まだらぬこの雑談日記(パーカッション、オセロ、etc)

まだらぬこの活動日記。
パーカッション演奏活動、オセロ大会参戦記、イベント案内、etc

全日本選手権フリークラス6回戦

2010-07-24 17:23:34 | オセロ
この全日本フリークラスの自戦解説ですが、内容は玄人向けになってるかと思います。
自己満足的に始めたものなので、初心者の方が見ても、さっぱり?かもしれません。
それだけ、カタギの皆さんの認識と差があるとだけ分かっていただければ・・・
よく言われる角については一切述べてないかと思います。



◎第38期全日本選手権フリークラス6回戦


黒:岩田四段
白:まだらぬこ(藍原二段) 白番

王座戦出場権を賭けた最終戦の相手は岩田四段になりました。
遠征数の少ないぬこにとっては、割りと対局数が多く。
過去1勝1敗の対戦成績でした。

この局面では、以前までであれば、F4に打っていたところですが。
今回は、これもやはりひねってE2に先に打ちました。
これが最善のようです。



黒:岩田四段
白:まだらぬこ(藍原二段) 白番

この局面は、次の黒の手がB5であると分かりきった局面です。
B5に打たれる事を避ける事は不可能なので、その先を考えるしかありません。

今、解析してみれば、最善のD7もなるほどと思えるのですが。
対局中は、G5が面白そうだったので、打ってみました。

結構序盤で時間を消費しています。



黒:岩田四段
白:まだらぬこ(藍原二段) 白番

中盤まで進み、形勢五分。
対局中も五分だと分かってましたが、ゼブラ君も+0と言っていますね。



黒:岩田四段 黒番
白:まだらぬこ(藍原二段)

形勢は五分ですが、難解な中盤戦です。
この辺からは、双方最善には打てていません。

F1もしくF2が最善らしいですが、白としてはF1打ってくれたら打ちやすくなる気配がしてました。



黒:岩田四段
白:まだらぬこ(藍原二段) 白番

で、打たれたのがG4。

次の白の最善はゼブラ君によるとC2らしいのですが。
意図がよく分かりません。

結局、B3に打って、C2に黒から打てばC筋を黒くしてくれるので、こちらに良くなるという主張なのですが。

この辺で、C2に打つ意図が分かるようになれば、更に上に行けるのでしょうか・・・



黒:岩田四段
白:まだらぬこ(藍原二段) 白番

難解な中盤を経て、白優勢で終盤に入りました。
ほぼ勝ちは意識していたのですが、いかんせん序中盤で時間を使い過ぎてました。
この辺では残り5分を切っています。



黒:岩田四段
白:まだらぬこ(藍原二段) 白番

ここでA4と打ったのが面倒にしてしまった一手で。
A3と両アタリしておくのが簡明に勝てる手でした。



黒:岩田四段
白:まだらぬこ(藍原二段) 白番

ここではG2が最善。
確かによく見れば、G2で勝ちきれそうなのですが。

右下の奇数空きも気になって、手筋的にG7に打ちました。
これで+2まで差が縮まってます。

しかし、ここもG2が簡明な手でしたね。



黒:岩田四段
白:まだらぬこ(藍原二段) 白番

ここで敗着。
やはりG2が正解でした。
G2G1A3できっちり偶数にハマってるんですね。

時間が無かった事も影響して、冷静に考える頭を失っていました。
H6に打ってしまい、34-29で負け。






残念ながら、4勝2敗で王座戦出場権獲得ならず。

また、新潟関係者(在住・元在住・ブロック代表)は・・・

【無差別の部】
滝沢九段 3勝3敗 23位タイ
長崎六段 3勝3敗 33位タイ
朝比奈二段 2勝4敗 53位タイ
神田三段 0勝6敗 64位

【フリークラス】
藍原二段 4勝2敗 8位タイ
針井初段 3勝3敗 30位タイ

【女子の部】
堀内五段 2勝4敗 22位タイ


それぞれ部門ごとに難易度が異なるとは言え。
ぬこ以外、勝ち越しがいないというのは・・・
新潟に強い向かい風が吹きましたね。

来年の全日本に向け、底上げをしていく必要があるかと。

まず、自分が強くならなくては・・・

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