暇だったから、九州場所は観てましたよ。
もちろん、「問題の」一番も。
テレビだけどライブで観て感じたのが、
誰にでもできる技じゃねえぞってことです。
けたぐりは一般に「奇襲戦法」と見られています。
と同時に、それなりにリスキーな技です。
きれいに決まればいいですが、
技をかけ損なったりすれば
相手は多少体勢を崩す程度で済むのに対して
自分は腰の高い状態になりますから、
あとは一気に押されてジ・エンドです。
で、なぜそんなリスキーな技があるのか、と言えば、
弱い者が強い者に勝つため使うんですね。
まともに組んでも勝ち目がない力士があの手この手を使う。
「けたぐり」は、その一つに数えられているわけです。
横審の注文も、
そうした認識に立ってなされていると思います。
ただ、あの一番を観て感じたのですが、
朝青龍は「弱者の戦法」とは別次元でけたぐりを使ったのではないでしょうか?
弱者のそれは、通常は立ち会い前からやることを決めていますが、
朝青龍はまともに相撲をすれば圧倒的に勝つ確率は高いわけです。
先場所で負けていたことが頭に残っていたにせよ、
立ち合い前にそんなリスキーな技を決意していたとはなかなか考えづらいのです。
ではなぜ「けたぐり」に至ったかと言えば、
それはもう、朝青龍の反射神経のなせる技ではないかと思います。
当然のことながら、千代大海の得意技「苦し紛れのはたき」とも全然違う質のものです。
立ち合いの瞬間、彼がどんな状況判断をしていたのかはわかりません。
相手が低すぎると思ったのかもしれないし、
もしかしたら、自分の立つタイミングが少し遅れていたと認識していたのかもわかりません。
ただ、あの状況を判断して、数ある対処法のなかから瞬時にけたぐりを選択したとすれば、
それはもう、相撲として最高ランクの技でしょう。
まともに勝負してもらえなかった稀勢の里が気の毒だとか
観に来たお客さんがいわゆる「横綱相撲」を観れなかったとか
いろいろ不満はあるでしょうけど、
あのけたぐりの、技としてのキレや技術の高さをこそ
相撲協会および横審はファンに伝えていくべきではないのでしょうか?
おまけだぴょん。
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内館牧子委員(脚本家)に至っては「けたぐりという言葉自体、品がない」と話し、
果ては朝青龍が制限時間を迎えた時まわしをたたく所作に「横綱がみっともない」。
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こんなこと言う人、ほんとにいるのかなあ?
ほんとだとしたら、不良の言いがかりと一緒ですよね、これ。
なんだったら柔道みたいに「ひざぐるま」みたいなきれいな名前付けてみます?
まわしをたたくのだって、
しきりが終わって立ち上がったあとにくるっと反転して
左手を高く上げてバチンとまわしをたたくあの動きの
どこが問題なんでしょうね。
個人的にはかっこいいと思うし、
あの程度の動作にいちいちいちゃもんつけるほうが
大相撲の将来を考えればマイナスになるんじゃないのでしょうか?
内舘牧子さんの思想的な背景はまったく知りませんが、
こんなトンチンカンな人に「品格」のこと言われたくないよね。
yadbです。
これ、私も同感です。
この取り組みは、夜のダイジェスト番組でたまたま観てました。
で、「いやぁ、けたぐりもするなんて、おそるべき横綱だなぁ。
これじゃ、後輩力士はどこ攻めていいかわからないよなぁ」
と感心しておりました。
内館さんのコメントに、びーっくりしたことは、
言うまでもありません。
パターンですかね・・
結局何をやっても気に入らないんでしょうね。
内舘さんのコメントにはガッカリで呆れますよぉ。。
トンチンカンも甚だしいですね
おひさしブリーフ!
