がしたい
電話しようと携帯を取り出す
携帯が鳴った
着信画面を見て、そのまま鳴り続ける携帯を地面に置く
止んだ
ほっとする
直後にまた着信音
・・・・・・
迷いながらも電話にでる
「キミ、何やってんの?何で電話に出ないの?何処にいるの今?」
まくしたてる声
聞きたくない声
「いつもの所にいるから。7時だから」
・・・・・・
ヒロの声が聞きたかったが、発信ボタンが押せなかった
7時にその場所に行く
道路脇に止まっている車に乗る
そして、いつもの通りホテルに行く
最初は好きだった
温かい大きな手が頬に触れると、昔の父の大きな手を思い出す
マイはただ、ベットで抱かれている間無言で事が終わるのを待つ
ヒロに会いたい
呼吸がしたい
電話しようと携帯を取り出す
携帯が鳴った
着信画面を見て、そのまま鳴り続ける携帯を地面に置く
止んだ
ほっとする
直後にまた着信音
・・・・・・
迷いながらも電話にでる
「キミ、何やってんの?何で電話に出ないの?何処にいるの今?」
まくしたてる声
聞きたくない声
「いつもの所にいるから。7時だから」
・・・・・・
ヒロの声が聞きたかったが、発信ボタンが押せなかった
7時にその場所に行く
道路脇に止まっている車に乗る
そして、いつもの通りホテルに行く
最初は好きだった
温かい大きな手が頬に触れると、昔の父の大きな手を思い出す
マイはただ、ベットで抱かれている間無言で事が終わるのを待つ