ＧＷの牧場見学記 その３＜社台Ｆ後編＞

それでは社台ファームの続きです。

お次の厩舎へ移動すると、
他の会員さんの馬見と重なっていました。
おでこに三日月形の流星が見覚えあったので、
「あれ、いい馬ですよね～？　誰かな？」とか話していたら、
愛馬レッドアンセムでした。（自画自賛ですみません）




◆レッドアンセム（インディボールドの０９）



馬体重　515ｋｇ
直線コースで17-18を１本の調整。
今月半ばから２本に増やす予定。
先週、音無先生も確認に来られ、
「テンのパワーが凄いね」とおっしゃっていたとか。
で、ご案内者のＭさん、この仔が仔馬の時を良くご存じで、
「本当に馬体が良くなったな～」とおっしゃっていました。






◆ベティーズホープ（ダイワノブレスの０９）



馬体重　452ｋｇ
直線コースで17-18を１本の調整。
力強い動きをするそうで、どちらかと言えばダート向き？
この仔も餌が大好きらしく、食事の時間になると、
大喜びで立ち上がってはしゃぐらしいです。（笑）
そのくらいじゃないと、これからの調教には耐えられないですから、
逞しく育ってくれればＯＫですね。






◆ビッグビート（ストームティグレスの０９）



馬体重　511ｋｇ
直線コースで17-18を１本の調整。
一つ上の兄が「ノド鳴り」に苦しめられているので、
そこのところを聞いてみましたが、
今のところそんな兆候は見られないとのことで一安心。
気性は大人しいけど、馬見せでは暴れるらしく、
先週の音無先生の前でも大暴れしたらしいです。
先生から「５月でも良いから、移動させて」
とのお話があったと伺いましたので、
「私達は今日、会えたので、明日、移動お願いします～」
と強力プッシュしてきました。
近々、移動の報告があることを楽しみにしています。






◆パイネグランデ（パタゴニアウインドの０９）



馬体重　480ｋｇ
直線コースで17-18を１本の調整。
乗り易く素直だけど、頑固な一面もあるそう。
実はこの仔、私的に「う～～ん」な感じでした。
何だか、キープザブレイヴの臭いがぷんぷん。（苦笑）
だってまともに歩けないんですもの～。






◆レッドエクスプレス（アドヴァーシティの０９）



馬体重　480ｋｇ
直線コースで17-18を１本の調整。
この馬を引いてきた背の高いお兄さんが、開口一番、
「これは能力ありますよ～」っと。
何とかこの言葉を聞きたくて、促しても出てこなかったのに、
自ら進んで言ってくれるなんて、気持ちいい～。（笑）
とにかく、「身体能力が高く」、「トビが大きくて奇麗な走り」らしいです。
この方、普段は山元ＴＣで調教を担当されているようですが、
山元があの状態なので社台Ｆに来ているそう。
「１８年、馬乗りやってますから、乗れば分かるんです。
走りますよ！」だそうです。
期待しましょう～。






◆レッドバビロン（マニエラの０９）



馬体重　463ｋｇ
直線コースで17-18を１本の調整。
エクスプレスで持ち上げられ、気分の良い私達。
するとこちらの引き手の小柄なお兄さんも、
「これは乗り味、いいですよ～」と負けじと応戦です。
ま　「エクスプレスが相当良さそうですけど？」
スタッフさん　「柔らかいし、気性も素直だし、これは良いです」
とキッパリ。
で、実はエクスプレスの背中も知るようで、
ま　「じゃ、ぶっちゃけ、どっちが好きですか？」と突っ込むと、
ス　「こっちが好きです。　バネがあってトビも大きい奇麗な走り」
とのことで、エクスプレスとバビロン、同厩の２頭が
今回、最も高評価でした。

ただし、２頭とも「厩舎が厩舎なんで」と、
移動の予定頭は全く立っていないとのこと。　残念。






◆ラクリモーサ（マニフィカートの０９）



馬体重　438ｋｇ
周回コースで1800ｍを18～20のキャンターで調整中。
一度、直線に入れたら、やはり体が減ってしまったそうな。
ってことで、周回コースにとどめているようですが、
「近々、坂路入りも検討します」とのこと。
今度は体が減らないといいな～。
で、この仔、父ウォーなのにとっても大人しいんです。
軽い走りをするし、芝かもしれないっと。
そして乗り手の指示に従えるので、
良い意味で、誰でも乗れるんですよ～。
準オープンの半姉に似ているが、
「３年後には姉がこの仔に似ているって言われるかもしれませんよ」
っと嬉しいお言葉が。（それを世間ではリップサービスと言う）






こうして、社台Ｆでの見学は始終笑い声の内に終了。

本来ならば、募集馬のお奨め等、
Ｎさんに聞きたかったんですけど、今回は情報面は収穫なし。
それでも楽しい見学でした。


ＧＷの牧場見学記　その４＜白老Ｆ編＞　へ　続く