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店長の くま です。
『カフェ』実店舗の開業を目指して日々奮闘中。
心温まる豊かな時間をご一緒に。

リフレクソロジー資格認定

2016-09-30 | 施術・整体・活法
先日受験した、リフレクソロジー資格認定を取得しました!
やっと整体師、リフレクソロジスト、リラクゼーションセラピストと
正式に名乗れるようになりました。

これで、今行っている施術に関する資格の取得が終了。
資格と言っても、国家資格ではなく、民間の認定資格なので
当然、医業及び医業類似行為はできない。

患者様を治す事は出来ないけど、
お客様の自然治癒力を高め、自ら治す手助けをする。
そういう立ち位置になる。

そして、次に目指すのは、リラクゼーションセラピスト1級。
さらに活法、気功も習得したい。

少しでもお客様の健康と幸せのお役にたてるよう、
日々勉強。

一歩一歩進んで行こう。

ありがとうございます。
もっと精進します。


古武術整体(活法)稽古4回目

2016-09-28 | 施術・整体・活法
4回目の活法稽古。
今日で1ヶ月目の稽古が終わる。

今まで身体の中心である骨盤の調整と、
歩行に重要な役割を果たす膝や足首、
身体を貫く脊椎と、
頭を支える頚椎、腕を動かす肩関節周りの
調整法の基礎を稽古してきた。

先生に、そろそろ頭の中がパンパンだ・・・
と伝えると、
今日の稽古は今までの総復習をしましょうという事になった。

整体というと、骨や骨格をボキボキ調整するイメージで、
調整するときは骨盤とか脊椎とか、骨の名称が多く出てくる。

先生曰く、活法は骨や骨格は結果として整うが、
調整するのは筋肉と腱。
そして、調整するとは、締めて弛める。
または弛めて筋肉や腱を正しい位置に戻すこと。

確かに、調整後の検査では骨盤の位置が整ったり、足の長さが揃ったり、
筋力が上がり、力が入りやすくなる。
そして、身体の柔軟性が上がる。

調整時間は1か所が長くて5分。短ければ一瞬だ。
不思議で魅力満載の技。

最後に、浄身(心)術という、怪しげな術を伝授して頂く。
やることはとても単純で簡単。
これで何かの効果があるのだろうか?
というもの。

でも、活法の技はいずれも不思議で効果がはっきりわかるものばかり。
試してみる価値はある。

今回も驚きと不思議な技を伝授して頂いた。

ありがとうございます。
もっと精進します。


合気柔術稽古2回目

2016-09-26 | 武術・武道・鍛練
2週間ぶりに合気柔術の稽古。
今回で2回目。

稽古は、マンツーマンで行い、完全予約制だ。
師範はカイロプラクティックの施術院を生業としており、
施術の合間を縫って合気柔術の指導も行っている。

稽古場と施術室を兼ねており、稽古をするときは施術ベッドを端に寄せ、
床にウレタンマットを敷いて投げられても怪我をしないように工夫してある。

師範は痩せているが筋肉質で、髭が良く似合う。
テレビにも出演したことがある、知る人ぞ知る達人だ。

稽古は又割(開脚ストレッチ)から始まる。
前回もそうだったが、今回もみっちり時間をとる。
師範曰く、又割は非常に大切で、
身体をゆるませる効果が他のストレッチよりも大きく、
自分の腰痛や前立腺肥大もこれで治してしまったらしい。
もちろん、施術と気功のプロなので、又割以外にも工夫をされたとは思うけど、
それだけ重要な鍛錬ということだ。

又割の状態で、世間話から始まり、武術や気功のお話をして頂く。

さあ、始めましょう。と、座礼をして稽古が始まる。

まず、力で技をかけた場合と合気で技をかけた場合を
交互に繰り返す。
合気をかけたときは、師範はそれほど力を入れていないのに
コロっと転がされ、手首や腕に激痛が走る。

内容は前回と同じだ。

初心の内は、技をかけられ、合気を体験しながら技に慣れることが
必要なんだろう。

そして最後に合気上げ。
まずは師範が力で上げる。押さえた私の腕はビクともしない。
合気をかけると、スーっと上がってしまう。

次に私。
力で上げようとするが、やはりビクリともしない。
そして、今までの稽古や古武術活法会・古武術整体・他流の古武術体験で
なんとなく感じた合気をまねて、力まずに腕を上げる・・・

スー・・・ 腕が上がった!

