今日6月29日木曜日は東京証券取引所に上場している3月期決算企業の過半数にあたる1,003社が株主総会を開催しました。経営統合を目指す阪神電気鉄道と阪急は合併前の最後の総会。過去の決算に不備が認められたレオパレスは新社長が謝罪しました。
また、ゲーム市場で世界を牽引する任天堂は本社のある京都で株主総会を開催しました。その中で2号議案「定款変更」が否決されるという波乱がありました。「定款変更」は、会社法の施行に伴い、今回すべて?の上場企業が議案として盛り込んでおり、議決件数の3分の2以上の賛成を持って可決されるものです。海外から大口の投資家が反対を示したと見られており、今後の配当施策に対して不透明な点があったことから、賛成を得られなかったようです。任天堂は2,006年度3月期配当として、配当性向50%以上の超高配当で注目を集めていますが、今後配当を減らしていく見通しを立てています。
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