Lumiere Mondiale

パリ在住のピアノ留学生のブログ。

突然ですが

2006-04-22 10:45:31 | Weblog
以前やっていたホームページをそのままの形で再開しました。

この日記もそちらに動きます。

よろしければどうぞ♪

http://1st.geocities.jp/lumieremondiale/

レッスン

2006-04-20 06:57:05 | Weblog
バカンス中だけど 先生(アシスタントの ルサージュ先生)が

演奏旅行に日本に(うらやましい(笑))行くということで、

バカンス後の分のレッスンの振り替えがありました。

この間もあったんだけど、調子が悪くて休んだので、今回はなんとなく

とっても気合が入ってました。私がね。(笑) 


春は毎回どこか悪くなる、それがどうやらストレスのせいだ、

という話を電話でしてあったので 先生はその話に突っ込んできました。

それで10分ほどその話をして・・・

なんだかとても嬉しかった(泣)

生徒の人間としての形成過程に興味を持ってくれる先生というのは

貴重でありがたいもの。

何よりも、やはりバリバリの現役ピアニストだから、よくわかってる。

アドバイスが経験に基づいてるから、説得力もあるし信頼も置けます。

先生が言うには、私は、すごく音楽家なこと(音楽的なものを持っていること)

が外に伝わるんだけど、その音楽的なものが出るときに

なにかが引っかかっていてそのまま出ていない感じがする、

とのこと。

だから、人生でも同じことをしているんじゃない?と先生。

そうかぁ、悩みや思ったことを溜め込んで頑張ってるかもしれない。

意外といろんな事に気を使ってるのかもしれない。(自分で言うな(笑)

どこかにコンプレックスがあってそれが引っかかってるのかもしれない。

うーん。

ピアノを弾いているときは本音で容赦なく外に全部さらけ出しているつもりだったけど、

弾くときも、いろいろ技術的なことやなんかに引っかかってることがあって

それに惑わされて気を遣いすぎてるのかなぁ。

なんだろう。


そして、室内楽を沢山して、ピアノを弾くときに外に耳をむけて、

空間の音と対話をして弾きなさい、と言われました。

彼いわく ソロではうまいけどアンサンブルが出来ない人は結構いるけど、

そういう人はソロのときでも 自分の周囲の中に篭って弾いていて

空間に放たれた音楽を聴いていない、

だから ソロでも空間で音楽できるようになるために、

室内楽で耳の範囲を広げなさい、と。

そうかぁー。

先生の言いたい事わかるなぁ。

ステージなんかで、急に耳がホールの客席から聴いている様な、客観的な耳、

空気と音がよぉく混ざった瞬間ていうのかな、

それを聴いてる耳になることがあって、

きっとそれが一瞬じゃなくなると、人と音楽で対話できるようになると思う。

あーあ、ピアノ弾くってすごいことだー。ピアニストってすごいんだなぁ・・

写真

2006-04-15 07:57:04 | Weblog
久しぶりに写真をアップ。

この間のコンサートがあったお城です。

この地下にあるホールで演奏しました。可愛いお城でしょ!




頂いたお花。

ドレスの赤に合わせて暖色の花束を頂きました。




そして~

ホールを下見に行ったときから狙っていた、街中で見つけたぬいぐるみ。

一目ぼれした私は、本番終わったら買うぞ!と心に決めていました。

「僕は君の新しい友達。汚くなったら洗ってね。」

という札を首にかけていた その名もガー子。(笑 すいません、芸がなくて。)

お尻をぽんと床に叩くと ぐわっぐわっぐわっって鳴くの



もう胸がきゅんとするほど可愛いんだから

ふぅ。

2006-04-14 05:00:35 | Weblog
喉のゴロゴロ、ほぼ、消えてくれました。

2日前くらいから喉のひりひりも始まってきて、コリャどうにかしなければ、と思い

とりあえずヒステリー球という自己診断で

精神安定用の 自然食品のお店のサプリと、喉にシュッとするプロポリスのスプレーを購入。

サプリには マグネシウムとビタミンC,そしてジンセンが入っています。

んで、家に帰りプロポリス(タイムとアニスも配合。)を早速試してみました。

スプレーは試したこと無いけれど うがいをしたことなら以前ありました。

めっちゃくちゃしみるんです!!!!!!

このスプレーは患部にもっと直接当たるので それはそれはもう痛い。

ひぃぃぃぃぃー!と言いながら 涙がポロリ。

なんと!その一発で喉のボールが消えたんですよ。

ストレスが喉の痛みに気をとられたんでしょうか(笑)

その15分後くらいにまた少し出ましたけど、あの消え方にはびっくり。

意外な治り方でした。

今日はもうほとんどゴロゴロは無いけど、今度はイガイガ

どちらにしろ胃酸が逆流したり ストレスをためているというのは事実のようなので

いつも飲んでいるビール酵母(ビタミンB)のサプリに加え 昨日買ったサプリと、

恵命我神散(けいめいがしんさん)(とってもいい胃薬!)も続けてみます。



そうそう、バカンス中、マルセイユにまた行けないかなーとたくらみ中。(笑)

というのも、マルセイユ音楽院でお世話になった先生が

スタインウェイのBを持っていて、売りたいらしいのです。

私のプライベートの先生もそのピアノを良く知っていて、とてもいいピアノらしいのです。

バカンスがてら、試弾に行こうかなとv

マルセイユで待ってる友達も沢山いることだしぃ

だから、その前にメシアンちゃんとものにしないと!