師範も驚き、気が通っているよ。 この感覚を忘れないで。

私も驚き、内心ガッツポーズ。

もう一度、と師範がおもむろに私の腕を押さえる。

よし、力まずに・・・

スー・・・また上がった。

この感覚を忘れずに、今度は合気をコントロールして技をかけると
技が生きてくる。
師範が満足そうに、そして嬉しそうにお話ししてくれた。

次回の稽古の予約を入れ、稽古終了。
また2週間後だ。

口では説明ができない感覚。
また再現できるか解らない、まだ確信が得られていない、この感覚。

でも、また一歩前進した。

ありがとうございます。
もっと精進します。


古武術体験&お話会

2016-09-24 | 武術・武道・鍛練
違う流派の某古武術の体験会に参加。

まず、古武術ならではの身体の使い方。
立ち方、手の置き場、座り方、立ち方、重心の置き方・・・

なぜ、そうするのか。なぜ、それを意識するのか。
それぞれに重要な意味がある。

何気ない姿勢や動作の中に、武術的な攻撃や守りが含まれている。
そして、その姿勢や動作が、即、自分の身体・相手・場に『気』の影響を及ぼす。

実際に身体を動かしながら、二人一組になって体験・体感した。
解りずらいものもあったが、一緒に稽古した方と、
「おお~!」「これはすごい!!」の連発だった。

今回の古武術でも、『気』というキーワード。

武士の時代、いや、それ以前から、日本人は八百万(大自然)の神を信仰し、
自然のエネルギー(気)を最大限活用していたのではないのか?

事実、明治時代に日本に来た西洋人が、
なぜ貧弱な身体の日本人が、
重たい荷物を担いで遠いところまで歩いて行けるのか?
と不思議に思ったらしい。

西洋的な身体の使い方ではなく、日本人独特の身体の使い方が
あるのだろう。
明治維新そして戦後のGHQ時代、日本文化を否定し一気に西洋化。

武術が禁止され、歩き方から食事・服装・身体の使い方、そして思想。
強い日本人から、その強さを奪われた。
(極端で大袈裟かもしれないけど・・・)そう感じる。

自分が感じていた事を再確認し、さらに色々な事を考えさせられた古武術体験会。
機会を作り、また参加したい。

そして、お話会。
これからの時代を幸せに生き抜くためのヒントが満載だった。
自分が不得手とするITやAI、VR等、初めは何のことやら・・・?
だったけど、話が進んでいくと、なるほど!
の連発だった。


そして、人生を幸せに楽しく生き、自己実現への第一歩を踏み出すこと。
行動の重要性がひしひしと伝わって来た。
ここ5年位の間、意識して行動してきた自分の方向性に間違いがない事を確認できた。
ただ、圧倒的に行動が少ない。とも感じた。

あっという間で充実した時間。
ありがとうございます。

さあ、更にもう一歩。 進んで行こう!

ありがとうございます。

リフレクソロジー資格試験

2016-09-21 | 施術・整体・活法
最近は、勉強三昧の毎日が続く。

今度の挑戦は、リフレクソロジー。
リフレクソロジー(reflexology)とは、
reflex(反射)と-ology(学や論の意味を表す接尾辞)
を組合わせた造語で、
反射療法とも呼ばれ、主に足の裏や手の平、耳などの
特定部位(反射区)を刺激することにより、
対応する身体の部位に変化が起こるという考え方により、
血行を促進し、からだ全体の新陳代謝を活発にさせることで、
頭痛・肩こり・腰痛・便秘・肌荒れ・冷え性などの
身体の不調を解消する施術療法のこと。

