今年もやって来た7月19日
28回目の命日
玄関で薫壽堂の香水香を焚き...
自分の部屋では昨日買った山田松香木店の華月
この香りを感じながら考え方改まったし、ひとつの決意が出来た
人一倍、行動力あってフットワークも軽いと周りに良く言われるあたしだけど亡母は、その比じゃない
今の、あたしの年齢で父を説得し数千万のローンを組み土地を買い注文建築で家を新築した
あたしを立派な家から嫁に出したいと、それだけの理由だ
平成の初め頃で景気良かったとは言え50オーバーで1千万単位の借金抱えるって当時の親年齢になった今どれだけの事か実感として分かる
体力的にもキツくなって来るし子供に手も、お金も掛からなくなり自分達の余生を楽しめる時が、やっと来たって時期だったろうに...
躾にこそ厳しかったけど根っこの部分では今になってみると優しかったなぁって思える
あたし何の為に生きてるんだろうって時々思う事あった
もう年齢的にも落ち着かないとなぁって守りの体勢になりつつあった
でも今日の命日寸前に気付いたし決意した事
志し半ばにして命絶たれた親の為にも何が何でも、もっともっと生きようと!!!
幾つだから落ち着かなきゃなんて事ないのに、いつの間にか全てに消極的になっていた
クレドポーのマッサージクリームで顔をクルクルやってた母の姿を思い出す
いつまでも綺麗でありたいバイタリティ溢れる自分でいたい
あの母に負けない位...
亡くして28年過ぎて、やっと消化出来た気がする
今日からONもOFFも心新たに頑張ろう
そして来年の命日には良い報告が出来るように...
12月に父親の命日もあるけど母とは女同士故か小さい頃から、ずっと衝突し合っていて穏やかに話せるようになったのは、あたしが親元離れて数年経ってからだったから、これからって時だったし...正に孝行したい時親は亡しの状態
御香はKちゃんへの御飯って意味合い以外に、ふた親への懺悔も含まってる
6年前の震災で今だ行方分からずの知人への無事を祈る気持ちも込めて今日も御香を焚く
明日も明後日も来週も来月も来年も、その次の年も...