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メンデル遺伝の解明

2006-01-31 18:23:31 | Weblog
 メンデルといえば1800年代に遺伝の基本的な法則を突き止めたオーストリア人。特徴といえば、学者ではなく修道院に勤めていた一般人でありながら、世の生物学者が全く想像もしていなかった遺伝法則を解明したことです。

 今では、高校の教科書に当たり前のように出てきています。それが、今さら何?という今回のニュース。その詳細は、遺伝法則の一つ「優性の法則」を化学物質の面から解明したということのようです。優性の形質がでてくるためには、その遺伝子があることはもちろんのこと、一方でもう片方の遺伝子はその働きを失っていなければなりません。一般的な説明では、劣性遺伝子は突然変異によって働きをなくした、というものです。これだけで説明はできるのですが、突然変異の結果別のタンパク質、別の形質がうまれることもあるわけで、優性形質はそれをも上回る効果を発揮するのです。それに対して分子レベルでどうなっているのかがわかっていませんでした。

 当然の事実にも、より詳細な研究が行われている、ということですね。

劣性遺伝子押さえ込む メンデルの法則仕組み解明 (共同通信) - goo ニュース
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