さて、前回の和田長浜海岸行から一週間。
今度は同じ神奈川県三浦半島の付け根に近い、逗子海岸に行きました!
振り返ってみて、我ながら、このペース完全に両足を突っ込んでいますね。何かにハマリ始めたときの幸福な勢いがある(笑)。本当に、次の休みが待ち遠しくてたまらなかった記憶があります。「海行きたぁぁぁい」と思いながら仕事してました。
逗子。遠い北国からの上京モンであるなそりにとっては、心の距離が遠い地名。
イメージ的には昔からの保養地で、海沿いの明るい感じがして。マリーナとかマリンスポーツとかビーチとかカタカナの似合うリア充なお洒落タウンなんでしょサーファーの方とかアロハシャツの方とかが闊歩してるんでしょ(←偏見)。怖い……すみませんでした……と最初から腰が引けるようなところでした。
しかし、ネットで調べたら、逗子海岸では「桜貝が拾える」らしいではないですか!
何それ行きたい!
あれですね、貝殻に限らないのでしょうが、何かを好きになったことで未知の土地が急に親しくなるのって、面白いですね。なそりは貝殻にハマらなかったら、交通事情や地理的に見れば近くても一生行かなかったであろう場所に、ここ半年でバンッバン踏み込んでおります。
今回も京急線にて、一路、新逗子駅へ。
逗子は道がなかなか複雑です。
住宅地の中へ入ってしまうと目印がなく、大きな道も細い道も「まっすぐ」でない。先が見通せなくて結構不安でした。初めてなら、JR逗子駅からメインストリートを下って海岸へ向かうルートのほうが分かりやすいかもしれません。路地に迷い込んで探検したりするのも楽しいと思うんですが、潮目もあるしね! まずは海岸までたどりつかねば!
というわけで、少々迷いましたが、何とか海岸に到着ー。
逗子海岸は小さな弧を描く砂地の浜。
地図で見ると、森戸や葉山の浜よりもちょっと引っ込んでいます。左手に河口があり、その向こうはマリーナ。
晴れていると富士山がくっきり見えてすごくいい眺めです。


砂は非常に細かいです。
逗子で拾った巻貝からは、洗浄・乾燥させた後になっても、分類用ビニール袋に入れて振ると少しずつ砂が出てきました。カニモリガイとかの奥に入っちゃってるのはコツコツ紙の上に落としても取りきれないようで、見るたびに袋の端に粒が増えており「まだ? まだあるの?」って感じです。
貝殻は、波打ち際に繊細な貝溜まりができているところや、左手の突堤下などで探しました。
犬の散歩やお子さん含む家族連れ、ウインドサーフィンやシーカヤックなどなさっている方、ランナー、お散歩、観光客らしき人もローカルの人も。冬でも逗子海岸は常にかなりの人出がありました。が、なんとなく良い距離感があって、「何してる人もここに居ていい」みたいな空気でした。個人的には「不思議なくらい貝殻拾いしやすいところ」という印象です。夏場はまた違うかもしれないけど。
初めてでちょっとだけビーチコーミングっぽいことしてみたい人にはお薦めできる場所!

キサゴ・ダンベイキサゴ・イボキサゴが非常に多い。大きいのがコロッと落ちていたりもしますが、小さいとか芯だけまで削れたのとかがとにかくたくさん。
カニモリガイなど細い巻貝もよく見ます。タカラガイは少ない。
沖や左右が磯の浜とは異なり、砂地が海の中でも続いている場所では、このような打ち上げになるとの情報を、後から書籍で読みました。こういう、実際に海に潜らなくても沖がどうなっているのか推測できるのって、すごく面白いですよね……。観測して見えないところのことを知る、というのはとても理系っぽい営みだなぁと思い、ド文系のなそりはきらきらしてしまいます……。
細かいものがいっぱい写ってる写真好きな方へ。
桜貝ありますね。でも、波打ち際の砂地に落ちて濡れている桜貝はものすごく見にくくて摘まみにくい……ぐぬぬ

桜貝と並んで「逗子に来たらこれが拾える!」ヤカドツノガイ。
真っ白だけどうっすら光を透かす独特の硬質感。さまざまな大きさ、曲がり具合があり、無限に拾いたくなります。

あなたは何種類「あの貝/ウニ/フジツボのあの部分ぽい」って推測できますか??