他の曲も、ちゃんと仕上げないと!!!

健康第一。

2006-04-11 07:41:22 | Weblog
今日はなぜか3時ごろまでは喉のゴロゴロ(笑)がとても軽くて

練習にしっかり集中できました!

夜になってまた辛いんですけどね・・・・やっぱり検査してもらおっかなぁ・・・

1年ほど前からのどの気になる症状もあるし。

むぅ~

一病息災で、大好きなお酒と辛いものを加減することを決心。



さて、メシアン、形が見えつつありますよ!!

やっぱりこの曲カッコいい。

どうやって生気を吹き込もうか考えながらの練習はわくわくします。

ところで、スーパーピアノレッスン、みましたか?

まだ誰からもみたって聞いてない!

またもや。

2006-04-07 05:38:11 | Weblog
フランスお得意のバカンスでございます。

明日で授業は終わり、2週間の休みです。

1ヵ月半学校に行くと2週間休み、これ本当に、慣れません。w

バカンスが終わったときに、すでにあと6週でバカンスなのですから・・・・


今回はアシスタントの先生はバカンス明けにいないそうで、

その分をバカンス中に振り替えてくれるそう。

試験準備期間に入るのでありがたいです。


あーぁ・・・。実は苦手な春がやってきました。

ハルのクセに・・っていわないで。w

毎年、必ず春に何かと体調を崩すんです。

気分がすぐれませんねー。

毎年鬱気味になるし 去年なんか胃潰瘍疑惑で胃カメラのみましたから・・

まさか十代で胃カメラのむとは思いませんでした。w 結局胃炎だったのです。

今年は おとといあたりから、喉の奥に何かあるような つっかえた感じがあります。

これストレス性なんですよねー。前もなったことが。

病院いっても 何もないけど治らなかったらカメラ入れなさいっていわれました。

むーん、もうあんな野蛮な 麻酔なしの胃カメラは死んでもやりたくない。。。

ストレスためてるようなことしてる気は全く無いんですけどねー。

そういう人ほどためてるようで。

いつもめげないようなことも春はめげます。なんでだろうー・・

しかしこの一年間、長年付き合ってきた完璧主義もうまい方向に崩れてきてくれていて

私は私で、それ以上でもそれ以下でもなくて、いいところと悪いところがあって・・

って認められてきているので、その分楽になりそうです。

これってすごい進歩。

自分を自分として認められるって、

傲慢で意地っ張りで欲張りな私には考えられませんでした。

誰に優等生であることを強いられているわけでもないのに、

誰よりも自分が完璧でいることを求めていて 

しかもどんなに完璧になろうともきっと満足しない、

ストレスの元凶が染み付いていたんですね。

でも、向上心と、今の状態に満足して感謝することの区別が、

やっとついてきました。



地道に地道に・・・

秀才

2006-04-05 06:58:39 | Weblog
この間、友達がコンクールのファイナルに出場する、ということで

聴きにいってきました!

しかも、ピアノ専門の友達がただのコンクールのファイナルにいったんじゃあなくて、

フランス中でも片手の指に余裕で入るパリの超エリート大学院(合格率ン十倍)に、

双子の姉妹2人ともで通っている友達が、デュオ(ピアノとチェロ)で

コンクールを受け、そのファイナル3組に残ったというので、聴きにいってきました。

いんやぁ、そんな学校行ってるだけですごい忙しそうなのに、

コンクール受けるなんて。

そのコンクールは国立エリート校の生徒限定のコンクールだったのですが、

みんな難曲を音楽学生顔負けのレベルで弾くわけですよ。

しかもその双子ちゃんの特に仲良くしているピアノの子のほうは、

ソロの小さいコンクールも受けて、そっちで2位を受賞したので

次の日にサルガヴォーで受賞者コンサートに出演。

ひー。

そして、何とその2日後2人は政治のスピーチのコンクールに出て、

ピアノの子のほうは1位、チェロの子は2位取ったんですって。

信じられまへん。

スーパー双子姉妹ですな。

彼女たちは年は上だけれどマルセイユ音楽院の後輩で、その関係で友達になったのです。

ピアノの子は今年卒業。卒業試験の課題曲も発表されたらしく、

勉強をしながらそれを準備するわけです。

信じられん・・・・

学歴が高くて音楽を本格的にやっている人はよくいますが、本当に尊敬します。

ピアノしかやってないくせにひーひーいってる場合じゃないな、と思わされますね(笑)

