Merrie Monarch2008 の旅（ヒロ編）前夜祭１

会場となるEdith Kanaka`ole Tennis Stadium
Royal Court から始まりNationalAnthem/Hawaii Ponoiが歌われる。
そしてPuleが行われる。
神（祖先）にこれから始まる3日間の無事と正しい知恵を授けていただくために
全員でHo`onani I Ka Makua/E Ho Maiを唱える。

私にとってのこのPuleの時間…
『会場に存在する自分達の意味やこれから始まる出来事に対する自分の気持ちを
クリアーするため』
…心に思いながら目を閉じている。
この後に流れる会場の空気は今までとガラリと変わり、背筋がシャキーンと伸びる。
ただただ無心な心とクリアーな瞳でこれから始まる演技を見させて頂こう
という気持ちになり、心が落ち着く。



　　　　　


会場から地鳴りのようなざわめきが起こり、エネルギーが爆発する！
Halau O Kekuhiのステージが始まった。


言葉では表現できない興奮が会場中を包み込む。
息をする暇もないくらい次から次に場面が進み、引き込まれてしまう。
魂が揺さぶられ続けあっという間にクライマックスへ・・・

ステージが終わった後、引き上げるクムフラたちがステージ上に残ったレイの
一部を丁寧に手で拾い上げる姿に感動した。
ステージという場所、この会場を神聖なものとしている彼らの気持ちが伝わってきた。

この後、メキシコから、タヒチからとパフォーマンスは続き、
普段なら席を離れる人もいるのだが、今年は誰も動かない。
しかも、自由席はかなりぎゅーぎゅーっ
それもそのはず、この後のパフォーマンスは
地元であるKa Ua Kani Lehuaのステージがあるのだ
どうやら、会場外には座れずに待っている人達が並んでいるのだとか・・・
私たちもここにまだ座れるスペースがあるよと、手でサインを送り
少しでも座れるように協力した。

このステージの様子は、きっとみなさんももうご存知だと思うので
割愛させていただくとして、個人的に心奪われてしまったのは
豪華ミュージシャン達が・・・
Johnny Lum Hoさん、Darren Benitezさん、Markさん、・・・
Napua Greigさん、Kuanaさん、Kiheiさん、Kamakoaさん・・・
まだまだ続々と・・・
さらに、Kolohe３人組のAunty達（またすごい方たちばかり）の踊りに
めろめろ～

興奮しっぱなしの前夜祭でした。