いつも東京グルメリポートお疲れさまです。
けたぐりの話題に食いついてくるとは・・・
あまり変わってないようで安心しました。
会社にけたぐられないように仕事も頑張ってください。
dioラーさん
そうですね。坊主袈裟のパターンですよね。
ちなみに僕は、けたぐりは「蹴手繰り」で
語感も美しいと思います。
結構、相撲も好きだったりするんです。僕も。
去年の今頃は、琴ノ若関を取材していましたしね。
内館さんとは、東北大の相撲部の取材でお世話になりましたが・・・まあ、いろいろ難しそうな人ですよね。
吉葉山は、けたぐりをやりましたね。その時みんなが非難しましたか。こんな相撲を知らない人が、横綱審議委員とはあきれました。即刻やめるべきです。けたぐりと言う言葉も嫌いだと言うからあきれます。
まず何より相撲を愛してください。管理職のように、姑のように、嫁いびりはやめるべきです。こんな人を横綱審議委員にした理由を聞きたい。
昔高橋と言う大学の先生が、横綱審議委員にいましたが、本当に力士が好きでした。今横綱審議委員は、肩書きは立派かもしれませんが、肩書きを失ったら何にもないつまらない人ばかりです。渡辺恒雄などただただ不愉快な傲慢な人です。
内舘牧子氏の発言は不愉快でした。「『けたぐり』という言葉自体品がないと話し、果は朝青龍が制限時間を迎えたとき、まわしを叩くのは『横綱としてみっともない』」と。横綱審議委員の発言、真に相撲を知っておられるのかと疑問を感じた。相撲の技に上下があるのですか。柔道では「けたぐり」は「ひざぐるま」という技と同じです。
イチロー、松井、野茂選手が、大リーグで活躍する時、日本人は誇りに思います。イチローが自らの足を生かして職人技のバンドヒットをしたとき、卑劣だといいますか。
また松坂が、大リーグで活躍すれば、大いに喜ぶでしょう。しかし、日本人であるからと言って、日本の選手が差別され、イチロ―の内野安打は卑劣だと偏見に取り巻かれたら、恐らく多くの日本人はその不当性を非難するでしょう。
内舘牧子氏をはじめとする横綱審議委員の発言の背景に、モンゴル出身の朝青龍に対する偏見に満ちたものが見られます。
昔からのファンの一人として、横綱美男力士吉葉山が、「けたぐり」の技で勝利したことがあります。激しい張り手の大内山を背負い投げで栃錦が破った時、大内山の張り手を誰かが非難しましたか。
時間一杯気力を込めて「まわし」を思い切り叩くのは格好いいと思います。貴乃花は、顔を叩いて気力を充実させました。何故その仕草が横綱の品格を汚すのかわかりません。
九州大学ドイツ文学教授高橋氏は、本当に相撲を愛していました。力士を可愛がっていました。今横綱審議委員の中で、誰が相撲を愛していますか。
小姑根性の呑み取り眼で重箱の隅をつつくような意見ばかりです。今や国際化され、世界に門戸を開いた大相撲が、狭小な心の横綱審議委員が、門戸を閉じようとする偏見に満ちた意見は、不愉快です。このようなことをしていればますます相撲の人気は衰えるでしょう。アメリカの大リーグの懐の広さから学ぶものはありませんか。
鏡『それはもう、内舘牧子さんの外はいません』
牧子『鏡よ鏡、この世で一番相撲を良く知っている人は誰か』
鏡『それは内舘牧子さんを外はありません』
牧子「鏡よ鏡、横綱の品格を誰よりも知っている人は誰か』
鏡『それは内舘牧子さんより外にありません』
牧子『鏡よ鏡、けたぐりの技のいやしさを知っている人は誰か』
鏡『それは内舘牧子さんより外にありません』
牧子『鏡よ鏡、朝青龍は口にするも卑しいけたぐりを使って勝った。伝統を汚す人を知っている人は誰か』
鏡『それは内舘牧子さんより外にありません』
牧子『鏡よ鏡 国技相撲の純血と伝統は守ることを知っている人は誰か』』
鏡『それは内舘牧子さんより外にありません』
牧子の呟き「日本の血統と伝統の礼儀を乱す人が多くなった。黒舟来日」