一般的には、「リフレ」とか「足つぼ」、
「フットリフレ」や「ハンドリフレ」等と言われていて人気が高い。

今までは、施術の店舗で研修を受けたり、独学で勉強して施術を行っていたけど、
やるからには本格的に!と一念発起。

リフレクソロジーには西洋式と東洋式があり、
有名なのが英国式リフレ、台湾式足つぼ。
反射区の位置や刺激の入れ方に違いがある。

西洋式はパウダーを使用し、少ない刺激の施術が多く、
東洋式はクリームやオイルを使用し、強い刺激で施術する。

私が施術で使っていた手技は東洋式だ。

基礎があり、実際に施術をし、お客様に反射区の説明をしているので、
すんなりと頭に入っていく。

手技も、実際の施術で、お客さまの反応を見ながら実戦できる。

西洋式の反射区を覚え、新しい手技を体得し、いざ試験。

結果は・・・

楽しみです。

ありがとうございます。
もっと精進します。


古武術整体(活法)稽古3回目

2016-09-21 | 施術・整体・活法
いよいよ活法の稽古が3回目。
今日は祝日の為、昼間は施術の仕事。
疲れ切った体に鞭を打っての稽古参加だ。

通常の月曜日の稽古日は、埼玉からお一人来られる
ようだが、今日は祭日、そして雨。
先生と私のマンツーマンで稽古が始まる。

活法の稽古の前に、武術に関する話をするのが
2回目からの恒例。
剣術や柔術の手の内を教示頂いた。
日本の武術は、剣術が基本で発展している。
剣を使わない柔術も活法も、剣の握り方と同じ手使いを用いる。

古武術活法会の手の内とほぼ同じだ。
先生の手首を力を込めて握り、動かないように全力で押さえても
簡単に動かされ、先生の手首に自分の手が吸いつき離れなくなる。
そして、あっと思う間もなくころがされてしまう。

不思議そうな顔をしていると、気を通しているんです。と。
合気柔術と同じだ・・・。

先生の武術歴をお聞きすると、
詳しくは語りたくなさそうだったが、
剣道から始め、合気道、剣術、柔術、太気拳など、色々やったよ。
とおっしゃりながら、私を鋭い目つきで一瞥する。

もっと、修行時代の詳しいお話を伺いたかったが、
これ以上聞いてはいけない雰囲気だ。

では、始めましょう。と座礼をし、
今日は、前回までの復習と頸骨の調整の稽古が始まる。
毎回、前々回の復習と、その応用。
そして、新しい部位の調整法を習う。
既に頭の中がパンパンだ。

稽古中はノートを取らず、集中してその場で覚える。
帰りの電車の中で稽古内容を思い出しメモに残す。
翌日、ノートにまとめる。
という勉強法を採っている。

3回目の今日は、疲労の為か集中力がない。
一通り稽古が終ったあとに、今日新しく習った技の復習。

一瞬頭の中が空白になるが、先生が首を・・・
とおっしゃって、やっと思い出した。

なんとも・・・
さっきやった事を覚えていない。
集中力切れだ。

さあ、ゆっくり休んでまた頑張るぞ!
ありがとうございます。




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もりの古武術活法研究会
http://morino-kobujyutu.jimdo.com/

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古武術整体(活法)稽古2回目

2016-09-14 | 施術・整体・活法
小雨が降る中、活法の道場へ。
今日は、私以外に稽古する人はなく、
先生とマンツーマンだ。

ふと、壁際に目をやると木刀のような、バットの親玉みたいな木の棒がある。




こんなもので殴られたら、頭蓋骨はひとたまりもない・・・

先生に尋ねると、鋭い目つきで私を一瞥し、
これは振り棒で、素振りの稽古で使うんだ。
5Kgしかないから片手用だよ。
と、手渡してくれた。

素振りをしようと持ちあげるが、とても片手では振ることができない。
両手でも無理だ。肩を痛める。

先生に渡すと、事も無げに片手で振り始める。
凄すぎる・・・

目が点の私に、練習すれば直ぐにできますよ。
と、力も多少使いますが、身体に気を通してやれば簡単なんです。

んん・・・!

合気柔術の師範と同じような事をおっしゃる。

そして、おもむろにしっかり踏ん張って立って下さい。
と私を立たせ、
力で押すと・・・ びくともしない。
気で押すと・・・ 危うく後ろの壁に激突するところだった。

この人もまた武術の達人だ。
先生は合気という言葉は使わず、気とおっしゃっていたが、
同じもののような気がする。
極めている人は、同じような力を身につけているのかもしれない。

感動して半分口を空けていると、さあ、始めましょう。
と座礼をして活法の稽古に移る。

先週習った、骨盤調整(立位・仰臥位)と、膝裏の拘縮調整。
概略は覚えており何とか行えたが、
受者の誘導、呼吸、関節の極め(密位)、導引、力の加え方、丹田意識
など、形だけではなく効かせる方法を教示して頂く。

