第９回、森の自然塾＠せんなん里海公園

第９回森の自然塾は、９月３０日（土）大阪府阪南市岬町で「海浜を歩こうinせんなん里海公園」というテーマで行いました。天候にも恵まれ、海の青さや海の香りに癒やしを感じるすがすがしい一日でした。しかし、ここで生息する植物は、強い海風にさらされ、また、塩水の影響もあるので非常に過酷な環境で工夫しながら生きている事が分かり、感動したという感想も多くみられました。意外に絶滅危惧種が多いことは受講生の関心を集めたようです。これらの植物をもっと人間の手で守らないといけないという意見もみられました。スタッフとしては、海辺での観察というのは初めての企画であったため、受講生の反応がどうなるか、心配していたのですが概ね好評でした。良い経験・実績になったと思います。

第８回、森の自然塾＠金剛山

９月９日（土）の第８回、森の自然塾は、金剛山での野外活動でした。久々の野外活動であり、天候にも恵まれ塾生の気持ちもはやります。金剛山は標高が1125メートルで、山頂は奈良県にあるのですが、大阪府の最高地点（1053メートル）も今日歩くルートの途中にあります。ブナ、カエデの仲間、アカシデ、クマシデ、イヌシデなどのシデ３兄弟、クロモジの仲間など沢山のテーマがありましたが、塾生それぞれのペースで学習してもらえたようです。１０００メートルぐらいの標高になると、ブナ林をはじめ森の様子や見られる樹木の種類も少し変わってくることが観察できたのではないかと思いますが、今回はこの気づきが一番大切です。次回は最後の班替えになります。とはいえ、今期はこれまで、懇親会を２度も行っていて、塾生の皆さん十分仲良くなりました。