この日は午前10時から午後3時過ぎまでみっちり拾いました!
逗子の収穫物は薄くて壊れやすいものがあるので、是非プラスチックの容器などを用意して臨んでくださいませ。
私はハリボーベアグミの丸い容器(三分の一くらいのところでぱきっと蓋が開きます)にラップをちょっと切ってくしゃくしゃ入れてクッションにしたものを手に持って、しゃがんでガン見します。膝・腰にきますのでこまめに伸びを(笑)。
乾いているところではサラサラのフワフワ、濡れているところではジンワリマットな砂地ですので、荷物や靴がダメージくらう可能性も地味に高いです。汚れてもいい、またはバンバン叩いて砂を払える身軽な格好で!
砂浜からは道路に上がる/トンネルをくぐるで道に出ますが、
海岸沿い道路はビッシリ飲食店やマンションや施設が並んでいて、何気に街側へのルートが少なく、「あれっここからだと結局また端まで歩かなきゃならなかったり?」して体力を消耗します(ていうか、私がした)のでご注意。
おまけ:
このとき以来、何度か逗子行きを重ねておりますが、新逗子駅近くのモーモーズで、ほぼ週代わりソフトクリーム食べるのが定番になりつつあります。寒い日はガチ震えますがさっぱりでおいしいー。
お土産は海亀焼きとミサキドーナツが大好きだー!
今度は同じ神奈川県三浦半島の付け根に近い、逗子海岸に行きました!
振り返ってみて、我ながら、このペース完全に両足を突っ込んでいますね。何かにハマリ始めたときの幸福な勢いがある(笑)。本当に、次の休みが待ち遠しくてたまらなかった記憶があります。「海行きたぁぁぁい」と思いながら仕事してました。
逗子。遠い北国からの上京モンであるなそりにとっては、心の距離が遠い地名。
イメージ的には昔からの保養地で、海沿いの明るい感じがして。マリーナとかマリンスポーツとかビーチとかカタカナの似合うリア充なお洒落タウンなんでしょサーファーの方とかアロハシャツの方とかが闊歩してるんでしょ(←偏見)。怖い……すみませんでした……と最初から腰が引けるようなところでした。
しかし、ネットで調べたら、逗子海岸では「桜貝が拾える」らしいではないですか!
何それ行きたい!
あれですね、貝殻に限らないのでしょうが、何かを好きになったことで未知の土地が急に親しくなるのって、面白いですね。なそりは貝殻にハマらなかったら、交通事情や地理的に見れば近くても一生行かなかったであろう場所に、ここ半年でバンッバン踏み込んでおります。
今回も京急線にて、一路、新逗子駅へ。
逗子は道がなかなか複雑です。
住宅地の中へ入ってしまうと目印がなく、大きな道も細い道も「まっすぐ」でない。先が見通せなくて結構不安でした。初めてなら、JR逗子駅からメインストリートを下って海岸へ向かうルートのほうが分かりやすいかもしれません。路地に迷い込んで探検したりするのも楽しいと思うんですが、潮目もあるしね! まずは海岸までたどりつかねば!
というわけで、少々迷いましたが、何とか海岸に到着ー。
逗子海岸は小さな弧を描く砂地の浜。
地図で見ると、森戸や葉山の浜よりもちょっと引っ込んでいます。左手に河口があり、その向こうはマリーナ。
晴れていると富士山がくっきり見えてすごくいい眺めです。


砂は非常に細かいです。
逗子で拾った巻貝からは、洗浄・乾燥させた後になっても、分類用ビニール袋に入れて振ると少しずつ砂が出てきました。カニモリガイとかの奥に入っちゃってるのはコツコツ紙の上に落としても取りきれないようで、見るたびに袋の端に粒が増えており「まだ? まだあるの?」って感じです。
貝殻は、波打ち際に繊細な貝溜まりができているところや、左手の突堤下などで探しました。
犬の散歩やお子さん含む家族連れ、ウインドサーフィンやシーカヤックなどなさっている方、ランナー、お散歩、観光客らしき人もローカルの人も。冬でも逗子海岸は常にかなりの人出がありました。が、なんとなく良い距離感があって、「何してる人もここに居ていい」みたいな空気でした。個人的には「不思議なくらい貝殻拾いしやすいところ」という印象です。夏場はまた違うかもしれないけど。
初めてでちょっとだけビーチコーミングっぽいことしてみたい人にはお薦めできる場所!

キサゴ・ダンベイキサゴ・イボキサゴが非常に多い。大きいのがコロッと落ちていたりもしますが、小さいとか芯だけまで削れたのとかがとにかくたくさん。
カニモリガイなど細い巻貝もよく見ます。タカラガイは少ない。
沖や左右が磯の浜とは異なり、砂地が海の中でも続いている場所では、このような打ち上げになるとの情報を、後から書籍で読みました。こういう、実際に海に潜らなくても沖がどうなっているのか推測できるのって、すごく面白いですよね……。観測して見えないところのことを知る、というのはとても理系っぽい営みだなぁと思い、ド文系のなそりはきらきらしてしまいます……。
細かいものがいっぱい写ってる写真好きな方へ。
桜貝ありますね。でも、波打ち際の砂地に落ちて濡れている桜貝はものすごく見にくくて摘まみにくい……ぐぬぬ

桜貝と並んで「逗子に来たらこれが拾える!」ヤカドツノガイ。
真っ白だけどうっすら光を透かす独特の硬質感。さまざまな大きさ、曲がり具合があり、無限に拾いたくなります。

あなたは何種類「あの貝/ウニ/フジツボのあの部分ぽい」って推測できますか??

この日は午前10時から午後3時過ぎまでみっちり拾いました!
逗子の収穫物は薄くて壊れやすいものがあるので、是非プラスチックの容器などを用意して臨んでくださいませ。
私はハリボーベアグミの丸い容器(三分の一くらいのところでぱきっと蓋が開きます)にラップをちょっと切ってくしゃくしゃ入れてクッションにしたものを手に持って、しゃがんでガン見します。膝・腰にきますのでこまめに伸びを(笑)。
乾いているところではサラサラのフワフワ、濡れているところではジンワリマットな砂地ですので、荷物や靴がダメージくらう可能性も地味に高いです。汚れてもいい、またはバンバン叩いて砂を払える身軽な格好で!
砂浜からは道路に上がる/トンネルをくぐるで道に出ますが、
海岸沿い道路はビッシリ飲食店やマンションや施設が並んでいて、何気に街側へのルートが少なく、「あれっここからだと結局また端まで歩かなきゃならなかったり?」して体力を消耗します(ていうか、私がした)のでご注意。
おまけ:
このとき以来、何度か逗子行きを重ねておりますが、新逗子駅近くのモーモーズで、ほぼ週代わりソフトクリーム食べるのが定番になりつつあります。寒い日はガチ震えますがさっぱりでおいしいー。
お土産は海亀焼きとミサキドーナツが大好きだー!
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