そして、今日は足首の調整3種類を新しく稽古する。
これは、足首を内側に捻挫した場合に即効性があるという。
古武術から生まれた活法ならではの技だ。

その場で完全に治すことはできないが、歩けるようになる。
軽い捻挫なら、走れるようにもなる。
正に、戦場では必須の技だ。

次に、脊椎の調整。
脊椎の歪みを調整しながら、椎間板に体液を還流させ
椎間板ヘルニアの予防・改善につながるという技。
腰痛の予防・改善にもなる。

まず、自分で調整する方法。
背骨や腰が温かくなる。

そして、相手に施す方法。
自分で調整するのと術理は同じだ。

続いて、乱調切断という恐ろしげな技を4種類。
これは自律神経を整える技で免疫力も増加する。

同じような症状や部位に対する技は3種類以上ある。
もう既に13種類の技を稽古している。
実に多様で実践的。

半ば混乱している私に、何回も同じ技を繰り返さないと上達はしない。
身体に覚えさせれば一生使えますよ。

と、穏やかな口調だが鋭い眼差しで私に言い含める。

次回の稽古日の確認をして終了。

とても濃い内容の稽古でした。
ありがとうございます。


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もりの古武術活法研究会
http://morino-kobujyutu.jimdo.com/


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合気柔術稽古

2016-09-12 | 武術・武道・鍛練
一般的に知られている合気道。
その源流となる武術より分派した、新しい流派の古武術がある。
合気道とは兄弟関係といえる武術、合気柔術の稽古に参加する。

古武術活法会で稽古している武術も源流は同じだ。

緊張し、堅くなっている。
最寄りの駅で下車し、道場へ向かうが一向に辿り着けない。
もうすぐ稽古の時間になってしまう。
慌てて住所と地図を確認すると、道を間違えている事に気が付く。

道場へ電話連絡をすると、
師範と思われる男性がでて、優しく笑って対応して頂いた。

10分ほど遅れて道場に到着。
そこは、ご自宅・仕事場・道場を兼ねた建物だった。

呼び鈴を押すと直ぐに師範が顔を出し、
ニコニコしながら道場に案内してくれた。

入会手続きをし、着替えを済ませると早速稽古。
師範と私のマンツーマンだ。

まずは開脚のストレッチ。
身体が堅い私には辛い体制だ。
ストレッチをしたまま、お互いに自己紹介。
私の武道歴や入会の動機、どこでこの道場を知ったか等。
師範は、道場やご自分の事、通ってくるお弟子さんの話等。
同じ体勢で20分程会話をし、
緊張している私の心と身体をほぐしてくれた。

さあ、始めようか! という師範の声。
まずは基本の合気上げ。

お互いに正座をして向かい合い、膝の上に置いた両手を押さえてきた。
腕を上げてみなさい・・・

びくりともしない。
では、私の腕を思いっきり押さえて。
まずは力でやった場合・・・ やはり師範は私を上げられない。
では合気を使うと・・・
不思議な事にスッと上げられてしまう。
もう一度!と言って腕を押さえると、
また軽々と上げられて、コロっと投げられてしまった。

力は殆ど感じられない。

師範は今年で68歳。診た感じは60歳手前。
10歳は若く見えるが痩せていて、とても怪力があるようには見えない。

合気は力じゃないんです。
と説明を受けるが理解ができない。
合気を使えば、自分の筋力の何倍以上もの力を相手に及ぼすことができる。
・・・。
どうすればいいんだろう・・・

感じることです。そして、気付くことです。
・・・。

まあ、今日は初日なので、わからなくて当然です。
じょじょにわかってきますよ。

その後、力で掛けた場合と合気を使った場合で色々な技を掛けて頂いた。
力で掛けた技は、何とか踏ん張ることができることもあった、
合気を掛けられると簡単に投げられ、極められ、激痛が走る。

古武術活法会の稽古で感じる痛みとは別の痛みだ。

さんざん技を掛けられてヘロヘロになったところで稽古終了。

最後にまた
感じることです。そして、気付くことです。
と。

師範の顔が仙人に見えてきた。

合気は是非とも習得したい。
次回の稽古の予約をし、道場を後にした。

知らないだけで世の中は広い。
色々な技があり、強い人がいる。

帰りの電車の中、稽古の内容を思い返す。



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古武術活法会稽古4回目

2016-09-12 | 武術・武道・鍛練
6月から始めた古武術。
今日で4回目の稽古となる。
今まで基本技をやったのは初めの1回のみ。
基礎・基本が無いまま実戦に近い稽古が続く。

