
時代劇の嘘と西洋かぶれそして明治政府の徳川政策等から暗黒の時代みたいに思われる江戸時代?(大袈裟だったかな)ですが余裕のある庶民は諸外国では想像も出来ないくらい旅行に出掛けられたようです。我が町藤沢の江ノ島にもその痕跡が残されています。お詣りするだけでなく境内の石碑を見て下さい。江戸時代に寄進されたモノも散見します。


八幡屋さんは日本で始めてブリキ缶の七味を販売したので同様の竹製の容器は見付かりませんでした。(瓢箪の入れ物は三社共にあります。)

それでも旅行に行けるのは一部の余裕のある人ですから浮世絵等で情報を見ているだけです。当然、お土産品が欲しくなります。でも、徒歩での旅ですから何週間も掛かります。生ものは駄目、重いモノかさばるモノも駄目となれば七味等は最高のお土産品です。紙に刷られた浮世絵もそうでしょう。(現代なら写真)

江戸時代後期から明治時代の識字率が世界一なのも当時から日本人の教育熱心さが伺えます。

江戸時代後期から明治時代の識字率が世界一なのも当時から日本人の教育熱心さが伺えます。

浮世絵や瓦版は今で言うインターネットだったのでしょう。

お蕎麦やうどんに七味を振り掛けて食べながら昔を思うのも悪くないです。
僕個人の予想ですが八幡屋さんが1番進んでいるように思えました。何方も老舗ですが各種のコラボ商品は八幡屋さんがネットでよく見ます。ガラムマサラとかの派生商品も扱ってます。ブリキ缶にオリジナルのプリントもやってます。(個人相手の少数から)結婚式の引出物とかお店のオープン記念品とかにも使えそうに思えました。前に歌手の人が京都の七味(七味屋さんでは無かった)をコンサートのグッズとして販売していると言う話しも聞いたことがあります。