ピアノのコンクールの受賞者コンサートの翌々日に

政治のスピーチのコンクールで優勝・・・

かっこいーーーぃ  励まされます!! おめでとー

モケット掃除

2006-04-03 04:42:48 | Weblog
今日は日曜日を返上して、部屋のモケット(部屋中に敷き詰めてあるじゅうたん)

のお掃除をしました。

私の部屋は、コンサート前は必ず 普通に歩けないほど汚くなること必至。

ちょこっとの片付けの気持ちの余裕がないんですね。

そしてあれからそのままだった(笑)私の部屋の床のものをどけ、掃除機をかけて、

買ってきてあったモケット掃除用のスプレーをシューッッ。

これが面白いの!クリスマスのガラスのデコレーションみたいに、白い泡の線になるから

わーいvってなっちゃって 大人げなく落書き。(笑)

それをぬれたスポンジでしみこませるとより強力になると書いてあったので、

雑巾がけの要領で、奥から少しずつ拭いていきました。

そのうち落書きする余裕もなくなり、ぜいぜい。(笑)

ここに、年が出ますね。(笑)

部屋の半分が終わり、そして1時間ほど放置。

その間に部屋の半分にたまったもの達を整理。

またお天気で掃除日和だったんだな~

私の部屋は、南向きで最上階なので日がばっちり入って、

壁もモケットも真っ白なので非常に明るくて、気持ちがいいのです。

窓を開けても気持ちいい気温だし、楽しかったー。

ちなみに、掃除のときは、ポップスかネットラジオをかけます。

クラシックって掃除する気なくなりませんか?w

その後乾かした部分に再度掃除機をかけ、もう半分に取り掛かり、

終わってみるとすっきりさっぱりいい気分v

家事で一番好きなのは掃除です。(その割に汚いけど(笑))


でも絶対、あるんですよね、どこにしまうか決まってないもの。

いっつもこれをどうしたものかと思うんですが。

でも、それがみんなあるから物置や納戸があるのかな。。。

どーしよっかなぁー

デモ

2006-03-31 04:20:43 | Weblog
フランスのデモ、大ニュースになってるようですね。

私の住んでいるところの近くの某広場からも、デモの様子が聞こえてきます。

ピーポーピーポーも最近とても多いです!!

だからといってこれといった被害はこうむっていなくて、

このあいだの全国一斉ストのときに 郵便局で切手も買えなかったくらいですw

フランス人の団結力って言うのは本当にすごいですね。

これは 経済格差と、国民性のなせる業だそうですよ。

今回の問題、政府も譲らない方向らしいですが、どうなるのでしょうか。

フランスは雇用した側はほとんど解雇できないというシステムになっているらしく、

以前知り合いの社長が解雇の大変さについて少し話してくれました。

学生も自分が就職したら安定して安心したいのもわかりますが、

もう少しそこをフリーにしなくてはだめだ、という声も上のほうから上がっているらしいですね。

私はよくわかんないけど、解雇できないというのはおかしいかと。

だって、不真面目や不謹慎や もっとひどいのも しょうがないなぁ で

同じ給料で同じ安定はおかしいですよね。

フランスの労働時間、週35時間というのも もちょっと働けよ!!

つくづく特殊な国です。

んで結果、私は政府側だねどっちかというと。

これでフランス人もちょっとはやる気を出す・・・ことを願う。みたいなw


今度の火曜日また一斉ストだって噂。

授業なくなるかなー(音楽史の2時間の授業なくなるかなー(笑)

2006-03-29 21:45:22 | Weblog
終わって帰ってきて昼酌してるところです~v

練習したことが比較的気持ちよく出せました。

苦手なドビュッシーに、近づけて、嬉しかったです。

それも 生まれ故郷での舞台、光栄でした。

一番苦手な、純キレイ系の(笑)月の光や亜麻色も、気持ちよく入ることが出来ました。

幼稚園生の子供たちはね、ゴリウォーグのケークウォークで

けらけら きゃはきゃは くすくす 実にかわいらしく喜び笑っていました。

ああ、このリズムが楽しいんだーって思って、

(後でその子たちの先生がやっぱりそうおっしゃってました)

ドビュッシー、子供のために作った音楽で、子供たち喜んでるよ!!

って思いながら 私もニコニコしながら演奏してしまいました。

しかしヴォロドスはなんだかんだいって危ないですね、ハイ。(笑)

依頼主さんも心から喜んでくださっていて、

もう・・・本当に涙が出そうになって・・・とおっしゃって下さって、

それが本当に何よりもの演奏者冥利に尽きる言葉でありました。

朝も起きられて、良かったー(笑)

軽いうつ病だったとき以来、睡眠薬を半錠飲みました

睡眠薬って記憶力に悪いらしいので怖いから半錠・・w

ま、それでもあまりよく眠れませんでしたけど。w


今日から、ハイドンのソナタ、バルトークの室内楽の譜読みに

ラフマニノフのエチュードと黒ミサを引っ張り出すこと、

なんといっても メシアンの 喜びの精霊のまなざしを物にしなくては!!