道場に着くと、いつもの古武術顔が、
えっと、お名前なんでしたっけ?と

初めて会った時に自己紹介をしたが、
お互いにピリピリしていたため覚えていない。
改めて自己紹介。

Iさんは真面目にコツコツタイプ。
一緒に組んで稽古する事が多いと思ったら、
道場生は50歳過ぎの先輩が多く、
古武術顔のIさんは何時も物足りないらしく
私となら充分稽古ができるらしい。

ありがたいことです。

彼は本当に技を修得したいらしく、
休みなく身体を動かしている。
どうやら稽古に関しては私と気が合うようだ。

今日の稽古も実戦的。応用の技中心だ。

初心者は、私と前回来ていた身長180cm以上あり体重も100kgを超えている巨漢の男。
スポーツ刈りで拳にタコがある。
巨漢は警備会社に勤務しているらしく、見るからに強そうだ。
師範や先輩に技をかけられてもあまり痛そうな顔をしない。

力も体力も半端ではない。

皆、自然と巨漢と稽古するのを敬遠している。

和道流の稽古着を着ている私に話しかけ、
空手の流派とは知らずにか、和道流も投げ技や関節技が中心何ですか?
と。

私は空手着を持ってはいるものの、
稽古は殆どやっていない。
和道流の技の体系も真髄も知らない。
ただ、付き蹴り受けの基本練習しかしたことがない。
等と、自己紹介を兼ねて話していると、

そんな少しの会話も古武術顔のIさんは、
ガマンできないらしく、私に技をかけてくる。

しょうがなく巨漢は離れていき、
私と古武術顔のIさんは稽古に没頭する。

応用・実戦的な技の稽古がひと段落し、
Iさんと基本技を復習。

復習と言っても、私は初日に一度習っただけ。
しかも、ほぼ投げられていただけなので、
技をかけたのは1・2回。
基本・基礎が重要だと考える私とIさんは、
やはり稽古では気が合う。

時間切れのため基本技は3つしかできなかったが、
なるほど、実戦的な技が理解しやすくなった。

それを見ていた師範は、
来週は基本技をみっちりやってみるか!と・・・
残念ながら私は参加できない。

次回参加したときに
また、Iさんに教示してもらおう。

4回目の稽古で動きがだいぶ見えてきた、
理解できるようになってきた。
イメージトレーニングと体捌きの一人稽古ができそうだ。

ありがとうございます。


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古武術整体(活法)稽古

2016-09-07 | 施術・整体・活法
いよいよ、古武術の裏技といわれる活法の稽古を始めることに。

活法は言わば整体の源流で、古武術で相手を制する殺法とともに、
戦場において、傷ついた体は一瞬でも早く動かせる状態に戻す必要から生まれた。

すぐに戦えなくても逃げる体は必要で、すぐに治らなくても動ける体が必要。

また、活法には「治す」という概念がなく、
動けるようになることで、結果的に「治ってしまうもの」と考える。

今日は初日という事もあり、早めに稽古場へ。
そこは何と、先生のご自宅。
殆ど荷物を置いていない6畳のリビングにマットを敷いた道場だ。

先生は白髪で、60歳を超えていて、
右からの攻撃を受けてか、鼻が左に曲がり少し潰れている。
口調は優しいが眼光は鋭く、身体に隙がない。

緊張のまま自己紹介と入会手続きを終え、早速稽古に移る。

先生と私のマンツーマン。

まずは骨盤の調整法。
腸骨稜の高さを診、高い方が脚が外旋しているという。
肩幅に足を開いて自然に立つと、なるほど、確かに足先が外に向いている。
立位で前屈動作を用いて調整。
ほんの1~2分で腸骨稜の高さも、足先の向きも整ってしまった。
凄い。

私の場合は骨盤変位が少ししかなく、腰痛にまで発展していないので
直ぐに調整ができたが、立位で調整できないほど変位を起こしている場合は
仰臥位での調整が必要になる。

