ある日のmacchan

ワイン&グルメ、旅の記録

志摩観光ホテル

2023年05月28日 | 志摩2023
志摩観光ホテル ザ クラシックに泊まりました。



一番の目的は「ラ・メール ザ クラシック」でのディナー!

「ザ クラシック」の屋上展望台より




リアス式海岸と英虞湾が眺められます。
すばらしい夕景が見られるそうですが、曇っていて残念

「ザ ベイスイート」にも行ってみました。
歩ける距離ですが、スタッフに声をかければ車ですぐ送迎してくれます。

ロビー 真珠のシャンデリア


屋上庭園へ行ってみました。

伊勢志摩サミットで各国首脳の集合写真が撮影されたスポット


「ザ クラシック」が見えます。






ラウンジがあり、「ザ クラシック」の宿泊客も利用出来ますが、生憎満席のようなので、「ザ クラシック」に戻りラウンジに行きました。ちょうどアペリティフタイム。

翌日、9:00より約40分の館内見学ツアーに参加。宿泊客限定ですが、事前に予約しておけば無料で参加できます。

雨が降ったら屋内のみのご案内となり、また「ザ ベイスイート」のご案内はありません。

9:00「ザ クラブ」の伊勢志摩サミットギャラリーに集合

伊勢志摩サミットギャラリーには、サミット当日のスケジュールや食事メニューなどが写真や記念品とともに紹介されています。





サミットテーブル


実際にワーキング・ランチで使用されたもので、自由に座れます。参加者がちょうど9名だったので全員座ってお話を聞きました。

テーブルは「尾鷲ヒノキ」の無節材が使われています。椅子の張地は「伊勢木綿」、背面のデザインには「伊賀組紐」が使われています。

サミットではUSA大統領だったオバマ氏は「ザ クラシック」の6階を貸し切って泊まったとか、USAグループは700人も来られた(他の国は100人くらい)、当時の警備のエピソードも紹介してくれました。

志摩観光ホテルは作家の山崎豊子氏が贔屓にしていたことが知られており、「華麗なる一族」の舞台でも知られています。

山崎豊子氏が執筆に使っていたデスクが展示されています。


「華麗なる一族」はドラマ化されていますが、キムタク主演の時の撮影場所に、このホテルは使われていないそうです。

「ザ クラブ」の下の階には、昭和26年(1951年)開業当時からの歴史を写真や年表で展示されているコーナーがあります。

志摩観光ホテルは皇室御用達のホテルであることが知られていますが、皇室の方がご利用になられる理由はまず伊勢神宮があるからだということを強調されていました(笑)

茶室「愚庵」


命名は川喜田半泥子(かわきた はんでいし)翁によるもの。扁額に書かれた「愚庵」の文字は翁の筆。翁は百五銀行頭取にして、「東の魯山人、西の半泥子」と称される、日本を代表する陶芸家

「ザ クラブ」にあるカフェ & ワインバー「リアン」


大きな梁と吹き抜け空間。コンサートホールのバルコニーを模した所など、当時の面影が残っています。

庭園のサミットフォトスポット


立ち位置


昭和26年11月 昭和天皇がご滞在された際、賢島の風景を詠んだ御製碑


「色づきし さるとりいばら そよごの実 目にうつくしき この賢島」

庭園より「ザ クラブ」


ガーデンプール(夏期のみ、宿泊者のみ)


ミニ温室もありました。


ハーブが沢山植えられていました。お料理に使われるのかしら。

ラ・メール ザ クラシック


念願のディナーをいただきました!

サミットテーブル


藤田嗣治「野あそび」


藤田嗣治「野あそび」の案内でツアーは終了ですが、後で一度ゆっくり館内を回りました。

通路に絵画が展示されていて、ギャラリーのようになっているところがありますが、そこにも藤田嗣治の絵があります。

藤田嗣治「夢」


最後にラウンジでお茶してからチェックアウトしました。

本当に素晴らしいホテルでした。

落ち着いた、ゆったり感じさせる雰囲気がよかったです。

お食事は言うまでもありませんが、さりげなくもあり、隅々まで行き届いている対応が素晴らしかったです。

有り難うございました!

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