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一口馬主生活の喜怒哀楽

2016年・秋のミニ牧場見学 ~社台ファーム・牝馬編~

2016-10-06 23:46:11 | 牧場見学
ノーザンホースパークを後にして、午後の見学のために社台ファームへ向かいます。
約束の10分前に事務所へ到着。
このところ、すっかり案内役として定着したAさんのご案内で早速、馬見へ。
少し頭数が多いので、牝馬と牡馬、2回に分けてアップします。


リボンアートの15(父:ノヴェリスト・グリーン)

馬体重:458キロ(募集時445キロ・13キロ増)
美浦:武市康男厩舎 予定





この仔自身の馬体はとてもバランス良く、皮膚感も素晴らしかったです。
が、どうしても気になる、「父・ノヴェリスト」。
Aさん曰く、ノヴェリスト産駒は総じて首が強く、パワータイプに出ているとのこと。
初年度産駒は、あまりノヴェリスト似の産駒がいないようですが、今年生まれた当歳は、
父似の産駒がちらほら出ているようで、もしかしたら初年度産駒と2年目以降の産駒では
ガラッとタイプが変わる可能性もあるとのことでした。
既に周回でキャンターを乗られているようで、順調そうで何よりです。


マドモアゼルドパリの15(父:クロフネ・グリーン)

馬体重:482キロ(募集時470キロ・12キロ増)
栗東:松本茂樹厩舎 予定





この仔、実は正確には愛馬じゃないのです。
主人が「検討馬」として申込み、クラブも受けてくれたのですが、そもそも、
ホームページ上は「完売」となっています。
ってことで、「責任持って?キャンセル待ちをいれておくby主人」だそうです。(苦笑)

さて、既に482キロあるように、とても馬格があり、見栄えのする馬でした。
乗っている方の言葉によると、「ストライドが大きく、乗り心地が良い」とのことで、
周回コースでキャンターを乗られているのはリボンアートと同じです。
捌きが軽いので、父クロフネですが、「芝」じゃないかとのことでした。


ドバウィハイツの15(父:キングカメハメハ・社台RH)

馬体重:434キロ(募集時394キロ・40キロ増)
栗東:高野友和厩舎 予定





募集時は小さかったこの仔も、40キロ増えて随分逞しくなっていました。
この母のこれまでの産駒は、どんな種牡馬を付けても、母父ドバウィが出ていたようですが、
この仔はちょっと違うぞ!という感じらしいです。
既に直線コースで乗られているようで、ここまで問題なく順調とのことでした。
少し硬く映るのは父キングカメハメハの影響でしょうか。
それでもバランス良くまとった筋肉の質感も良く、とても楽しみです。
キャンセル募集に出ていましたが、ご一緒のお仲間さん、大募集です!


レッドオリアナ(父:ダイワメジャー・東サラ)

馬体重:458キロ
美浦:手塚貴久厩舎





2歳牝馬レッドオリアナです。
なかなか移動の予定が出ないので、そこを聞いてみました。
もうじき、移動にはなるようですが、正直、まだまだ体力不足とのことで、
本州へ移動しても山元あたりで乗り込みをしないといけないらしいです。
確かに、薄手の馬体はもう少し幅が欲しいところでしたね。
疲れが出て少し休んでいた時はかなり煩かったようですが、乗り出して落ち着いたとのことでした。

この仔の公式での写真、毎月イメージが変わるんですよね?
ふと、そんな事を口に出すと、Aさんから意外なお言葉が。
「実はその写真、私が撮っているんですよぉ~
1歳馬がブルーグラスファームにいたりすると、どうしても写真撮影の人出が足りなくなり、
「じゃ、2歳は私が撮っておきます」的なことになるそうです。
なので、「ちゃんとした写真撮影班じゃないもので、スミマセン」と謝られてしまいました。(笑)


フルオブグレース(父:ヴィクトワールピサ・社台RH)

馬体重:不明
美浦:木村哲也厩舎





実はこの仔、社台ファームの見学の最後から2番目に見学したのです。
レッドオリアナの見学後、歩いて1歳牡馬の厩舎へ移動。
3頭の1歳牡馬を見学した後、Aさんが、「最後はシャンパーニュです」と言われまして。
「えっ!? フルオブグレースは…??」と私が言って、牧場に忘れられていたことが発覚。
歩いてオリアナがいた厩舎に戻っても、既に誰もスタッフさんがおらず、Aさん自ら馬房から引いて
見学させて下さいました。
ノド鳴りの手術後、「改善が見られないので再検査する」という更新がありましたが、
その後は、再検査したかどうかも全く触れられず、どうなっているのか聞いてみました。
Aさんも突然の対応だったので、詳しいことはわからず終いでしたが、
取りあえず、デビューを目指して年内に移動する予定のようでした。
ノドの音はするようですが、調教での動きには支障ないとのことです。
後はトレセンでの調教に耐えられるかどうか、でしょうねぇ。

募集停止になったタッチフォーゴールドの15と同じような重度のノド鳴りのようですが、
発覚した時期が既に2歳になってからだったので、募集停止にもできず…ということだと思います。
かなり厳しい状況と思いますが、今後も見守りたいと思います。

歩様を見せるためにフルオブグレースを引いて何度も往復して下さったAさんは、
今回の見学では大忙しでした。  ありがとうございました。


2016年・秋のミニ牧場見学 ~社台ファーム・牡馬編~ へ続く

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