仰臥位で足先の外旋を検査。
更に横臥位で筋力検査。変位がある方は力が入りづらい。
再び仰臥位で調整を行う。

調整後は直ぐに手を離さず、調整したエネルギーを保存するため、
面から線、線から点と徐々に手を離していく。
調整後は必ず深呼吸。

再び仰臥位での検査と、横臥位での筋力検査。
変位が整い、筋力もバランスがとれた。
この間3分ほど。
凄い。

そうこうしているうちに、先輩が2名いらっしゃる。
内心ほっとしながら自己紹介。

Hさんは鍼灸師、Sさんは整体師として働いている、
現役のプロだ。

先輩お二人にとっては復習となる骨盤調整の稽古。
三人で順番に練習する。

次に、膝裏の拘縮を取る技。
膝裏も腰痛に関係がある部位だ。

その後、私が五十肩気味ということで、
簡単な調整法を2つ教えて頂く。

どの技も、短時間で直ぐに動きが良くなる。
これが活法だ。

最後に、先生が行っている気功のやり方を
教えて頂き、無事初回の稽古が終了。

あっという間の2時間だった。
緊張と、慣れない床での施術に疲労が襲ってくる。

今日は活法の世界を垣間見て、その素晴らしい効果を実感する事ができた。

実際に自分の施術にどう取り入れるか。
少し工夫が必要だ。
その為には、習った技を熟練する必要がある。

次回の稽古が楽しみです。
ありがとうございます。



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整体師認定証

2016-09-05 | 施術・整体・活法
先日受験した整体師の認定試験。
正式に合格し、認定証が交付された!

目指していた整体師に、やっと認定されました。

認定証が交付されたかといって、自分が劇的に変わったかといえば
何も変わらない。

でも、今まで頑張って来た事を思い出すと、じわじわ嬉しさが
湧きあがると共に、整体師としての責任の重圧に身が引き締まる思いです。

施術の修行を始めたのは2013年12月の末日近く。
店の雑用の合間に先輩から技術を教えて頂く日々。
他の仕事に軸足を置いていたため、店に出られるのは週2~3日。
しかも、店が忙しくなる夜の時間帯の2時間のみ。
その2時間の内、技術練習ができるのはわずか10~15分。
その他の時間は、掃除・洗濯・受付業務・チラシ配りと忙しい。
先輩スタッフが施術しているところを見て技を覚えることもできない。

2014年3月後半。
約3ヶ月間雑用の合間に練習を重ね、お客様に施術をさせて頂くようになる。

今考えると、そんな環境で良く技術を覚えられたもんだと我ながら感心する。
でも、覚えた技術は未熟そのもの。
お客様からクレームが来るのも当然だった。

2014年9月。
技術向上のため、整体師の通信講座を受講を始める。

そんな中で、経験を積みながら、足つぼ(フットリフレ)や頭・顔の施術の練習を行い、
店長から技術の合格を頂き、お客様に施術をできるまでになった。
ハンドリフレはもう少しで合格というところまで来ていたが、
軸足を置いている仕事が忙しくなり、いったん保留に。

2015年4月の後半。
その店で修行を始めてから1年4ヶ月。経験を積みながら他社の研修に参加。
土曜日と祝日を利用してみっちりと技術を学ぶ。
丁度ゴールデンウィークだったため、集中して勉強する事が出来た。
そして約1ヶ月半後の6月に新しく契約した会社の店舗で施術を開始。

2016年1月。
整体の学校で初めての実技研修。
プロとして施術を行ってきたという意地があり、
学生に負ける訳にはいかない・・・
と、もてる技術を駆使したが、
体系的に細かく指導されている先輩たちのレベルの高さに自信を失う。

2016年2月。
半年ほど2つの店舗を掛け持ちしていたが、
新しく契約した店舗に集中し、整体の勉強に力を入れる事に。
約2年間お世話になった店を長期休業ということで一度離れることにした。

2016年6月。
リラクゼーションセラピスト2級の試験にチャレンジし、7月に合格発表。
整体師の資格へ弾みがつく。

2016年7月後半
2回目の整体実技研修を受講。
そして、8月に3・4回目と続けて整体実技研修を受講し、
8月末に認定試験。

施術の修行から2年9カ月。
振り返ると長かったようであっという間に過ぎ去った。

整体師として、自覚を持って、丁寧に、一生懸命施術をさせて頂きます。
ありがとうございます。
もっと精進します。




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