噂の占い師。

友達に誘われて、よく当たると評判の占いに行ってきました。
諫早市にある、バーで、マスターがタロット占いをやってくれる。

けっこう、辛口で、けちょんけちょんになるくらい、
キツイことを言われると有名。
そして、当たるとも評判。

自分自身は、これまでに、占いにハマった経験はなくて、
でも、まぁ、興味本位で、占ってもらった経験は多少。

今までも、自分に都合のいいこと以外は、信じないし、
むしろ、自分にとって、都合の悪いことについては、
憶えていない。
たとえ、憶えていたとしても、自分に理解できないことは、
「ハズレている」と思い込む傾向。

自分は、自分にとってものすごく都合のいい性格なんだと思う。

だいたい、人の未来が解るわけないさ～。

占いで、自分のことを言われていても、
なんとなーく、第三者の立場で聞いている感じだし…。

正直、今回も、遊び半分、好奇心半分で、そこへ向いました。
とても、とても辛口だという噂から、
どうせ、とんでもないことを言われるんだろうな…と、
多少、恐れながらも…ある程度心の準備もして、あまり深く考えずに。

『私は、愛か、金についてしか占いません。』
しばらく、愛と金について、占い師の見解が述べられ、
どちらについて聞きたいのか、聞かれた。

宝くじを購入したばっかりだったので、
それが、当たるにしろ、当たらないにしろ、
当選発表までの「夢みる時間」を壊されるのが嫌だったので、
「恋愛」について聞いた。

名前と生年月日を小さなメモ紙に書いただけ。
あとは、めくられていくタロットカードを黙って見ていて、
2回だけ、「好きなカードを引いて」と、それに従った。

自分のこと、性格のこと、生活環境のこと、現在の恋愛に対する気持ち。
口を開かず、ただ、黙って、結果を聞いた。

結果は、正直、気持ちいいくらい、
ガツーンと、心の中をスッパ抜かれた。

人に伝えたくてもうまく伝え方がわからないので、
あまり他人には話さない、自分の心の中を、
的確な『言葉』に変えてもらった・・・という感じ。
だから、「当たってる」・・・と言った方が、
私にとっては心地良かった。

確かに、噂どおりの辛口だったけど、
手の届かない、痒いところを、ダイレクトに掻いてもらって、
押してほしいツボを、押してもらった・・・という感じで、
なんだか、「全心」が、スッキリ。
腕のいいカイロプラクティックに出会ったような、
そんな、心地よさでした。

占いで、「こういわれたから、こうしなければならない」とか、
そういうのではなくて、
　解決はしなくとも、
「他人に解ってもらいたいけど、
伝えられないがゆえに、伝わらない」ということを、
解ってもらえた…と実感できたことが、
私にとっての、ストレス発散になった…というか。

　一緒に行った友達は、「重たい物」を持ち帰るハメになり、
逆にイライラがつのったみたいだったけど…

　結婚に関しては、「６年後幸せになれる」と。

その頃、32歳かぁ～…。
でも、子供は何人でも大丈夫そうです

なら、問題ない。
幸せになれるなら、結婚なんて、何歳でもいいや。

幸せになるアドバイスとかは、全然なくて、
それまで、自分らしく元気に生きて飯を食ってればいいと。

なぁ～んだ、楽ちんだ。

「占いは信じない」…といっても、
占いで、いいこと言われると、
それが今後の「ポリシー」になったりする。

ほんと、自分に都合のいい私。